高校英文法のアウトライン 第8章 不定詞 第6回 さまざまな形の不定詞
不定詞の最終回は、さまざまな形の不定詞について見ていきます。
進行形の不定詞
進行形の不定詞は、「to+動詞の原形」の後に進行形「be+‐ing」を組み合わせて「to+be+‐ing」として表現します。
Bob doesn’t answer the phone. He seems to be sleeping now.
「ボブが電話に出ない。今は寝ているようだ。」
受動態の不定詞
受動態の不定詞は、「to+動詞の原形」の後に受動態「be+p.p.」を組み合わせて「to+be+p.p.」として表現します。
This broken part needs to be replaced by a new one.
「この壊れた部品は、新しいものに取り換える必要がある。」
完了形の不定詞
完了形の不定詞は、「to+動詞の原形」の後に完了形「have+p.p.」を組み合わせて「to+have+p.p.」として表現します。
Vincent van Gogh is said to have suffered from some mental illness.
「ゴッホは、何か心の病気を患っていたと言われている。」
終わりに
これで不定詞は修了です。
不定詞は、動詞にtoを加えて名詞や形容詞、副詞的に用いる文法でした。
実はこのように、動詞に変形を加えて違う品詞として用いる文法規則が不定詞以外にもあります。
動名詞(名詞的な働き)と分詞(形容詞または副詞の働き)がそうです。
これらはまとめて準動詞と呼ばれ、まとめて学習するのが効果的です。
そういうわけで、次回からは動名詞について見ていきます。
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