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ママ・・歌舞伎町の友達ってね・・・

17才の娘は私になんでも話をしてくれる
オーバードーズや未成年飲酒が続く中

コロナになって40度の熱でも家に帰りたくない

そんなお友達のために
「私だけ帰るわけにはいかない」
「まま家に連れて行っていい?」と何度か言われた

心を鬼にして
「だめだよ」と断った

警察の方にも何度も言われている
「家出している子を家に泊めることは絶対やめてください。ご自身の身を守るためにも」

うちには他の兄弟もいる

何かあって私が捕まるわけにもいかない

「ごめんね。家はだめだ」
「家に帰るように言うか?病院連れて行ってあげて」
「わかった」

歌舞伎町に行き始めて沢山の
社会のルールと親子の関係性や
ルールの間でどんどん良い悪い
が私自身わからなくなっていた。

でも大事なのは娘の命と家族の平和
あと社会の最終的なルールは、
なんとか守る
それだけを何度も何度も確認し
試行錯誤の日々

そんなある日
娘に言われたこと

ママ、
歌舞伎のお友達は本当のお友達じゃない
趣味が似てるとかこれからも一緒にいたいとか
そういう子達じゃない

だからね、お薬飲んだり
お酒飲むしかないんだよ
それで意識飛ばして
みんなで騒ぐしかないんだよ

そうじゃなかったら
仲良く出来ない子も沢山いる

娘はいつも説明がうまい
いつも心配している私に説明してくれる

そうか・・・・
じゃあこれから先
他の友達もできるといいね
他の場所で会えるお友達できるといいね

そう言っていたけど

結局あの子の出した答えは
「普通のお友達は無理なんだ」
「歌舞伎のお友達はみんな社会○○○だから
気持ちがわかりあえるんだよ」

そういっていて
どんどんどんどんその世界に入り込んでしまった

そして・・・

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