超初心者向けオンラインゲームコミュニティ立ち上げてみて思うこと
先日のnoteで「今年は攻めの年」にする!と宣言して、その第一弾としてオンラインゲームコミュニティを立ち上げて新入生歓迎会をすると書きました。
それでけっこう思うところが多かったので、どんな感じだったのか、を報告したいと思います。
1.オンラインゲームに興味ある人は多いが・・・
今回声掛けをしたのは、仕事や大学関係・プライベートのリアルの知り合いとゲーマー仲間。もともと仕事の幅が広いこともあって、知り合いはかなり多い方だと思うのですが、2日くらいしか声かけをしていないのに、すぐに15人くらい登録してくれました。ほとんどがオンラインゲーム未経験者。「やったことないけど興味ある」という人ばかりです。
「意外に興味ある人多いんだな」というのが感想ですか。仲が良いゲーマーもすぐに登録してくれたのですが「こんなに集まるんだ!」って驚いてました。
2.機器がネック
早速新入生歓迎会を開いたのですが、最初にやったオンラインゲームは「Among Us」という、オンラインゲーム業界では大人気のイチオシゲーム。「人狼(じんろう)」系と言われるのですが、宇宙船内に殺し屋が混じっていて、それを議論を戦わして特定していくのですが、途中ミニゲームが入っていたり、殺し屋に始末されたりして勝敗が決定されるというものです。
このゲームは、ずっと英語版しか出回っていなかったのですが、最近ニンテンドースイッチで日本語版が発売されたりして、けっこうな人気がうかがえます。ただ、4人集まらないとできないので、まさに新入生歓迎会にうってつけかなあと・・。
基本的に、音声でやりとりしながら進めるので、その音声のやりとりはDiscordというゲーマー向けSNSを通じて行います。ということで、Discordと上記のAmong Usという二つのアプリが必要になってきます。
実はDiscordはゲーマーの間は必須のSNSで、それをベースにコミュニケーションを行いながらゲームをすることが普通になっています。さらに個別のゲームソフトをダウンロードする、ということになるのですね。でも、まず普通の人はこれを知らないわけですよ。ゲーマーの間では当たり前と思っていても、こういう一連の流れを説明する必要がある。
さらに使う機器についても、PCなのかプレステなのか、スマホなのか、さらにはそれぞれのスペックや通信環境はどうなのか、もっというとコントローラー(パッドと言われている)なのかキーボード+マウスでの操作なのか特定する必要がある。
ゲームソフトについては、これらの機器すべてに対応しているものは少数派で、PCだけとか、スマホはダメとか、はたまた人気のフォートナイトというゲームについては、Apple系はだめ(訴訟問題があった)とか、そういう「しばり」があるのですね。
しかも、ダウンロードするサイトもsteamという楽天みたいなオンラインゲーム販売サイトがあって、そこでゲットする。(全部あるわけではないです)
だから、「オンラインゲームやろ!」と叫んではみたものの、全く知識がない人からすると「??」のオンパレード。何かやったことがあれば、上記のことを言われてスッと頭にはいるかもしれませんが、そうでなければ、個別に説明が必要になる。
この「個別説明」がかなり大変なんだ、と実感した。(人によってですが)
もちろん私もオンラインゲーム経験が豊富なわけではないので最初は戸惑ったけど、IT系が苦手な人はかなり厳しいなアという気がします。ゲーム始める前に挫折するかも・・。
3.ゲーム動画見ても何が起こっているのかわからない
オンラインゲームやったことない人って「最初は見学からお願いします」というメッセージが来たりすることが多い。
で、こちらも「ぜひぜひ」ということで、見学してもらったりしているのですが・・・
実際どうなのかというと、やってる動画見てもらっても「何が起こっているのかわからない」という感想がほとんど。ある見学者なんかボイス入ったままで、家族に「よくわからないんだよな・・」とつぶやている声がそのままはいってきました(汗)
昔のゲームであれば、「敵を倒せば終わり」「ゴールすれば終わり」みたくけっこう単純だったので、見たらすぐに理解できるゲームがほとんどだったのですが、ことに最近のオンラインゲームにいたっては、その過程が意外に複雑だったりする。
例えば、バトルロワイアル系のFPSの場合は、飛行機でどこに降りるか決定→仲間とともに降下(敵がいたら別の場所にする)→武器を拾って装備→敵を見つけ戦闘になる→勝ったら別の敵を見つけ最後の1部隊になるまで戦う、というのが基本的な進め方で、ゲームによっては「材料を集め防御するために建設する(フォートナイト)」などという個別の事情が入ってくるわけですね。しかも武器やら回復方法やらめちゃくちゃ種類があるから、そういうことも覚えないといけない。
これはハードルが高いですよ。
ちょっと見ただけでは「なんのこっちゃ」となります。一度やってしまえばいいのだけど、前述したようにやるにあたっては、機器がそろっていないとそもそもできないし、できなければわからないし、ということで、ほとんど「鶏と卵」の状態なんだな。
4.ぼちぼちやり続けるしかない
新入生歓迎会はけっこうゲームリテラシー高めの人が集まったので、うまくいきましたが、その後別のゲームをやろうとしたら、機器の問題でつまづいて中止・・。そもそも保有している機器ではインストールできなかった人が続出したのですね。
そうなると、機器をそろえてもらわないといけないなあ、と思うのですが、昔のゲームであればスペック低くてもできるものが多いので、そっからぼちぼちやるしかないかなあ、と感じました。
ま、再び自宅作業になった人が多いようですので、ぼちぼちチャレンジしてもらいますか・・。
ということで、めげずに今日も夜オンラインゲームをやるイベントを実施します!
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