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教室運営で大切なこと~授業編①~

読んでいただいてありがとうございます。

私は大手の個別指導学習塾で働いていました。

フランチャイズ契約をしている会社でしたが、そこの社長は本社の顧問をしている会社でした。

そんな社長の元で5年間働いた経験を元に、教室運営で大切だと思うことを書いていきたいと思います。

今回は授業について書いていきたいと思います。
長くなりそうなので、いくつかのパートに分けて書いていきたいと思います。


心構えはいつでもプロフェッショナル

私が新人研修を行う時に相手の耳がタコになるまで、言っていたのがこの言葉です。
いくら、大学生であろうと、1か月前まで高校生だろうと、授業を受けている生徒からすればそんなこと知ったこっちゃありません。

先生は先生です。

18歳の学生アルバイトではなく
1人のプロの塾講師として見てきます。

ですので、絶対使ってはいけない言葉は

できない・はじめて・苦手

です。

「先生なのにできないの?」と思われたり
「え、授業するの初めての先生とかちょっと不安……」

と思われる可能性があります。

ではどうすればいいのか?

たしかに初めては初めてですが、
行き当たりばったりではうまく授業なんて出来るはずがないですよね?
ですので、十分に準備をすることが必要です。
事前に授業する生徒の性格や成績を聞いたり、図を書いて目で覚えることが得意なのか、音で聞いて耳で覚えることが得意なのかを聞いたり。
また、家族構成や趣味、部活なんかも知っておけばなおいいですね。
苦手な教科や難しい範囲であれば、事前に解かせる問題に目を通し、解説を読み、教え方がわからない場合は得意な先生に聞いておくといいです。

プロとしてのハッタリをかましましょう!

それでも、出来ないことはやってきます。
その時は生徒には「できない」とは絶対に言わずに!
なにか、問題を解く指示を与えてから、席を立ち、
生徒にはバレないように教室長やベテランの先生に助けを求めればいいでしょう。


何やりたい?と聞くな!

これも、新人研修で耳がタコになるまで伝えます。

たまに「今日何やりたい?」と聞く先生がいます。
それを聞くと、「いやいや、あんたの仕事でしょうが!」とツッコミたくなります。

前半に書きましたが、塾講師になった以上はプロとしての自覚を持つべきです。
少なくとも、生徒のために!という気持ちがあってほしいですね。

ただ、お金を稼ぐだけなら多くの時間に働ける
居酒屋やコンビニの方が稼げます。
塾講師は時給は高いですが、準備や掃除などで時間外労働がありますし、生徒がいないと授業が発生しないので思うようにアルバイトが出来なかったりします。
そんな中で塾講師を選んできた、選んでくれたのですから、生徒のために!という気持ちが少しでもあるはずです!

生徒のために!
「今日は何をできるようにさせるのか」
「どんな力を身につけさせたいか」
考えて授業内容を決めましょう。

塾にきている子どもたちは自分で勉強出来ないから塾にきています。
そんな子どもたちに
「何やりたい?」
と言ったところで
「いや、わからんから塾きとんねん!」
と思われるだけです。

もし、そうではなくとも
的外れな範囲を勉強したい!と言ったり
もう既にある程度できる、楽なところを勉強したいと言う可能性もあります。

ですので、何をすればいいのかは
先生が決めるべきです。自分1人で決められないときは教室長やベテランの先生に相談すればいいです。

その時に1つアドバイス!

相談の時は、少しでも自分なりの意見を持ってから行きましょう!

ただ、「どうすればいいですか?」
でなはなく!
「僕はこう思うんですけど、どうですか?」
と相談しましょう!

こうすることで、常に自分で答えを持つ練習にもなりますし。相手からもできるやつだと思われやすくなります!


では、今回はこの辺で終わります。
次は授業編パート②
内容は授業で勉強以外にしてほしいこと
を書きます!

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