2024.2.11習いごとが増えてます

転勤2年目に入り,仕事にも少しずつ慣れてきて,余裕が出てきたせいなのか。
「なぜ家族と離れてまでここにいるのか」「今しかできないことは何だろう」と考えることが増えた。

そこで、私は3つの習い事を始めることにした。
①ボディメイク(ジム通い)
②クラリネットのレッスン
③英会話

①のボディメイク。
これは,単純に「結婚式の時に恥じない姿でいたい」という思いから。
ドレス姿くらいは自信満々で見せたい。
それに,多分転勤から帰ったら私は彼氏と住むことになる。そうなったら食事管理とかも難しくなりそうなので,今しかないのだ。

思いたったが吉日,1月中旬に私はとあるパーソナルジムに行った。
実は,以前にもパーソナルジムや一般的なジムには通ったことがある。でも,うまく長続きしなかった。
新しく通うことにしたジムは,とにかくカウンセリングの時間が長い。毎回,最初には必ずカウンセリングがあって,今の不安なことやなどを話して,しっかり答えてくれる。週2ペースで通っているのだが,毎回モヤモヤがスッキリするので終わった後は前向きな気持ちになれる。

食事もかなり変えた。これまでパンメインだった私が,ご飯をメインで食べるようになった。しかも,タンパク質もしっかり。「今回こそは成功させたい」と,飽きないように毎回味を変えたり,食材も変えたりして楽しんでいる。

まっ,たまーにチョコとか食べたくなるけどね!

今のところ,体重に顕著な変化は現れていないが,今までのふにゃふにゃな体に少しずつ筋肉がついてきているのがわかる。とりあえず,私は来年の8月くらいまでにマイナス5kgを目指して頑張るつもりだ。(ゆるいくらいがちょうどいい)

②クラリネットのレッスン
こっちは,楽団の人たちのハイレベルさについていけていない自分をどうにかしたかったから。
どうやら私は,県内でも「ガチ」なバンドに入ってしまったらしい。特に隣の人がかなり上手い人で、音程が合わないと睨まれたりする。(これに関しては練習が楽しくなくなりかけているので,楽団を変えようと思っている)

管楽器って,ピアノとかと比べてかなり自己流になりがちだと思う。クラリネットは口の形や呼吸の仕方,姿勢をわずかに変えるだけで音色が変わってしまう、繊細な楽器だ。だからこそ,しっかりとした先生に一度見てもらいたかった。

たまたまググったら、車で30分ほどのところにクラリネットの教室があった。
ちょうど昨日、体験レッスンに行ってきたところだ。

結果。
音色が柔らかくなった。呼吸の仕方や口の形含め、「いい状態」を知るというのは大事だ。今まで私が「これがいいはず!」と思ってやっていた方法は、力みすぎだったらしい。お値段も1時間3000円で、単発での予約もOKと、音楽界隈にしては財布に優しい。これからもいけるタイミングで行こうと思っている。

自分の音が好きになれば、練習だって楽しくなるはずだ。無理なく楽しめる楽団探しと合わせて、技術を磨いていきたい。


③英会話
これはまだ通っていない。(体験レッスンを予約しただけ)

これまで英語を勉強しようと一念発起しても続かなかったので、「これはレッスンを受けた方がいい」と思った次第だ。

後は、会社の後押し。
「海外出張で声かける人リストが3人くらいいるんだけど、その中に君も入れとくから」と言われたことがきっかけ。

一応、英語を読むのは今も得意だ。でも、そのほかのリスニングとかスピーキングって、使わないとどんどん衰えていく。大学受験当時か、その後のtoeic受験時が私のピークだったと思う。

もし次に声をかけられることがあったら、自信を持って「いきます」と言えるようにしたい。願うことなら、ずっといきたかった(そして取材したいテーマのある)フランスにいきたい。

✴︎

こういうレッスン系って結構、お金がかかる&時間がないからと躊躇していたのだけど、今は「かけたお金や時間以上の価値があるぞ?」と思う。多分それは、講師の方々の人間力。

まず、ジムのトレーナーさん。
「私、今の体の全部が嫌いなんです」と伝えたところ、「じゃあさ、体もそうだし、メンタル面もだけど、自分のなりたい理想のイメージを何個かあげてってよ」と言いながら、私の話す内容を全てホワイトボードに箇条書きで羅列していった。

6個くらい言い終わった後、言われた言葉にびっくりした。
「それ、もう全部手に入れてる、って思って」。
えっ、これ、手に入るの?
…そう思った途端に、理想のイメージが自分ごととして身近に迫ってきた。

次に「手に入れてる⚪︎⚪︎さんだったら、どう過ごすのか、何をしないのか考えてみて?」と言われて、またいくつか羅列していった。そして、「じゃあ、まずはここから始めよう」「大丈夫、もう⚪︎⚪︎さんならそれになれるから」と、励まされた。

その声かけに、「あっ、この人についていけば大丈夫だ」って思った。

クラリネットの先生も素敵な人だ。
「周りの人がみんなうまくて、焦ってるんです」と伝えたら、「焦りは良くないよ。辛くなっちゃうから。まずは楽しんで。一緒にクラリネット楽しもうよ」と言ってくれた。それで、ふっと気持ちが楽になった。

ジムは平日の朝8時から9時。クラリネットの個人練は平日の夜にしていて、レッスンは土日の昼。英会話も週に一度、平日の夜に通う予定だ。どう時間を捻出しているかというと、定時出勤&残業は1時間まで。

それまでは、毎日2〜4時間残業が当たり前だった。仕事も、「できることは全てやる」「どんなテーマでも大きくなる話なら書く」をモットーにしていた。常に「次のネタはどうしよう?」という気持ちに追われていて、出口が見えないランナーのような気分でいた。しゃかりきに働いていたので、ありがたいことに、社内でも多少は評価をしてもらえたと思っている。

でも、本当にこれでいいのか?と悩むことがしばしばだった。

周囲に頼れる人や趣味も何もなくて、仕事しかすることがないと、だんだんとメンタルが落ちてくる。
「私は仕事だけのためにここにいるの?」「仕事以外って何すればいいんだっけ」と思い始めたら危険信号。仕事がうまくいかないと落ち込んで、そのまま上がれない。

それに、何でもかんでも取材していたせいで、自分の強みが見えてこなくて、「この先頑張って、何が私の武器になるんだろう」と考えてしまうことが多かった。

だから、今年は、取材したいテーマを2つまでに絞った。昨年末に取材した大学教授から、「ここに数年しかいないなら、本当に極めたいテーマに絞って取材しないと、何も得られないと思うよ」と怖いことを言われたせいかもしれない。

不思議なことに、テーマを絞った途端に将来への不安が薄れた。そして、記事の本数は変わらないのに、時間にも少し余裕が生まれた。
そして、習い事などで外に居場所ができたおかげで、仕事の出来でいちいち沈むことも無くなった。

東京に戻ってからも同じ働き方ができるかはわからないけれど、今はせっかくの1人の時間を大切にしたいと思う。仕事とプライベートのメリハリをつける、が目標です。

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