少し変わった自己紹介

自己概念を10個書いてみる。自分が自分自身についてどう考えているのかを知ることは楽しい。またこれは自分の少し変わった自己紹介になるのではないだろうか。

1 私は極めて内面的である。
他人に興味がない。人からどう思われようが、人が何しようが基本どうだっていい。僕の幸せが侵害されなかったらそれでいい。故に他人に影響されにくく、流されにくい。ただ興味を持った人に対しては全てを知りたくて仕方がない。

2 私は奥手である。
引っ込み思案ともいえる。 昔から自分の要求を伝えるのが苦手だった。遠慮ではないし、言えば要求が通ることは分かっているが、自分の要求を通すことに抵抗がある。家族にさえそうである。故に一人を好む。

3 私は興味を持ったことに対しての集中力が病的である。
一日中本を読んだり、ゲームをしたり、勉強をしたりと気づけば時間を忘れて没頭する。食事さえも忘れることがある。楽しいことはやめられない。ただ依存しやすい訳ではない。僕は酒、煙草喫みであるが、辞めるほどの理由が無いだけでいつだって辞められる。

4   私は拘りが強い。
妥協することが嫌いである。自分の中のルールがあることに対して他人の手が加わると、僕は容赦なくそれを邪魔と捉える。
ほんのささやかなことにでも拘りを持つ。創作系に対してはそれが顕著である。自炊した料理を入れる器や盛り付け方を考える時でさえ気を抜けなくなる。そのせいで料理が冷めることがよくある。

5 私はきっと変わらない。
数少ない自分の長所。自分が一度強い意志で決めたことはどんなに時間がかかろうと曲がらずにやり遂げようとする。それを実現するための忍耐が僕にはある。好きな物はずっと好きでいると思う。それはきっと変われないとも言える。

6 私は偏見を持たない。
僕は色々な人間が存在することを知っている。猿も木から落ちるし、弘法も筆を誤るし、イタリア人も失恋することを知っている。子供が未熟とは限らないし、大人が皆成熟してる訳ではない。殺人鬼であろうと僕は普通の人と変わらずに接するだろう。偏見は我々の視力を落とす。無闇に否定してはいけないよ。

7 私は傲慢である。
自分の嫌な部分。自分が一番大した人間ではないのを理解しているつもりなのに、他人の度量を決めつけてしまう。自分が思っているより遥かに他人は輝かしい。他人に期待することを覚えなければならない。

8 私は知に対する欲求、探求心が強い。
知らない花を見つけるとすぐにその名を知りたくなる。なぜという疑問が生じたとき、それを考える過程が好きだ。パソコンのキーボードはなぜあのような並びになっているのだろうか。調べたらすぐに分かることかもしれないが、自分の頭で考える価値がそこにはある。それはクリエイティブにも繋がる。知ることはなぜ気持ち良いのだろうか。

9 私は芸術が好きである。
文学、音楽、美術、演劇、諸々全てに精通している訳ではないが、僕はそれらを愛している。美、醜、喜怒哀楽、人の目を通して描かれる作品は見ていて面白い。ものづくりが好きな人、表現することが好きな人、芸術に熱中してる人たち全員を僕は愛する。

10 私は矛盾だらけである。
僕の言うことをまともに信じてはならない。なぜなら僕が言うことが必ずしも正しいとは限らないからである。僕は矛盾だらけである。上で述べてきたような自己概念も矛盾に溢れている。矛盾のないものはつまらない。我々が人間である限り、完全に整合することはありえない。連々と自分のことを書いてきたが、結局僕は僕自身のことさえ完全に理解できていない。


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