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TVとさよならしたわが家。手放すまでとその後の生活

わが家は夫、わたし、4歳娘、0歳息子の4人家族です。

昨年夏、わが家はTVとさよなら(廃棄)しました。

この話をすると大抵驚かれるのですが、今やTVのないご家庭も多いのではないでしょうか。

わが家がTVを手放すに至るまで、そして手放したその後の生活について書きます。

TVを手放すまで

STEP① あまり見なくなってコンセントを抜いた

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まだ子どもが生まれていない頃です。共働きのため、元々TVを見るとしても夫が夜に見るくらいでした。わたしはあまりTVを見る方ではなかったので、夫の見ている番組を傍から見ている程度でした。

ところがある日夫が、「最近のTVはなんだかつまらないなぁ。でも見てれば見てしまうし時間も過ぎるし、もう見るのやめる!」と言い出し、コンセントを抜いてしまいました。(TV関係のお仕事をされている方、すみません…)

それからしばらくTVをつけない日が続きましたが、夜、とっっても静かなのです。しーんとしていて、耳が研ぎ澄まされた感じ。

寂しい気もしますが、読書したり、スマホで別のことをしたり、以前と比べ有効に時間が使えるようになったと思います。(スマホでダラダラとネットサーフィンしてしまう時以外)

たまに見たい番組がある時だけつけてしましたが、見ないことに慣れてしまいました。スマホがあればニュースや天気予報も見れるし、見たければ動画サイトや見逃し配信も見れるし、特に何の不便も感じませんでした。

また、朝は元々TVをつけていませんでしたが、たまにつけると騒がしく感じるようになりました。窓を開けて、外から聞こえる音を聴いている方が、なんとなく心地いいのです。

ただ、TVを二人で見ていると自然と同じ時間、同じものを共有してこその会話の機会が生まれますが、お互いスマホをいじっていたりする時はそれぞれの世界に入ってしまいます意識して自分から発しないと会話は生まれません。気づいたら夫と会話の機会が減ったりすることにもなります。

わたし自身はそこに危機感と抵抗があってモヤモヤしていた時期があり、夫に正直に伝えたことがあります。夫はあまり意識はしていないようでしたが(笑)

たとえばスマホで見ているニュースや動画を見て、「これ見た?すごくない?」とか、「こんな面白い動画あるんだけど、見て!」とか、そんなやりとりでも充分なのです。別に一人で味わっていてもいいのかもしれませんし、わたしが寂しがり屋なだけかもしれませんが…

STEP②  全く見なくなって部屋の隅に移動した

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TVをほとんど見なくなってしばらく経った頃、上の子が生まれました。

上の子が遊ぶ場所にTV台があったのですが、もうTVも見ていないし、成長して動き出すようになったらTV台が危ないので、リビングから続きになっている隣の部屋の隅に移動することにしました。

よく育児教室などでは、「2歳まではTVなどのメディアはなるべく子どもに見せないほうがいい」ということを耳にしました。

それが良いとも悪いとも思わないし、別に意識していたわけではないけれど、結果的にわが家は「親が見ていないので、子どもも見ていない」という感じになりました。

それから上の子が1歳半を過ぎて、しまじろうのDVDを休日に見ることがありましたが、その時に使うくらいになってしまいました。

ここまで来ると、災害(地震、台風など)のときもTVをつけなくなりました。スマホのお天気アプリのアラートで強い雨が降る時はお知らせが入るし、ネットでTV局のLIVE放送も見れるようになるし、事足りてしまいます。

STEP③ 在宅勤務でディスプレイを購入したことを機に手放した

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それから約2年半、しまじろうDVDを見るためだけに存在していたわが家のTV。

そこにコロナ禍がやってきて、夫が在宅勤務となりました。ノートパソコンの画面が小さいからディスプレイが欲しい!ということで、ついに

テレビは捨てる!

Blu-rayレコーダーも捨てる!

DVD再生専用プレイヤーを買う!ディスプレイにつなげて子どものしまじろうDVD視聴用に。

映像視聴と仕事のどちらにも使えそうなディスプレイを買う!

ということになりました。

映像視聴用に使うのであれば、それなりに重視したいのが音質や動きのなめらかさ。となると、ゲーミングモニター(ゲーム用のモニター)が良さそうなことがわかりました。

ですが、探してみると、

①映像視聴と仕事用に丁度いい大きさ(27型あたり)
②スピーカーの音質が良い
③USB Type-Cが使える(わたしの私用PC用)
④それなりのお安さ 

の4条件を満たしたディスプレイが圧倒的に少ない!

やっと見つけたものがBenQ(台湾メーカー)のEX2780Qというディスプレイでした。

安いかと言われれば安くはない(約5.5万)のですが、TVを手放してディスプレイを映像視聴用にするということを考えたら、妥当なのかなと思うようにしています。

TVを手放したその後

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一言でいえば、スッキリしました!

部屋の中も、気持ち的にも。

そして不便は感じません。

平日は仕事用に机の上で、そして休日はミニテーブルの上に置いて子どものDVD視聴用に。

TV台もなくしたので、ディスプレイをミニテーブルに移動したり、DVDプレーヤーを収納場所から取り出して配線をセットするのは少し面倒ですが、週一回の話です。

そして視聴料なるものを支払わなくて良くなったので、経済的にも嬉しい…

あとは子どもがそれなりに大きくなった時に、学校でTVの話題についていけない…と悩んだりするのかどうかは気になりますが、そうなったらまたその時に考えます。

そして何より、このご時世だからというのもありますが、自分で情報を選別して得ていくことの難しさと重要性を一層実感したことも、TVを手放したゆえの感覚かもしれません。

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