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小倉トーストとマーガリン

小倉トーストが好きです。

コメダのモーニングセットのやつも美味しいけど、自分の中で小倉トーストは家で食べるもの。

トーストした食パンにマーガリンをたっぷり塗って、その溶け切らないうちに粒あんを乗せる。個人的にはマーガリンが溶けて透明になりきらない方が好きなので、一口分だけ塗ったら食べて、また塗って、食べる。

マーガリンの塩気があんこの甘味と合わさって、これがなんともいい感じ。
バターよりも、マーガリンの方が「これ!」って感じがするのよね。ふふ。

小倉トーストというとあんこがメインなように見られがちだけど、あんこだけじゃあ成り立たなくて、マーガリンとパンが一緒になって初めて完成するように思う。
小倉トーストに限らず、甘味には塩気があった方がいいと思うんだ、塩豆大福とかね。

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家で食べる小倉トーストは、お高い「一斤〇〇円」とかのパンじゃなくて、普通の、食パンコーナーで88円とかのやつ。
開けて2日目のパンとかは、少しぱさっとしちゃうことがあった。

だからそんな時は表面がきつね色になるくらいまでトーストして、マーガリンとあんこの出番というわけ。
なんてことない食パンも、こうやって食べるとなんだか嬉しい。

バターと砂糖と卵がたっぷりのリッチなパンも素敵なのだけど、そういうのは小倉トーストには少しもったいないようにも思う。(断じて、小倉トーストを馬鹿にしてはいません!)

素朴で、バターや卵の主張があまりない、そんなパンの方が、組み合わさった時に全体がマッチする。そういう意味では、「あんバターフランス」っていうのもありね、と思ったり。

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この間、スタバにあんバターフランスが並んでいたので、思わず頼んじゃいました。
コーヒーとあんバター、なかなか素晴らしい。
この組み合わせ、かなり推しなので、機会があったらぜひお試しください。


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