【実話】人生で初めて脳をフル回転させた話

5,6歳の頃よく行っていたホンダのカーディーラーにASIMOが来るとの事で父と見に行くことになった。

店内にはたくさん椅子が置かれており親子がたくさん座っていた。

座って待っていると司会のお姉さんみたいな人とASIMOがやってきた。
自分は当時から冷めていたので恐らく「ASIMOが来たな〜」ぐらいにしか思わなかったような気がする。

お姉さんがASIMOについて色々説明したりASIMOがどんなこと出来るのか実践したりすると、最後にお姉さんが客席の子供達にこう言った。

「ASIMOに質問ある子〜」

ASIMOに質問!?

考えたことがなかった。
5,6歳の子供が得体の知れないロボットを目の前にして急に何かASIMOに質問が思い浮かぶだろうか?
あと「ねぇASIMO〜」とフレンドリー話しかけれるような見た目でもない。

そして案の定誰1人手を挙げなかった。
この時全親子がアタフタしていた。
質問の一つや二つ用意してくるべきだったのだろうか?

この時の記憶を遡った時にASIMOが何をしたとかは全然覚えてないけど、自分も含めた子供達が真剣に脳をフル回転させてる映像だけは今でも覚えてる。

結局ASIMOへの質問は、かなり前の事なので記憶が曖昧だが、自分だったか他の子だったかが、好きな食べ物的な事をきいて変な笑いが起きて終わったような記憶がある。

仮に今「ASIMOに質問ある子〜」と聞かれたら自分は何を質問するだろう?

当時と同じでただアタフタする事しか出来ないかも知れない。

人生においてASIMOへの質問は一つぐらい用意しておくべきだといえるでしょう。


学び


いけるのか!?