見出し画像

なぜ、同じ失敗を繰り返してしまうのか?

これまでたくさんの失敗をしてきた。仕事はもちろん、プライベート、家族、人間関係。すべてのジャンルで失敗をしてきた。人間というのは、普通に過ごしているだけでも失敗をしてしまう生き物だと思っている。

そのたびに反省をして、改善をして、今の自分がいる。10年前に比べれば少しは成長していると思うし、大人になっていると思いたい。

ただ、どうしても同じ失敗を繰り返してしまうものもある。


酒だ。



過去にお酒による失敗はたくさんある。

・財布に入っていた大きなお金を使ってしまったこと。朝起きて膝から崩れたのを覚えている。

・朝起きると、先輩からもらった高級時計がボロボロになっており、お気に入りのネックレスがちぎれていて、買ったばかりの靴が片方なくなっていたこと。ショックでしばらく立ち直れなかった。

・前歯を2本失ったこと。これが一番の失敗。時間と歯は有限だから大切にしようと決めていたのに。歯医者さんもビックリ。


細かいこともあげればキリがない。

今まで色んな失敗を自分の成長につなげてきたはずなのに、なんでお酒の失敗だけは改善されないのだろうか。

それはただのお酒の飲みすぎだから飲まなければいいだけの話なのでは?
なんていわれそうだが、それだけでもないような気がする。もしそれだけの理由だとしたらとっくに禁酒をしているだろう。


では、なぜお酒の失敗をやめられないのか。本質に迫っていきたいと思う。


まず一つに、誰にも迷惑をかけていないことがあげられる。今まで起きたことはすべて自分に返ってきているもので、周りに害を与えていない。せいぜい家まで送ってもらうときに苦労をかけたかもしれないが、それはまあ、お互い様ということで。

誰にも迷惑をかけていなければ、自分が許せばいいだけなので改善のきっかけにならない。「人に優しく、自分にも優しく」を格言にしている自分にとってたいがいのことは許してしまう。

そして二つめに、ネタになったと前向きにとらえてしまうことだ。これが一番大きい理由ではないだろうか。なんか本質にたどり着きそう。

そうだ。そうなのだ。ネタとしておいしいと思ってしまう自分がいるから同じことを繰り返してしまうのだ。

つまり、失敗を失敗と捉えない限り、失敗にならないということだ。

いつも寝坊してギリギリに来る人や遅刻してしまう人も失敗と思っていない。スタートに間に合わなくてもどうにかなるって思うから常習犯になってしまうのだ。

ついつい焼肉屋で食べ過ぎてしまうこともそうだろう。腹八分目に抑えられないのは、食べ過ぎて苦しいという痛みより、めっちゃ食った幸せだ、という気持ちが上回るからだ。

お酒を飲む→前歯がなくなる→ネタになる→そのネタでまたお酒を飲む→やらかす→ネタができる→お酒を飲む

こんな無限ループが完成してしまった。こうなるとお酒の失敗を失敗と捉えることは難しくなる。こうしてネタにして記事にしてしまっていることもアウトなのかもしれない。


どうやら本質にたどり着いてしまったようだ。

ちなみにこんな本も出ているみたいだ。参考にしてみよう。

まとめ

しっぱいは じかくしないと ネタでおわる


以上。終わり。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?