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「訓練前キャリアコンサルティング」で初めてのキャリアコンサルティングを受ける

紆余曲折あってやっと国家資格キャリアコンサルタントの養成講座へ申込したわたし。
※これまでの経緯はこちら

雇用保険の教育訓練給付金制度を利用することにしたため、ハローワークで「訓練前キャリアコンサルティング」を受ける必要がありましたが、これがなかなか大変なプロセスでした。

STEP1 キャリアコンサルティングの予約を取る

養成機関によると、訓練前キャリアコンサルティングについては、「お住まいの住所を管轄するハローワークへお問い合わせください」とのことでまずはハローワークへ電話してみました。

するとハローワークからは、以下のことを教えてもらいました。

①Webサイトでの予約ができること
※居住している都道府県で予約システムがある所とない所があるようです。
②訓練前キャリアコンサルティング終了後のこと
受講可となれば、その足で教育訓練給付金窓口へ来て受給資格証の申請に来るように言われました。

早速予約サイトで予約を取ります。
混雑しているハローワークでは、2週間以上先になることもあるようなので、早めの申し込みがベターです。

それとあわせて先に見ておいたほうが良いのが、ジョブ・カードの内容です。
訓練前キャリアコンサルティングを受けるには、ジョブ・カードを書く必要があります。
わたしはこれまで転職経験もなければ転職活動すらしたことがなかったので、ジョブ・カードを1から書くのが大変でした。

なので、このジョブ・カードを見た上で、どれくらい書くのに時間がかかりそうかも見積もった上で日程を確保するのが良いと思います。
わたしは割と近い日程で予約ができてラッキーと思い、ジョブ・カードを見てみたら、書くことが多すぎて大急ぎで仕上げたので…。

STEP2 ジョブ・カードを作成する

訓練前キャリアコンサルティングの予約が取れたら、早速ジョブ・カードの作成に取り掛かります。

■どうやって作成するか

ジョブ・カードは総合サイトで書き方や活用の仕方が詳しく掲載されています。
👉ジョブ・カード制度 総合サイト

このサイトよると、作成方法は3つあるとのこと。

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初めてでよくわからなかったので、とりあえずジョブ・カード作成支援ソフトウェアをダウンロードして作成してみました。

結論からすると、自分が提出すべきジョブ・カードの様式がどれかをきちんと確認できれば、Excel様式をダウンロードして編集する方法で十分だったかなと思います。

結局ソフトウェアを使って作ってもExcelに出力されますし、その後文字数や体裁を整えるのに結局Excelを編集して仕上げることになったので…。

ただ、Excelでの編集が苦手だったり、どこをどう書いていいか分からない場合は、やはり作成支援ソフト(WEB)の方が安心して作れるのかなと思います。

■何を作成するか

個々人によりますが、わたしの場合は、次の3つの様式を作成する必要がありました。

①職務経歴シート
②職業能力証明(免許・資格)シート
③キャリア・プランシート

①職務経歴シート

これまでの職歴、仕事の内容、得られたことを記入するシートです。
様式の枠内で簡潔にギュッとおさめようと思うと、余計に時間がかかります。

前述の通り、転職活動を経験していたらパッと書ける内容です。

とにかく過去10年分の自分の経歴を棚卸しするのにはかなりの時間がかかりましたが、棚卸しすると色々なことが見えてきたりするので良かったです。

②職業能力証明(免許・資格)シート

その名の通り、保有資格や免許について書くシートです。なぜそれを取得しようとしたのか、どんなことが得られたかについても書く欄があります。

自動車免許を何で取ったか、身分証明書のためなんて書きづらいしなぁ…と、ちょっぴり困ったシートでした。

③キャリア・プランシート

年齢層などによって様式が細かく別れていて、わたしは「在職者で職歴の長い若年層」という区分のシートを使って書きました。

主に以下のようなことを書いて、これまでの自分を振り返り、これからどうしたいかを明らかにするためのシートです。

・これまでの経験からどんな価値観を持っているか
・強みや弱み
・今後やりたい仕事
・これから取り組むこと

これもなかなか時間がかかってしまい、言語化することに難航しました。
むしろこれをキャリアコンサルティングしてほしいとさえ思いました。

STEP3 訓練前キャリアコンサルティングを受ける

ジョブ・カードのほか、受給資格証申請のための準備物を持っていざハローワークへ。

わたしにとっては人生初のキャリアコンサルティング。
実際にキャリアコンサルタントがどんな感じで話を進めるのか直接見れるので、楽しみにしていました。
キャリアコンサルティングのブースへ行くと、40代くらいの女性のコンサルタントの方が担当でした。

最初に諸々の説明を受け、ジョブ・カードを提出してキャリアコンサルタントが黙々と読み始め、度々質問をされます。

でも、特に回答に困るような質問でもなく、書かれたことについて補足していくかのようなものが多かったです。

そして、「採用の仕事をされていただけあって、ジョブ・カードの内容は言うことなしですね、素晴らしいです!」というお褒めの言葉をいただき、特に修正もなくコンサルティングの時間が終わってしまいました。

キャリアコンサルタントという立場の方にお会いするのが初めてだったので、この機会にと思って、逆にこちらから質問もしました。

「○○さんは、キャリアコンサルタントのお仕事をされていかがですか?どんな感じなんでしょうか?」

どう思われたかは分かりませんが、親身に答えてくださいました。
そして、たまたま彼女が通っていた養成機関は、わたしが通おうとしていた養成機関と同じだったので、これからのことを応援してくださいました。

そんなこんなであっさり30分で終わってしまったので、あまりキャリアコンサルティングを受けたという実感はありませんが、所々質問を受けることで少しは考えが深められたかなぁと思います。

その後、キャリアコンサルタントからの「受講問題なし」のコメント入りのジョブ・カードを持って教育訓練給付金の申請窓口へ。
無事に受給資格証をもらうことができ、手続きはおしまい。
あとは養成講座の受講開始を待つのみとなりました。

次回は、養成講座のスタート前にやった学科試験対策について書きたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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