あらゆるものを焼き尽くして破壊する ~森林火災~
1 導入
こんにちは、ひろきです。本日はあらゆるモノを破壊しつくしてしまう森林火災について解説していきます。
数年前にオーストラリアでの大規模な森林火災が話題になりました。唐突にそれを思い出したので記事にしてみようと思います。
2 森林火災の原因とは?
森林火災の原因は主に2つあるとされています。
① 自然発火
自然発火なんて起こるわけない!と思うかもしれません。確かに日本のような湿潤気候の国ではあまり無いので馴染みがないかもしれません。
というのも主な要因は乾燥だからです。乾燥することで、葉から水分が失われてしまいます。乾燥した葉同士が摩擦をすることで火が発生します。日本は湿潤気候なのであまりありませんが、オーストラリアやアフリカなどでは森林火災の原因の主要因のようです。
② 人為的原因
2つ目は人為的原因です。これは正直許せません! 焚火やたばこの不始末、放火などが要因です。
3 森林火災の影響とは?
主に3つあるとされています。
① 大気汚染
火災で発生した二酸化炭素やメタンなどが大気を汚染してしまいます。これだけでも地球温暖化の進行に関わるなど、大変大きな被害が見込まれます。
② 森林生態系の崩壊
これは分かりやすいのではないでしょうか。森林内に生息していた動植物を全て焼き払ってしまいます。個体群が少なくなると絶滅のリスクも高まってしまいます。
③ 森林機能の喪失
森林が持つ、「土壌の侵食や崩壊を防止する機能」、「水資源涵養機能」を喪失させてしまいます。結果として洪水や土砂災害を誘発してしまいます。
4 森林火災を防ぐためには?
① 監視パトロールの強化
人為的原因について、諸悪の根源を絶つための取り組みです。監視を強化して火種を小さいうちに始末することが大切になってきます。
② 防災意識を高めるための啓蒙活動
こちらも①と同様に諸悪の根源を絶つための取り組みです。人々を意識から変えていくことを目的としています。
③ しっかりチェック
山に入る前に個々人が火を扱うモノを持ち込まないことや仮に持ち込むのであれば厳重にチェックすることが大切になってきます。
5 まとめ
前頁で挙げた3つはどれも人為的原因についてのアプローチです。自然発火に対するアプローチを考えて実行することは至難の業でしょう。
なので、森に入る際には徹底的に人為的原因を減らす努力をすることが大事なのではないでしょうか。
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