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気づいたら、どしゃぶりの雨だった

6月28日、いよいよApple Vison Proが日本で発売された
早速デモを体験してきた


何しに行った

まぁクソ高い
そしていま絶対必要ない
でも欲しい
買う人は大体そんなとこなんじゃないか

人間の進化過程に登場しても良さそうなプロダクト
そういうのは初号機から体験することで
その後の時間に楽しみを与えてくれる
そういう感覚がある、自分には

とはいえ
手に入るなら焦る必要はない
6/14 予約当日、争奪戦争いを横目で見ながら
争奪戦にならない様子がわかったので
デモを予約していくつか確認することにした
確認したかったのはこんなところだ

  • バンドのサイズ、装着感

  • カラコン装着での視線認識

  • 操作感

  • 自分の心の震え度

  • 虹彩認証などの認証周り

現物体験に勝るものなし

結果的に認証まわり以外は確認できた
結論、文句なしだ

バンドのサイズは、デモ時のサイズと
家で測った時のサイズは何度やり直しても
1サイズ一致しないのだが、
あまり気にしなくて問題ないだろう
という感じはしたので気にしないことにした

日中は毎日デフォルトでカラコンをしている
夜はメガネなので併用スタイルだ
ということで、視線認識がカラコン装着時に
どれだけできるのかは一応確認したかった
結果として何も問題はなかった
ただし、認証周りは流石にデモでは未確認
恐らく虹彩認証の登録とかがあるはずで
それはカラコンしていたら流石にできない
ということなのだろう
万が一虹彩認証も問題ないなら
カラコンしている時は補正レンズを外し
してない時は補正レンズを装着するという
スムーズな使い分けができるのでありがたい
ここは最悪無理でも良いと割り切れる
基本的に家でしか使わない
家ではメガネでいることも多いので
まぁ問題ないだろう

操作感は想像以上にスムーズだった
派手な動きは一切不要で
小さな動きでもしっかり捉えてくれる
カメラが捉えられる位置に手があれば
まず問題はない

心が震える体験ができるか
これが一番大きな目的だった
空間コンピューティング
つまり、空間をデザインする
今後これが普通となり得る世界線なら
このプロダクトは、俺程度の心なら
震わせられないとならないでしょ
そんなふうに感じていた

やりおるなぁ
しっかり震えたぞ
いつ以来かわからない、この感覚
これは文字にするのは不可能だ
気になるなら体験した方がいい
VR,AR慣れた人は驚きはないかもしれないが
いずれにしても体験しないとわからない
そう感じた

体験の先に

デモ体験は30分
30分ってこんなに短く感じるのだな
そういう没入感は実際にある

体験が終わった時
没入モードから現実モードに変わると
Apple Storeの外は、どしゃぶりの雨だった
雨の外出が極めて嫌いな自分だが
今日のどしゃぶりは少し違って見えた
心地よい体験は嫌いを好きにもさせる
普段、何にも感動することはない
というか、なくなってきていたのだが
どうやらまだ感動することはできるようだ

受け止めたもの

自分的な評価というか、受け止め方はこうだ

こう使うだろう

  • リラックスツール

  • 映画鑑賞

  • 仕事外での学び

とにかくリラックスできる感覚が大きかった
今は、鳥の声など自然の音をかけて
仕事の合間のリラックス時間を過ごしている
ここに間違いなく使える
よい仕事はよい休憩から始まる
仕事にも間接的に貢献できることは非常に大きい

ベタだが、映画鑑賞はこれ一択になるだろう
圧倒的だ
近くに映画館がありよく行くが
待てる映画は無理して見ない方が良いくらいだ
自分的には総合的な映画体験は
圧倒的にこちらが良い

仕事外の学び全てでこれは使える
Macとの連携がシームレスにできること
これはVision Proに限った話ではないが
Apple製品の最大の魅力は連携と言っても過言ではない
体験で感じたスクリーンの操作感や自由度は
学び方を変える可能性が十分ある
秋のアップデートでもまた感動がありそうだ
100インチで本を読み、手でページをめくる
そんなこともできそうだ
仕事デバイスもMacなのだがiCloudは使えないので
残念ながらVision Proは活用できない
これは制約なので割り切っている
将来、Vision Proの世界線が当然になり
オフィスからモニターがなくなる時代になれば
その時には笑い話になるだろう

こういう未来に期待しよう

当然気になることは色々ある
色々あるが、一番気になるというか
当面乗り越えられないだろうことは
リアル人間との共感

Vision Proを持っているもの同士なら
自分が見ている世界を共感できるように
どんどんなっていくだろう
自分が今沖縄でVision Pro越しに
目の前にある綺麗な海を見ているなら
全く同じ景色をブラジルにいる人でも
Vision Proを使えば見えるようになるだろう

一方、自分が欲しいのは
Vision Proを持ってない人との共感だ
こればかりは当面どうにもならない
平面情報であればプロジェクターなどの
外部デバイス経由でそのうち見れるだろうが
それは何も意味がない
目の前すべてを覆い尽くしているものを
Vision Proの外の世界にいる人と
共感することはできない
家族と共感するとかはできない
あくまで自分の世界
もしくはVision Pro同士の世界でしかない
当然と言えば当然だが
リアルとバーチャルの完全融合が
未来像の1つのゴールだとするなら
まだ最初の1歩に過ぎないのだろう
今は、家族を置き去りにして
自分一人で楽しむしかないことを
受け止めることにした

空間をデザインするとは

空間をデザインするとは
つくづく技術であると改めて感じた

そもそもDXやメタバースはバズワード
実態は一言では語れない
メタバース1つとっても
VRSNS、NFT、3DCGなど
似て非なるものがごちゃっとなって
メタバースと言われている
相手の知識度に合わせて
自分もメタバースという抽象的な表現を
使うことはあるが
実際はもっと細かく技術要素が分かれる
そして技術を追っていけば
ボディシェアリングの話にもなってくるだろう
何らかの問題があるから
リアルとバーチャルを融合させようとしている
ただそれだけ

空間のデザインはそういう意味で興味深い
こういうことを考えていると
空間そのものが何なのかをまた知りたくなる
量子力学が必要になるらしいので
既に容量カツカツの脳みそのストレージを
少しだけ空けて物理本を読み始めた
で、またこれがめちゃくちゃ面白い
というか、デザインを考えるためには
避けて通れないものであるとも自分には思える

ちょっとやることが多いなという感じに
なってきたので
そろそろ少しだけ脳内整理が必要そうだ

メモ終わり

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