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ぽんたなかの英語学習遍歴

今回は、私が今までどのように英語を勉強してきたのか、思い出せる限りで書いていこうという回です。

みなさん初めまして

実は私、東京大学文学部を卒業しておりまして、さぞや英語ができそうな最終学歴なんですけれども、学科はイスラム学専修課程と、専攻は英語ではなかったのです。

そんな私は、従ってそんなに英語に詳しいわけではないのですけれど、いちおう教えるのだからということで、英検1級を取り、TOEIC970まで取りました(満点がなかなか取れない…)。

今日は現在に至るまでの英語学習遍歴を、中学にまでさかのぼって振り返りたいと思います。

中学時代

地元の公立中学に進んで英語を学び始めました。
ローマ字を読めないまま進学してしまい、catやmilkが読めずに隣の女子に聞きまくった覚えがあります。
planeとtrainなんて区別不可能だったし、libraryレベルになると呪文でした。

しかし中2くらいになると、どういう訳か平均点くらいは取れるようになっていました。
そして夏くらいから塾に通い始めて、徐々に覚醒していきます。

覚えているのは、読む教科書の文、解く問題すべて、ノートに書き写して音読していたということです。
ノートに答えだけ書く友達が多くて変な目で見られましたが、彼らよりも僕の方が成績が伸びました。
中3の時は、英語だけは偏差値70は切らなかった覚えがあります。

高校時代

県内の私立に進学します。
大学受験にすべてを捧げた3年間でした。
当然、英語もアホみたいに勉強しました。

しかし、特別なことをした訳ではなく、性懲りもなく問題集をすべてノートに書き写して音読していたのを覚えています。

特に印象に残っているのが、速単の写経です。
英文ぜんぶ写して毎日1時間くらい音読しました。
1日1題新しい英文を写して、それと前の日の英文を復習していたので、1日2題音読していたのだと思います。
1年以上かけて3週くらいしました。

覚えている限り、たぶん文法は何も勉強してません。
ぜんぶ音読で済ませました。
これだけ音読してれば、文法とかよく分からなくても自然な表現を選べばけっこう当たるものです。

英語の偏差値はやはり70台で、1度だけ河合塾の全統記述模試で83くらい出してビビった覚えがあります。

大学時代

東京大学文科三類に現役で入学し、3年次に文学部に進学します。

何となく英語は好きだったので、単位とは関係なく自分で英語を勉強していました。
そう、ノートに全文写して音読する、例の写経を継続したのです。

この「速読速聴・英単語」シリーズ、全部で6冊くらいあるのですが、全部写経しました。
何年かかったかは覚えていません。

それと、3年次にイスラム学専修課程に進学したのが大きかったと思います。
イスラム教やアラビア語の勉強って日本語の文献がかなり限られているので、英語を読まないと何にもならないのです。
毎日、日本語よりも英語の方をたくさん読んでいたと思います。

ちなみに他の優秀な学生たちは英語ではなくアラビア語やペルシア語の史料を読むので、実は私は落ちこぼれでした。
アラビア語が読めなかったので、そういう意味でも英語の文献を読むしかなかったのです。

個別指導時代(~現在)

卒業後、個別指導塾で働き始めるのですが、そんな勢い任せの人間がいきなり他人に英語を教えられるはずがありません。
文法を勉強しようと初めて覚悟しました。

とりあえずForestを買って通読しました。
授業で生徒と一緒に読み合わせるふりをして、自分で読んで勉強するという、尊敬できないことをしていましたね。

予備校に移ってからは、もう少し専門的な文法書も読んでいますが、本当に学術的な書物はまだ読めません。
よく参照する文法書は以前記事にまとめたので、よろしければどうぞ。

今でも音読などはしていますが、どちらかと言うと、どうしても文法を勉強したり、過去問を解いたりするのが多くなっています。
昔みたいに好き放題、やりたいように勉強したいものです。

終わりに

さて、存外に長くなってしまいました。
かなり偏った勉強しかしてこなかったのであまり参考にはならないかもしれませんが、これがぽんたなかという人物です。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。

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