山里ぽん太

「響想詩」「音の絵」作家/Classic Piano Performer/https:…

山里ぽん太

「響想詩」「音の絵」作家/Classic Piano Performer/https://twitter.com/PontaYamazato

最近の記事

モーリス・ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ

「モーリス・ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ」 というわけで、外部SSDに入れた音源で、ラヴェルさんのパヴァーヌを演奏していた。 原曲はフル・オーケストラにハープみたいな編成なので、僕が持っている音源では、弾けない。 なので、小編成オケ用に編曲された楽譜を使ったのだった。 使った楽譜は、2つ。 ひとつは、ピアノとフルートの版。 もうひとつは、弦楽合奏とフルートとピアノの版。 これらの2つの楽譜をもとにして、弦楽合奏と木管合奏とピアノの演奏にした。 改ざんで

    • ガブリエル・フォーレ 夜想曲第4番 作品36

      「ガブリエル・フォーレ 夜想曲第4番 作品36」 ふ、と、思い立って、フォーレさんの夜想曲第4番を弾き直した。 2017年に、DTMを再開して、そして、生まれて初めて、ピアノを弾くことになって、最初に弾いたのが、たぶん、この曲。 その時は、とてもじゃないが、マトモには弾けなかった。 そして、翌年弾き直したが、そのときも、マトモには弾けなかった。 フォーレさんの曲は、見事なのだ。後期ロマン派の爛熟の時期の曲は、どの曲も、見事で、そして難しい。 そして、今回が3回目。

      • ニコライ・メトネル 「波の踊り」 作品40の5

        「ニコライ・メトネル 「波の踊り」 作品40の5」 メトネルさんの「波の踊り」は、6曲で構成された曲集「忘却の旋律 第3集 作品40」の第5曲。 5拍子で書かれている。 波の5拍子の踊りとは、どんな踊りなのだろう、と思ったのだけれど、弾いてみると、奇異な感じはしない。躍動感のある、元気な踊りだ。 音は、実に、解像度が高い。ぼんやりした音ではなくて、はっきりと、美しい、と聴こえる音。 このあたりに、メトネルさんの器用さ、というか、天才さを感じる。 メトネルさんの写真

        • プチ非日常な日

          「プチ非日常な日」 雨。蒸し暑い朝。花たちは元気。 今朝の収穫は、アルコールタオル1枚と、ガムの包み紙1枚。 さて。 昨日、いろいろあって、県庁所在地にいる従弟の店へ行った。 従弟は、昨年、脱サラして、一品料理屋を独立開業したのだった。 彼のお店へゆくのは初めてだったが、繁華街の一角の彼の店は、日曜日の18時前というのに、ほぼ満席。繁盛している様子だった。 彼には、田舎の米と野菜を届けた。彼の店で商品として使えるだろうと思うからだ。 元気にやっている様子に安堵

        モーリス・ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ

          祖父の名前

          「祖父の名前」 曇り。空だけ見ていると、雪が降りそうなねずみ色の空。 しかし蒸し暑い。 今朝の収穫はゼロ。 さて。 昨日のこと。 診療が済んだ母を迎えに病院へ行った。 母は僕のクルマのいつもの座席に腰を下ろすと、不意にこう言った。 「神社へいってちょうだい」 神社とは、母の実家があった部落の部落社。クルマで片道15分くらいのところにある。 11時30分を過ぎていたので、午後にしたらどうか、と言ったが、どうしても、今行きたい、というので、仕方なく神社へ向かっ

          祖父の名前

          ニコライ・メトネル 「朝の歌」 作品39の4

          「ニコライ・メトネル 「朝の歌」 作品39の4」 メトネルさんの「朝の歌」は、5曲で構成される曲集「忘却の旋律 第2集 作品39」の第4曲。 曲は、穏やかな、そして、もしかすると、まだ頭がはっきりしないような、どこかぼんやりした感じの曲想で始まる。 リズムは、朝の散歩をしているみたいな感じかもしれない。 曲は途中で、速いパッセージが登場したりして、朝の散歩、と、のんびりもしていられないことになる。 朝の散歩中に、なにか事件が起こったのだろうか?。 しかし、曲は、何

          ニコライ・メトネル 「朝の歌」 作品39の4

          なんとかする

          「なんとかする」 晴れ。雲一ひとつくらいある青空。 しかし、風は涼しい。 天気晴朗なれど風涼し。 ガクアジサイは今朝も綺麗。ニラは満開。花たちは元気。 今朝の収穫はタバコの吸い殻3本。 玄関先のプランターに水を注ぎながら、水を宙に撒いて、丸い虹を出して遊んでいた。 家の前の道路にうち水とばかりに水を撒いたら、ジョギングのランナーが水が撒かれて色が変わったところを避けて走って行った。そんなものか。 さて。 というわけで、昨日は、朝から、こないだ買ったSSDに、

          なんとかする

          つかれが・・・

          「つかれが・・・」 晴れ。天頂は雲ひとつない青空だけれど、東の空に厚い雲があって、朝日が遮られて、涼しい散歩道だった。 コスモスと、ハナトラノオが咲き始めた。ガクアジサイは今朝も美しい。ニラは満開。名前を知らない小さな花も元気。秋明菊はちらほら咲き。菊芋のような向日葵は、相変わらず元気。 今朝の収穫は、ウェットティシュ1枚と、タバコの吸い殻1本。 さて。 昨日、注文していたSSDが届いたので、早速、フォーマットして、音源のインストールに取り掛かった。 音源データは

          つかれが・・・

          ニコライ・メトネル 「春」 作品39の3

          「ニコライ・メトネル 「春」 作品39の3」 家の前に水を撒きながら、低い陽光が彩る虹を見て遊んでいた。 玄関先のプランターに、でっかいカマキリがいた。 さて。 メトネルさんの「春」は、曲集「忘却の旋律」作品39の第3曲に収められている。 メトネルさんの「春」は、「光」だ。 きらきらきらきら、と、陽光が輝いて、あちらこちらで跳ね返る様子、とでもいえばよいのだろうか?。 パルムグレンさんの「春」も、光に満ちている。 雪国の「春」は特別な季節だ。 冬の間は、空は

          ニコライ・メトネル 「春」 作品39の3

          闇雲に

          「闇雲に」 晴れ。秋の空。しかし暑い。 秋の虫も秋の花も、暑くてたいへんなんじゃないか、と思う。 今朝の収穫は、タバコの吸い殻4本。 さて。 というわけで、SSDも注文したし、というわけで、楽曲の準備をしていた。 SSDに入れる音源は、とりあえず。弦楽オーケストラの音源と、木管アンサンブルの音源。ダウンロードファイルのサイズも含めて、250GBくらい。これにピアノを足すと、350GBくらいになる。 というわけで、弦も木管楽も鳴らない状態で、データをいじっていた。

          いっぱい

          「いっぱい」 晴れ。くもひとつない青空。 秋晴れだ。 ニラは満開。 ガクアジサイは花が増えている。 名前を知らない小さな赤い花は今朝も元気。 玄関先のプランターの花も元気。 今朝の収穫は、タバコの吸い殻1本と樹脂のかけら1個。 さて。 今日は9月9日。 重陽の節句。 太陽が重なる、ということだ。 つまり、太陽がいっぱい、ということだ。 ほんまですか?。 「太陽がいっぱい」は、先日お亡くなりになられた、アラン・ドロンさんが主演された名作映画だ。 で

          ニコライ・メトネル 「追憶」 作品38の8

          「ニコライ・メトネル 「追憶」 作品38の8」 メトネルさんの作品38の、8曲のなかで、第1曲のピアノソナタ「回想」の冒頭のメロディが出てくる曲は2曲あって、1曲は、第6曲の「恋の歌」で、もう1曲は、第8曲の「追憶」。 原題は「Alla Reminiscenza」のようだ。イタリア語が原題なのか、ロシア語が原題なのか、よくわからないのだが、IMSLPには、「イタリア語(ロシア語)」となっているので、イタリア語が原題なのかな、と思ったりしている。 「Alla」は、英語では

          ニコライ・メトネル 「追憶」 作品38の8

          ニコライ・メトネル 「恋の歌」作品38の6

          「ニコライ・メトネル 「恋の歌」作品38の6」 メトネルさんの「恋の歌」は、曲集「忘却の旋律 作品38の第6曲。 第1曲のピアノソナタ「回想」の冒頭のメロディが出てくる。 実は、作品38の8曲のなかで、このメロディが出てくる曲だけをつまみ食いして弾いたのだった。 「恋の歌」作品38の6では、そのメロディが明るく奏でられて、突然止まり、そして、ロマンティックなメロディが流れ出す。 ショパン風な箇所もある、甘くて甘くて、口の中がねばねばになりそうな甘い曲が続く。 原題

          ニコライ・メトネル 「恋の歌」作品38の6

          ターン

          「ターン」 晴れ。朝の陽射しは雲のヴェールの向こう側にあって、涼しい朝。 少しだけ足を伸ばして、隣町の教会まで歩いた。 彼岸花(紫苑)が咲いていた、ハナトラノオも咲いていた。曼珠沙華は咲いていなかった。 近所の花壇は、ニラが満開。ガクアジサイも綺麗に咲いている。 今朝の収穫はなし。 さて。 ゲームの場面で、「ターン」って言葉が使われる。 わかりやすい例では、野球は、イニングの表と裏が、攻撃のターンと守備のターンになっている。 MMO-RPGでは、キャラの攻撃

          ひとりで何役?

          「ひとりで何役?」 晴れ。雲ひとつない快晴。 ガクアジサイは今朝も綺麗に咲いている。ニラは満開。秋明菊はちらちらと咲き始めた。 早い桜の紅葉が始まった。 今朝の収穫は、タバコの吸い殻2本、タバコの吸い殻の残骸1個、ティシュペーパー1枚。 さて。 次の絵のイメージが浮かびつつある。 のだけれど、まだ、一瞬の、ほんの1〜2秒の絵しか思い浮かんでいなくて、、フィルムにできるくらいにはなっていない。 そして、さらに、次の絵のアイデアが浮かんできた。 こっちは、絵では

          ひとりで何役?

          リテイクで発見したこと

          「リテイクで発見したこと」 晴れ。早朝は霧。お陽様は霧のヴェールの向こう側、だったが、次第に晴れて、秋の陽射しが降り注ぐようになった。 涼しい朝。 ガクアジサイは今朝も綺麗。ニラの花はどんどん開いてきた。 今朝の収穫は、マスク1枚。 さて、 2万3千コマのレンダリングが終わったので、試写をした。 一部のマテリアルが気に入らなかったので、その値を変えて、今、全コマのレンダリングをやりなおしている。 で、途中のひとコマを見て、驚いた。 明るさがほんの少し変わった

          リテイクで発見したこと