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2022年2月の記事一覧

砂漠のオアシス

砂漠のオアシス

ありゃりゃのりゃーで手に入れた
幸せはいつか崩れてしまうのさ

僕らはいつだって見えない明日に向かって
ばかばかしい過去を語り合うのさ

ぱっぱらぱーで手に入れた
信頼はいつか崩れてしまうのさ

あなたはいつだって知らない私を知って
みっともない過去をさらうのさ

だってだってみんなもう
楽しそうにしているから
ここにラクダと2人
取り残された気分なのさ

あの場所から見下ろすと
違うものに見えた

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論語

論語

高尚な遊びを続けたい
何にも染まらず羽ばたいて
何もまとらずつぶやいて
可憐な少女のままで
転がり続ける輪廻
知識を身に付け麗しく

高尚な遊びを続けたい
良くないことには目を伏せて
迷いがあれば説き伏せて
何者にもならずに輝いて
ささやかな時を過ごす
足るを知る

気を引き締めて
明日を見る
過去を省みて
未来を創る

恋、愛、哲学

恋、愛、哲学

例えば見上げた空が美しいこと
ギターの音色が綺麗なこと
それらの積み重ね愛すること

例えばご飯が美味しいこと
小さな落とし物を拾うこと
これらの積み重ね恋すること

勇気を振り絞ること
疑惑を感じること
信じられる言葉があること
恋すること愛すること

仁を尊び 礼を尽くす
日々を編み ほころぶ横顔
愛する人 恋の季節

さざなみ

さざなみ

君を想う姿を知った
時を超える音を切った
その夏にずっと恋をしていた

冬を超える時を知った
夏が巡る暑さを結った
そのドアはずっと閉ざされたまま

その時が来れば
わかる気がして
誤魔化した戸惑い
さぁ今こそ投げ出して駆け出す

全てが無駄だと自覚した春にも
認める夢が来る
揺るがない信頼がある

道がない未来にも
太陽は微笑む
見逃した醜い過去にも
差し込む光が眩しい

今まで出会った全ての愛すべき人たちへ

今まで出会った全ての愛すべき人たちへ

困ったような笑顔で見つめて
いたずらな笑顔は僕だけの秘密のときめき

誰も傷つけない言葉を選ぶあなたは
やさしいから傷付ける

その笑顔の分だけ
ゆっくりして
家に帰ってきたら温めて抱きしめる

本音を言えない瞬間も
きっとそれは僕の甘えだから

ごめんね ありがとう
それだけを歌に載せて空へ届ける

この世界の何億万分の1の奇跡
くれた季節
秘密のキッス
愛の弾ける音

snowing morning

snowing morning

雪に包まれた綺麗な朝
空を見て願う
幸せが降り注ぐ未来を
穏やかな日々 彩りをくれるだろう

だから今甘い言葉
少しだけちょうだい
嬉しい時も悲しい時も
分け与えて 抱きしめて
人という温もりを感じる

雪が降り頻る静かな夜
雫に思いを寄せる
声にして伝えたかった言葉
丁寧な愛 道のりを伝えるだろう

だから今甘い言葉
ささやいてちょうだい
ときめく時も優しい時も
分かち合い 許しあって
冬という

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このまま、そのまま

このまま、そのまま

なにを思い眠るのだろう
その瞳に僕は映るかい
満足できそうな愛をあげる
なにもいらない幸せでいて

本を読む時映画を見る時
ギターを弾く時
重ねてしまうのは愚かなことかい

触れられそうな瞳の奥
最後の夢にして
一方通行でいい幸せでいて

大人になったってなんなくなって
なんとなくだって
孤独だってなんだって
なんなんだって

なにを思い目覚めるのだろう
朝目覚めて思い出す
その気持ちに答えはある

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休日

休日

心地よい風が吹く午後の休日
僕は1人映画を見る
ギターを弾き
まだ知らぬ誰かの元へ届ける

明日を願い眠りにつく
人々のささやかな暮らし
それだけを願う
どこへ届くのかわからぬ
この旅路は続く

曇り空 西陽がさす
暖かな部屋
赤ワイン片手に独りを謳歌する
夢にまでみた 何にもない日

君は今どこで何をしていますか
誰と笑っていますか
便りはくれますか
どうかひとつだけ
僕にくれますか

MEMORY

MEMORY

そっとポッケに仕舞い込んだ
あの夏の記憶
ゆっくり明日へ向かう
花の香りに閉じ込めた

たとえ明日世界が滅びても
消えない物がある
それはそう君のぬくもり

わかっているだろう?
あの情熱を灯した光の行方を
気づいているだろう?
小さな羽を生やした
孤独な生き物の息遣い

ずっと揺れて止まらない
あの冬の景色
しっくり来ないと嘆く
髪の結いがなびいてる

もしも明日誰もが諦めても
消えない物がある

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