見出し画像

スタジオを作る 何度でも

「スタジオを作る 何度でも」

晴れ。

ここ数年は雪がたくさん降ったのだけれど、今年は穏やかな冬になっている。

街中は、雪を捨てに走るトラックがひっきりなしに走っている。

ただ、よその地域では、大雪になっている。

雲の通り道が、今年は少し違う、という、それだけのことだ。

風向きが変われば、とたんに大雪になる。

さて、今朝は、また、スタジオのことを考えていた。

みんなで楽しく仕事ができたら、いいだろうな。

発想はそこだ。

だが、過去を振り返ってみれば、みんなで仕事をした期間はあったのだ。

会社に勤めていた17年間。

そこでは、僕は、うまくやれなかった、

いま、人が集まって、みんなで仕事をすることになっても、昔と同じことをやっていたのでは、結局、うまくゆかないことになるだろうと思う。

僕だけじゃなくて、誰だって、うまくゆかないんだ。

本来は。

なぜ、って、みんな違うんだから。

共通の目標や理由がなければ、チームってのはうまく機能しない。

スポーツのチームなら、勝つこと。

会社なら、商品が売れて、儲かること。

商業アニメのスタジオなら、作品が完成して、売れて、収益が上がること。

いま、僕と仲間たちとで、アニメーション・フィルムを作るチームを作ったら。

みんなが楽しんで制作ができて、作品が完成して、その結果に、みんなが満足できるか、となると、まあ、無理だ。

いや、無理じゃない方法は、ある。

そこのあたりを理解している人たちが集まれば、できるかもしれない、と思う。

長年、個人でフィルムを作ってきて、そういったことをあれこれと考え、試し、失敗し、時にはうまくできて、と、そんな経験をしている人たち。

そんな人たちが集まれば、可能になる、かもしれない。

どうやれば失敗するか、を知っているからだ。

チームのメンバーの全員が、「どうやったら失敗するか」を知っていると、成功する確率は高くなる。

そのためには、経験。

経験のためには、チャレンジする意欲と行動。

と、なる。

そんな人たちが集まる、ということ自体が、なかなかにハードルが高い。

どこかにはいる。

日本全国には、それなりの数、いるだろう。

その人たちが集まることは、そう簡単ではない。

でも、それは、僕の、そして、おそらく、何人かの人たちの夢だ。

意識だけでも、そこへ向かって行く。

それが、とりあえず、僕にできること。


#Animation #Studio #アニメーション #スタジオ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?