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【乳がん治療】放射線治療

乳がんの手術の次は、放射線治療だった。
放射線治療は、短時間で終わるけど毎日同じ時間に
受けなければいけない治療で、かなりめんどくさい。

抗がん剤より体へのダメージは少ないけど、
副作用はやっぱりあって倦怠感はそうとうなものだった。

初めにすること

術後、傷が回復したら、放射線科の診察を受け、治療が始まる。
ここでも、治療や副作用について説明がある。

放射線が毎回、正確に当たるようにCTとレントゲンを撮り、
枕のようなもので頭を固定して、何度も何度も位置の調整をして
目印に、皮膚に直接、線を書き込まれる。

油性マジック!

毎回、放射線が正確に当たるように、皮膚に線を書き込まれるのだけど
これ、普通の油性マジック!!
文房具屋さんで買える馴染み深いマッキー 笑

仮で書かれた線は青色。
本決まりの線は黒色。

患者あるあるで、病院によってマジックの色が違うから
私は○○色ー!笑
なんて、会話で盛り上がる。

線は、照射部分によるのだろうけど、何本も書かれる。
それは、歪んだ碁盤の目のよう。。。笑

わたしは鎖骨の少し上から、おへその3センチ上くらいまで。
胸だけでなく、二の腕の裏側にも何本も線を書かれた。

そして、線は、薄くなったら書き足される。
→めっちゃ、くすぐったい!!

古い下着が大活躍

マジックが服についてしまうこともあるから
古い下着や黒っぽいタンクトップだと
色移りしても気にならないので、あると便利!

線は、鎖骨の少し上から書かれてるから、
Tシャツやブラウスだと線が見えちゃう。
ストールで隠す人もいれば、気にせず何もしない人もいると
看護師さんから聞いた。

わたしは、ちょうど冬場だったから
マフラーやタートルネックを着て、カバーしていた。

副作用は?

放射線治療の副作用は。。。
・皮膚が赤くなる(色素沈着)
・かゆみやヒリヒリ感がある
・胸が縮む。ちょっと硬くなる。
・倦怠感
・発熱
・免疫力の低下
・肺炎など
肺炎に関しては治療後半年は起こる可能性があるらしく、
風邪をひかないように気を付けていたかな。

皮膚の赤みは半年くらいは薄っすら残っている程度で、その後は赤みもなくなった。
胸が縮んだ感覚はあまりないけど、左右で硬さは少ーしだけある。

倦怠感は徐々に強くなっていき、15日目くらいが一番キツかった。
徒歩15分の距離が、歩けない!!って日もあり、
途中で休憩したりタクシーに乗ったりだった。

抗がん剤ほどではないものの、ゆるやかにキツい!
残りの治療日数が一桁になってくると、
キツくても喜びの方が大きいから頑張れた^^

毎日通う!

面倒だけど、毎日通わないといけない。。。
しかも同じ時間に。
土日を除いた平日25日間、通った。
祝日はどうなんかな?
私はタイミングよく、治療期間中に祝日が無かったから、祝日に関しては分からない。

治療自体は、待ち時間もなく15~20分程度で終わる。
週に1回、放射線科の先生の診察と血液検査があったので、
疑問や辛い事があればこの時に。
毎日、看護師さんから様子も聞かれるので、安心。

毎日、通わないといけないから、病院は自宅の近くがオススメ!

放射線治療を終えて

治療中は、技師の先生(男性)が二人で、看護師さん(女性)が一人立ち会ってくれる。

でも、「女性の医師がいる」で、この病院にしたのになぁって気持ちが!

抗がん剤に比べると、ものすごい楽だけど、倦怠感は。。。
言葉で表せないほど何とも言えない感覚。

わたしのケースは、抗がん剤→手術からの放射線治療だったので、
ダメージは相当やったし、余計にしんどかったのかもー。

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minako | 公認心理師・乳がんサバイバー
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