時空が捻じれた?? 東南アジア最大の国での不思議体験
20年前、私たち家族は、会社の転勤辞令で、一家5人、東南アジア最大の国、インドネシアに赴任していた。
3人の子供は、日本人学校の中学部、小学部に通学していた。
ある日の学校帰りの事。
子供たちがアパ―トに戻り、エレベータで自宅のある7階で降り、自宅の部屋703号室のベルを鳴らした。
午後3時ごろ。
何度ベルを押しても、妻もメイドさんも玄関に現れなかった。
子供たちは、仕方ないので、ロビーで時間をやり過ごし、何度か、部屋に行って、ベルを鳴らし、ドアを叩き、声をかけた。
でも、妻もメイドさんも玄関には現れなかった。
そうして、午後6時頃になった、、
妻もメイドさんも、子供が帰宅しないので、心配していた頃、
玄関のベルがなって、子供たちが帰宅した。
子供たちは、
「何度も、部屋に来てベル押したけど、お母さんもエルナさんも出てこなかった。ドアも叩いたし、声もかけたよ!」
「どこかに行ってたの?」
妻は、
「おかしいな、、、ずーと部屋にいたけど、ベルも玄関を叩く音も、声もしなかったよ!」
「不思議だな、、!」
玄関のドアは、外の音が聞こえるし、ベルも正常だった。
いまだに不可解な出来事だった。
今も、時々、思い出したように、妻や子が、当時のこの不思議な体験を語る。
この国は、イスラム教徒が多い。イスラム教は土葬の文化であった。
アパートの目の前には、広大な墓地が広がっていたことが思い出される。
幽霊の体験話が、あまりにも多い国だった。
不思議な体験の一つとして、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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