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どうしても「やる気」が出ないときにあなたがすべきこと






いいからとっととやれ!!




泣きそうです。そんなことをいわれたら、体たらくなぼくは号泣してしまう。

ぼくも常日頃から、やる気に満ち溢れないカラカラの状態である。だからそんな強いことばを投げられても、「やる気なんて出ねーよ」と反発してしまう。


いままでも、やる気についての書籍は何冊か読んできた。どの本も「やる気なんかに頼るな」「習慣にしろ」「まず手を動かせ」なんてことが書かれている。

そんなこといわれても習慣にはならん。そもそもはじめの一歩が動かない。そもそも本を世に出しているくらいの人間なのだから、体力も根性もあってエネルギッシュな人間だと思う。本当にどうしようもない人間の気持ちをわかっているのか。


めんどくさいものはめんどくさいし、このnoteに関しても、いいネタが思いついたとしてもめんどくさくて書かないことはある。

手を動かせば仕事のようにせかせか動けるのに……そんなことはわかっているんだけど……なんかやる気がでない、めんどくさい、背徳感。


ただこれはきっと、「疲れ」からくるものではないかと思っている。


ぼくみたいに人並み以下の体力しか持ち合わせていない人間は、とても疲れやすい。疲れていてはやる気もでないし、めんどくさい気持ちが上回る。

いいわけばかり並べてしまうが、体力はもって生まれた才能だと思っている。特徴ともいう。明石家さんまみたいにパッションな人間には努力したって到底なれない。

だから、体力を増やそうとしても無理なはなしだと思う。だとしたら、逆に減らさない方法を考えたほうが合理的に感じる。

おもに疲れにはふたつあると思っている。

ひとつは身体の疲れ。これはもう休むしかない。身体が壊れては元も子ない。身体を壊してまでやらなければいけないことなんてこの世に存在しないと思う。

ふたつめは心の疲れ。主にこの理由が大きいのではないだろうか。むしろ心の疲れがあるから身体も疲れてしまう気がする。心身は表裏一体なのかも。


心さえ軽くすることができれば、日々のどんよりとした気持ちも薄まって、少しはやる気になるのではないだろうか。


心を軽くする方法としてブッタの教えが役に立つのではないかと思っている。

ブッダは心を軽くするときどうするか。

ひとつ。ココロを言葉にする

自分の心も状態を言葉にしてみるといいらしい。たとえば、人前で話すときに緊張状態であれば、「自分はいま、緊張しているな」と確認する。

ふたつ。カラダの感覚を意識する

手をグーパーしてみて自分の手の動きを意識してみる。アタマのグルグルをいったん横に置いておく。ただただ自分の身体に意識を向ける。

みっつ。アタマの中を分類する

これがもっとも大切。自分を見つめたら次の3つのうちどれに入るか分類する。

 求めすぎている。マクドナルドでついついフライドポテトのLサイズを注文してしまい途中で飽きてしまうあれだ。ちょい足りないくらいがちょうどいいのだ。

怒り イライラしている。過去への未練やコンプレックスなどが影響している。じつはこの状態は笑いに変えるチャンスでもある。芸人のはなしを聞いてみよう。7割くらい怒りを笑いに変えている

妄想 頭のなかがグルグルしている。これはもう今に意識を向けるしかない。いままでを振り返ってみて、不安が的中したことはいくつあっただろうか。打率でいったら1割も満たないのではないだろうか。


人が疲れてしまう原因は「自分の心が見えていない」に尽きる、とブッタはいっている。

こうして心の状態をみつめて分けてあげることで、心も軽くなりついでに身体も軽くなるのではないだろうか。そしたらきっと、やる気も出てくるはず。

もし、それでもやる気が出てこないなら、ぼくと一緒にあきらめましょう。以上。終わり。














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