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フランスの田舎に住む友人をたずねたときの話

ワーホリでパリに住んでいたとき、同じタイミングでスイスにほど近いフランスの田舎に友人が住んでいたので、夏休みにひとりの友人といっしょにあそびにいった。ジュネーヴに30分ほどで出られる山に囲まれた静かな村だった。

じつはその友人に会うのははじめてだった。当時、ワーホリビザを取得するためにmixiのフランスコミュニティで書類についての質問をよくしていたのだけれど、これになんども答えてくれていたのが彼女だった。はじめて会うのにはじめて会う感じがしない、SNSでの出会いってそういうことよくあるよね。

彼女はとても料理上手で、海外生活ではうれしい日本食をふるまってくれた。餃子(日本食というか、中華だけど)は皮から手作り、サラダのドレッシングも手作り。この日からわたしもサラダのドレッシングはずっと手作りに変えた。とにかく全部おいしかった。

よく晴れた日にジュネーブを案内してもらったり、電車でローザンヌへあそびにいったりもした。ジュネーブはカフェでアイスをいただくのも、電車に30分ほど揺られるのもびっくりするほど高くて、なんというかほんとうにびっくりした。うつくしい国だけれど、気軽にはいけないな…このときそうおもった。

この友人はいまはハンブルクに住んでいて、たまに日本に帰国した時に会ったりもしている。家族が増えて、本人に会うのももちろん嬉しいのだけれど、かわいい天使ちゃんに会えるのもとてもうれしい。こんどは、彼女たちをたずねてハンブルクへいこう。

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