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詩集 空色神話

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この世の森羅万象を詩で表現したい。いろいろな世界を、いろいろな言葉で。 1分で読める人生のうた。社会のうた。恋愛のうた。友情のうた。青春のうた。 *この詩集はさまざまな投稿サイト…
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つつじヶ丘

つつじヶ丘散歩道
また君のせい
出来もしない約束ばかり
よく喋った 帰り道
さよなら ありがと

よせば良いのに
またいらない力振りかざして
正しいことが好きなのね
わたしだけ幸せで居ても

つつじヶ丘
君のこといらなくなっても
指切りした あの日
今でも少し わたしがいい

心さえ渡せたら
君の声聞けるけど
ふたり並んだ 幼なじみ
緑の電車 追い越して
きっと今は わたしでいい

もしも無断で飛

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忘れてしまいたい

忘れてしまいたい優しさに手を引かれて
鴉の舌先にふれて
水たまりは鏡の籠城
真夜中に歩いた
夢の途中の月光は
クラクション鳴らされた
車の酔いつぶれ
下で拝んだ手のひらを
唇で温めた昨日

生きていれば 良い事あるさと
保障しかねるほどの
愛しさを
どこに捨てて
忘れましょうか
愛し合えば
自由になるさと
教えられた
間違いじゃない
でも支えられない
愛は病

生きていけば 良い事あるさと
保障も

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月下の一群

月下の一群まさか明日 生きてみたいと
思うとは 私にも 意外だった
遠い星が 最後の炎を散らして
空に ほうき星が落ちた
あずかり知らぬ 過去の他人は
狂い裂かれるように流れていく
流星群だと このとき知った

地球が傾くときは
明るすぎる夜にも
突き刺すような光のなかで
命が踊る 祝福のように

時代が終わり世界がどこへ向かうのか
当たり前にできたこと
二度と戻らないこと
素晴らしき日々だと 振

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わたしをわすれて

わたしをわすれて機械じかけの時計に知能を吹き込んだのは
ここが全ての分岐点だからです
人間を美しく創りました
世界の移ろいを見続けてきました ずっと
新しく壊れて
痛みも感じず
川の底に流れ
土に還るのは
自然の摂理だと思いませんか

生きながら火に焼かれ
首脳は犠牲を悼む
悲しみに打ちひしがれ
人は不安と戦う

犯人は告ぐ
(I still in love with you, I still i

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レジスタンス ワンス モア

レジスタンス ワンス モアあなたのいない世界じゃ何をしても意味ないから
なんて言っておいて 結局どうしようもなく生きてるよ

新しい恋人に なだめられ
それなりに毎日を過ごしてる

私の街には長い長い階段がいくつもあるの
坂道の多さに戸惑って立ち止まる日もある

「泣けば済むと思うな」
そうやってよく怒られるけど
誰だってそんなつもりで泣くわけじゃないよね
立ちふさがる敵も 高すぎる壁も
全部越え

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時には身寄りのない女優のように

時には身寄りのない女優のようにそれなりに幸せだった
特に好きなわけじゃない
毎日が宝物のように光ることはない
苦しいこと半分 置き去りにしたい
未来にとって代わって 君に宣告するよ
愛しているとはよく言ったもんだ

好きで好きで好きで仕方ない恋ほど
後になって忘れるもんさ

自分の人生を誇れるほど長く生きてない
君が送った手紙 まだ読めてない
僕に選択肢は残されてない

気が遠くなるほどの時間をか

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明け方

明け方早く目が覚めた 午前五時
好きな人を想い 他人を攻撃する
そんなものには心惹かれないの
インターネットに導かれる
私たちの遠い恋
いつ頃からAIに取って代わる
それも人の行く末次第
人の時代は終わる
別に悪いコトじゃない
生物としての基礎です
わかっていても切ない
人の時代は終わる
よく持ちこたえた方だ
神話の世界に飛びこむ
君を忘れるのがつらい

ソーシャルネットワーキングサービス
未来に

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光と君のレクイエム

光と君のレクイエム君に伝えたいことがあると言って
恋のかけひきに乗り出した僕を
世界は笑ってくれるだろう

「羽根をなくした国に何の用?」
何の用でも
そして毎日君のことを祈っているよ

保障もできないデータを消して
海に捨てるなら 抱きとめて

今夜、君の部屋に新しい命の花飾りをあげるよ
言えないサヨナラは聞かないで
笑ってほしい
戦争よりも災害よりもただ君だけを考えているよ
花のような君を

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Communication

Communication儚さが積もって
孤独がこみ上げる
社会の目に捉われれば
その分生きやすくなる
簡単な答えはたくさんある
それでもわたしの想いに応えようとする
あなたの瞳が 尊かったり

記憶は勝手に美化されるものさ
みんな夢の途中に生きてる
すばらしい時代など有りません
過去はただの土台です
オー マイ ダーリン ダーリン
あの丘を越える途中
もう一度 待っててよ
キスして ハグして

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空飛ぶ学校

空飛ぶ学校君に出会えたことで
見えたこともあるし
君に出会えたことで
無くしてしまったものもある

ありがとう、と言うだけで
呪文を唱えられる
難しい問いも
力に変えていける
愛する証を学ぶ
その途中に 僕たちはいる
人はみな 光のなかで
恵みの雨に 打たれている

校舎へつながる道筋で
どれだけのものを与えられ
どれだけのものを
返せるだろう
ここまで大きくなったと
でもずっと小さいままだと

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Jewel=Jewel

Jewel=Jewel悲しい事件を置き去りにしたい
不快な衝動に従ってみたい
心を勝手に飛ばしてみたい

私の瞳に潜む 確かなきらめき
魔性の誘惑 駆け引きの手引き
誕生日まで百の約束事
来世で会おう

宇宙に行けるなら
銀河星団に迎えられたい
その日一日を託してみたい
私の心に吹き抜けるオーロラ
夜明けの街で会える恋人
運命の扉たたけ

完璧な隣人も虚ろな旅人もいやしない
素直に笑いたいから 秘

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甘くささやく

甘くささやく手紙はもう送らないで
答えを求めてしまうから
どうか涙を見せないで
振り返ってしまうから

人生には光の道が続いているのだろう
あなたの影も追い続けるのだろう
人生には光の雨が降り注ぐのだろう
私も洗われていくのだろう

見送りは必要ない
手を振らなくていい
晴れ渡った空できれいに失くしてください 心を

大人の常識や生きる知恵を
身につけるのもいいし
子どもの頃のピュアなハート
守り

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千の夜を抱きながら

千の夜を抱きながら別れの言葉を
女から先に言えるなら
優しさ 売り飛ばしてもいい
あなたから 逃げてね

愛情が逝くときは涼しくなる
千の夜を抱きながら
幸せな夢を見れた二人は
朝へと消えていきましょう
次の砂漠へ旅立つ あなたを
自由だと思い
私は権利を 手放す

天の川が流れた
きらめきの炎 散らして
天の川に帰った
銀の砂 人影が小さくなる
光の粒 冷たくてきれい

眠りについた街角で
もし

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剣を抱いて女王と逃げる

剣を抱いて女王と逃げるその切っ先に屈服するなら
魅力的な抵抗で
烈しく悪ぶってみせて
確実な刃を喉に当て
精一杯強がってみて

この耳を澄ませて聞こえる静かな興奮を
奪うのではなく与えるために振り下ろす勇気を
何度でもわたしに届かせて

炎もすべて
命の灯火も
軽々しく飛び越えて
その術に落ちた快感を
いくらでも惑わせる華麗な手段を
余すことなく発揮した
才能と努力の果てに
溺れたい 狂おしい期待

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