次のファンタジア
「次のファンタジア」
先日弾いた、シマノフスキの難しい曲に絵をつけようと思っている。
できるかどうかわからない。
そして、その手法は、水の反映や、月の光や、パスピエでやった、「音楽が描く絵」の手法を使おうと思っている。
というわけで、楽曲の数値的な分析をしていた。
この絵は、その分析結果を絵にしたもの。
上下方向が音の強さ、左奥方向は音の高さ、右奥方向は時間。
ちいさな球の大きさは音の強さを表していて、色は音の強さと高さでつけている。
音の高さを絶対温度、音の強さを光の強度として、黒体輻射関数で色を得て、つけている。
だから、この色は、言ってみれば、鉄とか煉瓦とか焼き物とかの高温の色、ということになる。
炎の場合は、いろんな輝線が出るので、温度と色の関係は、黒体輻射のように単純ではない。
さて、こんなふうに、縦横高さの位置、大きさ、色、明るさ、時間、そういった、いわゆる三次元のいろんな属性で描いてみたのだけれど、なんともつまらない。
水の反映では波紋の動きと光の合成色、月の光では花の一斉開花、パスピエではダンス、といった動きをつけたのだけれど。
今度はどうしよう。
3DCGだから、三次元、つまり、この世にあるものを表現するしかないのだろうか。
たぶん、そうなのだろう。
あと何がある?。
匂い・・・ちょっと無理かも。
触覚・・・ちょっと無理かも。
味覚・・・ちょっと無理かも。
聴覚・・・楽曲じゃん。
視覚・・・はいはい。
冨田勲は、聴覚の部分で、いろんな音を使ったんだよね。
うーん、あとは。。。
第六感とか霊感とか・・・かなり無理かも。
いや、映像と音楽とで、第六感や霊感を触発するんだけどね。
もうしばらく考えよう。
#Fantasia #Animation #DTM #Houdini #3DCG
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