ぽにょり

23歳、渋谷在住のおんなです。 思ったことつらつら書いていきます。

ぽにょり

23歳、渋谷在住のおんなです。 思ったことつらつら書いていきます。

最近の記事

知らないことの怖さ。

戦争について、私は何一つ知らない。 おばあちゃんが語った「あんなひどいこと絶対に繰り返してはいけない。」 そのたった一言だけしか知らない。 中学の教科書で習う、「戦争」「原爆」「B-29」「硫黄島」・・・ただ単語が繰り返されるだけだった。真っ黒焦げになった兵士や防空ずきんを被り防空壕で身を潜める家族、たくさんの数の人の命がなくなったという教科書の事実を見て、酷い出来事だったんだ。中学生の私はそんなことしか理解できなかった。 ・・・・ とあるきっかけで、第一次世界大戦

    • クローゼットが服で溢れかえる人へ

      千早茜さんの『クローゼット』を読んで。 千早茜さんの本が好きだ。 静謐な文章、正確だがどこか怖さのある空気、 自分の中にあるのに見えないもの、見ようとしなかったものについて気付かせてくれる。 千早茜さんの本は、何冊か読んだが、 今日読んだ『クローゼット』について、 備忘録のようなものだが、書いてみようと思う。 この本を読んで、いろいろなことを思った。 もっとモノを、ヒトを、自分を、丁寧に扱いたい。 どんなモノやヒトや自分も完璧ではない。 そのモノヒト自分の生きてきた

      • beautiful peopleから学んだファッションを『崩す』ことの意味

        ファッションが好きなので、21AWのルックを個人的にアートとして思ったことをつらつらと書いていこうと思います。 (あくまでも一般人の個人的な感想なので、悪しからず・・・) まずは、大好きなブランド『beautiful people』の21AWについて。 テーマは「ダブルエンド=両頭使い」。 このテーマの通り、同じアイテムを上下反対で着たり、反転させたりすることで、1着で2つの着方があることを表現していた。 ファッション的な観点は、有名ファッション誌に記載してある通り

        • 「正解」だと言われることだけが正解ではないから。

          『あなたが好きなことは何ですか?』 『あなたが嫌いなことは何ですか?』 『あなたは何をしている時が一番幸せですか?』 この質問に、心に嘘をつかずに答えられる人がどれだけいるのだろうか? 性格は、幼児〜思春期までに大枠は形成されるときく。 今思うと、この期間、私に一番欠損していたものは、『自分』だと思う。 『自分の好きなもの』『自分の嫌いなもの』『自分のやりたいこと』『自分の幸せ』…全部考えてこなかった。 親が…先生が…と、所謂、優等生で生きてきた私にはこれがなか

        知らないことの怖さ。