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最近転職して都内のベンチャー企業でマーケティングの仕事をしています。 データアナリスト…

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最近転職して都内のベンチャー企業でマーケティングの仕事をしています。 データアナリストのようなことがメインですが、スタートアップのカオスさに飲まれています。 ADHDなのですが、治療すら面倒で放棄したタイプなので、それ故の失敗談をおもに笑い話として書いています。

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  • 短編集-首都地下移転後の日常

    20XX年、世界大戦による環境悪化により日本国の主要都市はすべて地下に移転しました。東京都は東京メトロと営団地下鉄の迅速な動きにより、完全な地下都市化を実現しました。

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    なんだか頑張れない犬のTシャツ。頑張れそうにない時に着よう。
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発達障害だと脳波をもとに診断された話-QEEG検査

 社会人になってから自分の能力を疑うことが極端に多くなった(これはあたりまえのことかもしれないが)。マルチタスクが極端にできない、他者との協働ができない、興味のない仕事はすぐに記憶から消える、締め切りを守るのが大変…挙句の果てに私生活はさらにボロボロで、電気は毎月とまるし、水道やガスもとまった。カードの限度額はとことん使ったし、他人との約束も極端に守れなくなった(破りたいわけではなく、脳の処理メモリからすぐに消えてしまう)。  学生時代の順風満帆な日々は何処へ。僕はダメ人間

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    • ADHDが自尊心を取り戻すのにスマートホームは役立つかもしれない

      1.日常生活での”やらかし”が耐えないADHDのみなさまへ 私をはじめ、ADHDの誰もが日常生活での些細な”やらかし”を経験したことがあるのではないだろうか。公共料金の払い忘れやゴミ出し忘れ、照明の消し忘れや鍵の紛失など、その例をあげればキリがない。  立派?なADHDである私も、日常生活の小さなトラブルは欠かしたことがなく、自尊感情を削りながら毎日を生き抜いている。 ※過去の失敗の数々は以下の記事にそれぞれ書いてあるので、優しい人は読んでみてほしい。  仕事はどうかという

      • 3年間掃除していなかったお風呂場を高圧洗浄機で掃除した話

        お風呂掃除は精神的苦痛 世の中のお風呂掃除担当者には申し訳ないが、僕にとって風呂場を洗うという行為はとてつもない精神的苦痛だ。汚い環境が好きな訳では無い。できれば毎日清潔な浴室を使いたい。だからこそ、水場特有の汚れが存在する風呂場に、どうしても足を踏み込みたいと思えない。  僕の家は都内の狭小マンションだ。間取りは1Rで、14平米ほどの広さだ。どこかの誰かが、ワンルームマンション投資に踏み出すことで建設された非常に簡素で企画的で、人間的な要素のない住宅だ。そんなマンションであ

        • 障がい者VSロボット

           コロナ禍の都内、採用アウトソーサー界隈にある案件が舞い込みました。  プロモーション上手なある会社が開発した管理システムに乗り換えた顧客がいます。10000件近いデータを、システムのGUIからしか更新できない仕様なので、その件数のデータに対してある画像データを登録する仕事が必要になりました。  作業内容は単純ですが、ポチポチと、五万回近くクリックをする必要があります。  A社はその作業を対応するためにRPAを利用しました。人間並の作業スピードですが、休まずにロボットが作業

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        • 短編集-首都地下移転後の日常
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        記事

          中小企業でRPAシステムをリプレイスした時の記録

          1.はじめに これは前職を辞める直前にしていた仕事の備忘録だ。今の仕事はRPAとは一切の関係のないものをしているので、すでにこの分野からは足を洗っている。ただ、この時に経験したことをテキストにしておきたかったのでnoteに書いた。内容はある中小企業で肥大化したRPAシステムをリプレイスしたときのものだ。これが誰かの役に立つと嬉しい。ちなみに深夜にこれを書いているため文体は安定していない。 2.状況ちなみに、僕がこの仕事に立ち向かったときの周辺情報を簡単にまとめておく。前の職

          中小企業でRPAシステムをリプレイスした時の記録

          チーズフォンデュをして家が焼けかけた話

          1.チーズフォンデュセットを買った はじめに書いておくが、記事のKVに使っている素材はフリー素材だ。残念なことに僕には女の子と1on1でチーズフォンデュをした記録はない。仕事柄、目を引きたいコンテンツに女性の写真を使うとクリックが増えることを知っていてこんな姑息な手段を使っている。女性を商品化したいわけではないが、性欲に支配された支配階層の多い社会では、これは非倫理的で現実的な手法なんだ。  という前置きはほどほどにして、僕は学生時代に住んでいたマンションを焼きかけたことがあ

          チーズフォンデュをして家が焼けかけた話

          カルト宗教にハマっている毒親からの連絡を断って1年が経過した記録と記念

          1.さよならパピー。永遠に。 2021年8月。僕は父親と祖母の連絡を完全にブロックした。  事のはじめは5月のゴールデンウィークだった。コロナ禍全盛期、まだワクチンを打てていない僕は、連休に東京を出るつもりもなかったのだが、祖母からの狂気的な要求に従って実家に戻ることになった。もし僕が感染していたら、祖母と父に確実にうつすことになる。肥満体型で喫煙者である父と、同じような体型で高齢者である祖母は命を落とすかもしれない。そのリスクを何度説明しても喚き立てる祖母に疲れ、僕は実家に

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          スマートロックのせいで家に入れなくなって6万円失った話

          1.鍵。それは大切で厄介なもの  世界を豊かにした発明の1つは間違いなく鍵だろう。これにより、多くの人間が他者から隔絶しておきたいものを自分だけのものにしておける。財産、家、車、心、アカウント、ありとあらゆるものが当然のように錠を持ち、それらにふさわしい鍵を持つ者だけがそれらにアクセスすることができる。  我々は余計な心配事をせずに日々の生活を送ることができる。僕のように、鍵そのものの紛失を心配しなくても良い人間以外は。  強固な鍵はすなわち、それを失ったときに選択できる代替

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          東日本大震災発生から、ある高校生が社会人になるまでの記録。主に地震で壊れてしまったもの。

          ■はじめに これは震災発生後から数年間にわたる事実の振り返りをまとめたものだ。震災からもう7年経ったタイミングで原文を書き、それが保存されたパソコンを先日見つけたため、加筆修正してnoteに投稿した。11年近く経ったために、幾分正確性には欠けるが、意図的に嘘を書いたわけでもない。震災当時には考えられなかったことや感じられなかったこと、見えなかったことを現在の価値観から書き連ねた。  書かれている内容は一貫したテーマを基に編集したわけではなく、時間軸に沿って、記憶に残っている

          東日本大震災発生から、ある高校生が社会人になるまでの記録。主に地震で壊れてしまったもの。

          新型コロナに感染した体験談

          Day1 ある朝、喉に違和感があった ある日曜の朝、私は日課(中毒)になっている喫煙をしながら、自分の喉をさすっていた。何か違和感がある。。。まるで魚の骨が刺さっているかのような、僅かな痛みがそこにある。  スマホアプリから部屋の湿度を確認する。21%。夏場は平気で80%に近くなるこの部屋も、乾燥する冬場はここまで湿度が落ち込むらしい。きっとそれで喉が乾燥しているのだろう。そう判断した私は、特に気にすることもなく、2本目のタバコに火をつけた。  午前中、大学の友人たちと旅行の

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          4足歩行ベビーカー「サッチーⅡ」

          1.育児における最終的解決 人類初の四足歩行ベビーカーは、「育児における最終的解決」のキャッチコピーの下、世に放たれた。先進国中で同時発売されたそれは、あらゆるインフルエンサーの手を経て、その不気味な様相とは裏腹に市民生活に浸透していった。  まるで卵のような形をしたボディは、上半分が強化ガラス製で、下半分が強化プラスチックでできている。外見はユーザーが注文時に自由に指定できる。金属光沢を模したもの、逆に輝きを極力抑えたもの、迷彩柄等、それはユーザーの望むありとあらゆる見た

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          【体験記】鼻からカフェイン粉末を吸うようになるまでのこと

          1.なぜ人は眠ってしまうのか 学生の時、「なぜ人は眠ってしまうのか」について随分と考えていた。僕の睡眠時間は安定しない。1日2〜4時間程度の睡眠時間で2週間ほど元気に過ごしたと思ったら、次の2週間では13〜16時間ほど寝ないと全く活動できない週があったりする。社会人になって5年ほど経ち、さすがに睡眠時間が安定してはきたが、それでも休日には10時間ほど寝てしまう日がある。  睡眠は人間にとって必要なものではあるが、寝なくて済むのならば寝ない方がお得ではないか。とりわけ、睡眠時間

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          【体験記】鼻からカフェイン粉末を吸うようになるまでのこ…

          ザリガニを食べたレポート

          1.ザリガニを食べられるお店 きっかけはある1つの冗談だった。 「食用ザリガニ投資をしてみませんか?」 職場の同僚たちと投資談義をしているときに、何にでも投資をしそうな素直な同僚に対し、slackで送ったのが上記の一文だった。食用ザリガニ投資、そんなものが世の中にあるのかは知らないが、ふと頭をよぎった単語が「食用ザリガニ」だった僕は、その言葉と共に架空の投資話を同僚に持ちかけた。幸にして、その人にはまともな理性があったために、その投資話に乗ってくることはなかった。 僕は

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          【短編小説】新人類用ブラックキャップ

          1. 浜町跡換気口 生まれ故郷であるアメリカが西と東に別れたニュースを皮切りに、世界はあり得ない方向へ進んでいった。ドイツ・ヨーロッパ連合はヒトラーの亡霊にでも取り憑かれたように軍備を再拡張し、ついにはジュネーブにあった大型ハドロン衝突型加速器を軍事転用した。衛星軌道上に打ち上げられたそれは、宇宙の向こうから大地を削った。  ロシアはいつのまにかソ連に戻っていたし、中国は東南アジアまで侵攻していたし、オーストラリアでは人間との交配で生まれたカンガルーマンが自動車を破壊していた

          【短編小説】新人類用ブラックキャップ

          催眠術師に習った頭痛の治し方

           日曜の朝だというのに寝起きから頭痛がしている。僕は偏頭痛持ちで、小学生の頃は週に1回はひどい頭痛に悩まされているタイプの人間だった。検査をしても異常なし、頭痛外来に行っても治らない。最終的におばあちゃんがお祓いをしたら頭痛が治った。  しかし、そのお祓いの効果もなくなってきたのだろうか。大学生くらいでまた頭痛に悩まされるようになり、社会人になった今も月に1度は激痛とともに目覚めることがある。  今日もそうだ。素晴らしい天気だというのに、僕の体はそれとは正反対のコンディシ

          催眠術師に習った頭痛の治し方

          僕は怒られながら豚足麺が食べたかった

          1.最初は絶対怒られるよ 横浜中華街の路地裏に、かの池波正太郎が通ったとされる広東料理店がある。多分このワードで検索するだけで店名が出るので、ここで店名は明かさない。この店では豚足麺を食べることができる。  豚足麺は2つの料理から構成される。1つが具のない醤油ラーメンで、もう一つが醤油に漬け込まれた豚足2本だ。これらを組み合わせることで、豚足麺は無上の喜びを与えてくれる。  だが、この豚足麺の魅力はこれだけではない。これを食べる環境がまた一興なのだ。  店内は質素という

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