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台湾の贈り物のタブー10選

みなさん、プレゼント選びに困ったことがありますか?

今日は台湾の贈り物のタブーについて、
いくつ紹介していきたいと思います。

時計:
時計を贈ることは「送鐘(sòngzhōng)」と言い、
送終(sòngzhōng)」と同じ発音で、
人の死をお見送りするという意味になってしまいます。

傘、扇子:
傘や扇子を贈ることは「送傘(sòngsǎn)・送扇(sòngshàn)」と
言います。
散(sǎn・sàn)」と発音が似ているので、2人の感情が散っていく、
すなわち離れていくという意味になってしまいます。
特にバレンタインデーや誕生日にプレゼントとして送るのは
遠慮しておいたほうがいいと思います。

ハサミ:
ハサミを送ることは相手と縁を切ると
いったような暗示になってしまいます。

靴:靴を贈ることは「送鞋(xié)」と言い、「邪(xié)」と同じ発音なので、不吉の意味があります。
それに、相手を行かせたり、離れたりする意味もあります。

ハンカチ、タオル:伝統的な華人社会で、ハンカチとタオルはお葬式でお客様への御礼なので、気軽に送ってはいけません。もらった人を縁起が悪いと思わせてしまうかもしれません。

梨、すもも:梨やすももを贈ることは「送梨(sònglí)・送李(sònglǐ)」と言い、「離(lí)」と似たような発音なので、これもやはり二人が離れるという意味があります。
ですから、バレンタインデーに梨を贈ってはいけません。
特に一つだけで、半分に切ったり、分けたりして食べるのは遠慮しておいたほうがいいです。「別れる」という意味も含まれているので、縁起が悪いと思われてしまいます。
しかし、普段、なしのギフトボックスなどは送っても構いません。

ろうそく:華人社会の伝統的な思想の中で、ろうそくはご先祖様を祀る時に使うもので、特に白色のろうそくは決して相手に贈ってはいけません。縁起が悪いと思われてしまいます。


いかがでしたか?

今の若者はあまり気にしないと思いますが、
自分もこんなにあるとは思わなかったんです。

実は、夫(当時はまだ彼氏)の誕生日に就職のお祝いとして
革靴を送ってしまったことがあります😥
幸い彼も気にしない人だったのでよかったのですが、
年配の方にプレゼントを贈りたい時は
気をつけたほうがいいかもしれませんね。

また、知らないまま贈ったり、贈られたりしても、解決方法があります。
それは、送られた側が送った側に1円などをあげたら大丈夫です。
こうすることで、買い物したことになり、贈り物ではなくなるからです。

今日も見てくれてありがとうございます💓


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