いじめが私に与えた影響。(超いじめられっ子が人に慕われるようになった話。② )

ぽぽみうむです。
私は、今でこそ、気の置けない友人が何人かいたりするのですが、義務教育中は割と過激ないじめを受けていました。今日は、義務教育で受けた仕打ちが私の性格にどのような影響を与えたのかを共有します。

前回の記事は、こちらです。

なお、影響の有無を判断するにあたって、主観だけではなかなか難しいです。もしかしたら普通の価値観かもしれないので。なので、「今思えば異常だったかな」とか、人としゃべっていて「なんか違うかも」って思うことを書いていきます。

①成功や勝利が怖い、消極的になる
個人の順位や評価が出るものに対しての意欲が極端に低くなりました。物事が順調に進むと、「誰かに恨まれるのでは」とか「自分は成功してはいけない」って気持ちになって、意識的に手を抜く傾向にあります。単に頑張るセンスがないだけかもしれませんが…。
でも、本当に、前回の記事で書いた、「コンテストの辞退」に関しては、異常な決断だったと思います。今でも悔やんでいます。
成功体験を得られず、自己評価が下がり、ネガティブになる、の負のサイクルを常に回していました。

②自分のことをしゃべりたくない
世間話とか自己紹介が本当に苦手になりました。初対面の人と会った時とかは、自分のことをあまり聞かれたくないがために、会話の主導権を握ろうとしたり、妙に明るく振舞って、真面目な雰囲気を回避するようにしています。「人見知りしないコミュ障」って感じです。服屋の店員さんに質問されると、大体嘘つきます。(三重県民が名古屋出身っていうくらいのレベルのやつだけどね)

③仲良しグループが苦手
いじめのせいで仲良しグループが苦手になったのか、苦手だったからいじめられたのか、どっちもどっちだと思うのですが、ずっと仲良しグループに入れません。女の子特有の「あんまり仲良くないけどグループ単位だから一緒に行動する」みたいなやつが本当にストレスです。なので、万年ぼっちです。なんかのくくりとかなら大人数でも差し支えないですが、2,3か月に1回くらいじゃないと無理です。基本的に、noteに書いているような内容をしゃべれる友人2,3人と延々としゃべっている方が幸せです。

①、②、③と分けて書いたのですが、すべてに共通して言えるのが、

「自分も他人も信じられない」

ということです。
①に関しては、「どうせ自分が成功するわけがない、私には不幸がお似合いだ」って思ってしまって、手を抜くようになりました。私は、物事の最初はめちゃめちゃいいのですが、そっからすぐに下落するっっていう定番ルートを歩んでいます。
②に関しては、自分に自信がなさすぎて、自分のことが何もわからないし、自分のことを話したことで、相手に嫌われるのが怖いと思ってしまい、何も話せません。
③に関しては、スクールカースト制度を目の当たりにしてから、「どうせみんな媚びの売り合いなんだ、友情のかけらもないわ」という諦めと、「嫌われて仲間外れにされる」という恐怖から、グループ行動に抵抗を感じています。最初から孤立しておけば、孤立する心配なし、ということです。

そんな感じで、義務教育によって、自尊心はけちょんけちょんに傷つけられました。全部が全部、いじめのせいという訳ではありません。ですが、私はいじめによって、少なくとも、記事に載せたくらいの闇を抱えることになったのでした。

次回は、「なぜ私がいじめられたか」の自分なりの考察を書きます。今後、「自分なりにいじめとどう向き合ったか」も書く予定です。完全に乗り越えたとは思えないのですが、だいぶ、いじめの呪いからは解放されている気がします。あと、関連して、「仲良しグループ」についての記事もかけたらいいなって感じです。

ちなみに、気の置けない友人がnoteを見たところ、「思ったより壮絶」と言われたので、まあまあレアな経験だったのだと思います。そんな訳で、「こんな過去を持つ人もいるんだなあ」くらいの社会見学の気持ちで見てくれたらいいなって思っています。

最後には明るく終われると思うので、もう数日間、お付き合いいただけたら幸いです。


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