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BUMP OF CHICKEN

3/31、札幌で初めてBUMPのライブに行きました。
その時の興奮と感動、感謝や虚しさなど種々色々の感情がはち切れそうなため久々に投稿します。

BUMPのファンは勿論、音楽の好きな人に伝えたいです。
なお、ライブのセットリストや唄に関してネタバレになってしまうかもしれないので注意です。


札幌はまだ雪が積もっていました、雪化粧とは言わなくてもすっぴんではない感じ。
僕の住んでいる関西では見られない景色に気持ちが高揚しました。

ライブ会場に着くと、その景色はより濃く、強くなりました。
近くの学校?は校庭が真っ白で正に雪国、そんな言葉が頭に浮かびました。

グッズを買って、ツアートラックの写真も撮って準備万端。
席はアリーナD席でした。
アリーナのほぼ最後尾、真駒内アリーナが小さかったことは少し幸いだったかも。

お待ちかねの開演の時間、スクリーンにムービーが流れます。
白い羽の物語、昔あんな映画を見たなと思い出す。
既に目には涙が生まれていた。
そしてBUMPが現れる。本当にいたのかと、会いにこれたのだと思った。

音楽が響き渡る、歌声が広がる、心は満たされる。
満たされた心から、溢れた涙だけがこぼれ落ちる。

ライブに来れて良かったと感動する、来てくれて良かったと感謝する、そして、今までライブに来なかったことを恥じた。

BUMPはライブ感が強いからあんまり歌が上手じゃないとか、昔だったら歌わなかったような歌を歌ってるだとか、捻くれて理由をつけてライブには来なかった。

正直怖かったという思いもある。
生で見て、もしかすると幻滅してしまうんじゃないかと。
大好きな人のことを大好きではなくなってしまうんじゃないかと。

考え過ぎな俺の考えは、彼らの音楽が救ってくれた。
彼らはずっと変わってなかった、ずっと音楽を続けてくれていたんだ。
俺の為に歌われた唄なんかないけど、大勢の中の一人じゃないと藤くんは言ってくれた。

そして俺の一番好きな唄も歌ってくれた。
しかもアリーナの真ん中で。
最後尾でも藤くんがよく見える。

「真っ赤な空を見ただろうか」
小学生の頃に初めて聞いて、ずっと忘れられない唄だ。
部活をしていた時にも、受験勉強していた時にも、人生に疲れていたときも、本当にずっと聞いていた唄だ。
続ける意味が解らなくても、続けても良いんだって思えた唄だ。

よかった、この唄を聞くために俺は続けてきたんだ。そう思ってずっと泣いていた。
爪先立ちでガキみたいな笑顔の藤くんを見て更に泣いた。

そんなことを思ってたラストサビ前
こんな歌詞で歌ってた

『大切な君に歌いたい
聴こえているのかも分からない
だからせめて続けたい
続ける意味ならここにある』

俺が続けていたからここに来れたんじゃない。藤くんが歌い続けていたからここに来れたんだ。
藤くんが歌い続けていたからここにいれたんだ。


そんなことを思った夜でした。


ここからは俺の言いたいことです。

生きていたら疲れることはいっぱいあります。
頑張っていても頑張っていなくても。
どうすれば解決するかなんか誰にも分かりません。
でも、やめないでください。

好きな音楽のライブに行ってください。
好きな場所に行ってください。
好きな人に会いに行ってください。
好きなものを探しに行ってください。

続けていたら誰かに勇気を貰うかもしれません。
逆に、誰かに勇気を渡せるかもしれません。


奇しくも、僕とBUMPは同じ28歳だそうです。
どんどん年を取っていくのは嫌だけど、少し誇らしい気分もあります。

最後に

ライブ前に真駒内からすすきのまで電車で喋ってくれた人、妹さんと無事にライブ見れましたか?話せて楽しかったです。

光るリストバンドの紐が通せなくて助けてくれたお姉さん、ありがとうございます。
助けてくれたおかけでライブを楽しめました。

藤くんの言葉に反応して「カッコいい!」と叫んでしまいました、横にいたお兄さんにはうるさかったですよね。

札幌から大阪の帰りの飛行機でずっと喋ってくれたお母さんと娘さん、とても楽しい時間をありがとうございます。

初めてのライブで熱がありすぎて喋りかけたりうるさかったけど、もし迷惑していたらごめんなさい。
僕だけ楽しんでしまったかもしれません。

でも、嫌な顔はしてる人いませんでした。
BUMPファンは良い人ばかりです。
幸せでした。
みなさんもまたBUMPに会いに行けたら良いですね。
ありがとうございます。











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