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「うちらはマブダチ」届きました!

ついに届きました!
楽しみにしていた「うちらはマブダチ」

さらに重版、おめでとうございます!

ゆっくりじっくり読ませていただいた。

マンガを読んで声を出して笑ったのなんて、何年ぶりだろう。

私にはもう成人の娘が2人いて、2人にも読んでもらいました。

やっぱり声を出して笑ってました。

誰か推しを1人選ぼうと3人で盛り上がりましたが、長女は選べない!箱推し!だそう。

次女はダントツで親分推しだそうです。

私はYちゃん。
初めてXで見たのがYちゃんの回だったから。たった数コマで、すっかり虜に。
さすが「みんなの愛人」(イラ語辞典参照)である。

次女が「へデルとハデルのくだり、神!」と。

イラ語辞典の製本にも驚いた。

長女が専門学生時代に同じように試行錯誤しながら製本をしているところを見ていたので、あの質量を3回も改訂をする労力に感心しました。できれば写真集も見てみたいなぁ。

マゼンダ先生のお話も素敵だった。
育児中も僅かでも手を休めず何かを生み出す。
一生涯アーティストなのだろうと。

娘たちも絵を描く人なので、美大生活?が垣間見えたのも良かったです。

この本を読んで高校時代を思いだしました。

私の高校は一風変わった学校でした。

生徒は全員私服だったので、入学当初は誰が先生で生徒なのか区別が付きにくかった。
バンドマン、スケーター(スケボー持ってる。)、ボディコン…カオスでした。

生徒手帳に「学校には靴を履いて来ること。」と書いてあり、頭の中は「?」だったのだけど、その意味が夏になるとわかった。

学校へ歩いて来られるほど近い生徒が、短パンTシャツビーチサンダルで通っている。

当時ウエスタンブーツやゴローズが流行り、学校へブーツで来る生徒は、下駄箱に入らないので、教室まで持っていく。
移動教室があるたびに、片手にブーツを持ちロン毛を左右に揺らしながら歩く先輩は物珍しかった。

私の学年にも個性的な友人が何人かいた。


合コンで狙った獲物は百発百中。昔の浅野温子ばりに髪をやたらかきあげ、上目づかいが始まったらロックオン。
もちろんバストはチョモランマ。(イラ語辞典参照)


万年家出中。
友人宅に転がり込み、常に金欠。メガネが折れてガムテープで止め、カバンが壊れてコンビニのビニール袋に教科書を入れて登校。


卒業目前に女子トイレ1番奥の個室扉の裏全面に油性マジックで落書き。
アーティスティックな絵を書く奇才。
我が校のバンクシー。


バイク免許を取得後、ひそかにバイク通学(原付ではない。)
口癖は「集団行動は苦手。」
趣味は映画鑑賞。見たい映画は初日に見ないと気がすまないので、学校欠席。映画館のスクリーンサイズと音響にこだわりあり。
誰も亡くなっていないのに、忌引きを巧みに使う。修学旅行は行ったふりして、彼氏宅に連泊。
返金された修学旅行代を着服。(当時は現金で返金だった。)


ファッションリーダー。
ある日突如ガングロに真っ白い唇のヤマンバメイクで登校。

当時ヤマンバは生息していなかったので、恐らくヤマンバのパイオニア。
上履きをなくして校内を裸足で走り回っていたので、卒業目前にしてあだ名はハイジ。
数年後、ヤマンバが渋谷に増殖した時はおったまげた。
先見の明がすごい。

注意⚠️ 良い子はマネしないでね。

こんなハチャメチャな彼女たちにはたくさん笑わせてもらいました。

エピソードからは想像もつきませんが、私たちが高校生の時より10年以上前は進学校だったらしく、誰もが知る作家さんや俳優さんがOB・OGにいる、ちゃんとした?高校です。

最後に彼女達と会ったのは20代半ばで、今となっては連絡を取ることもなくなってしまったけれど、きっとみんな東京のどこかで元気にしていることを願っています。

ついつい思い出を書き綴ってしまいましたが、卓球部の皆さんのように長い間素敵な時間を過ごすことができるのは羨ましい。

娘たちも「こんな友達がほしい。」と言っていました。
私も2人が、この先こんな友達と出会えたら…と願います。

このようなご縁は誰にでも訪れるわけじゃない気がする。

だからこそ、読んでいて卓球部の一員になったかのような疑似体験ができて楽しませてもらったし、最後に感動させてもらった。

やまもとさんが槇原敬之の「遠く遠く」に励まされたと描かれていた。

私は親の都合で小学校を2回転校し、2つ目の学校は大好きだったけれど、3つ目からいい思い出が少ない。

娘たちには転校の経験をさせたくなくて、縁もゆかりもない土地に永住を決めた。

私にも「遠く遠く」の歌詞はささった。

個人的には「北風〜君に届きますように〜」も、絵本を読んでいるかのように情景が見えてきて好きです。

人を笑顔にできる作品を作るって、本当に素敵だと思う。
たくさん笑わせてくれて、ありがとう。
続編期待しています。
100巻まで読めるように長生きせねば。

いつかドラマ化か映画化してほしい。
そしてどこかにインリン・オブ・ジョイトイを出演させてほしい。

※9月27日追記
Mちゃんのインスタできましたね。プロ級のケーキにうっとりしちゃいます。美味しそう♪

インタビュー記事はこちら↓


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