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長編のプロットを書き始めたけど......?

さてさて、やってきましたよ!
読書の秋!文学の秋!(なおまだ暑い模様)

noteネタを書きまとめたメモがどこかに行ったので、今日はこの話で食いつなごうと思います。(パソコンのメモ帳に書き込んだらどこか行った)

私にとって、この作品は8作目となります。
1,2,3作目がシリーズものの長編小説「Rendezvous」(詳細は下記記事から)

4作目が「夜のカフェテラス」

5,6,7作目が何れも未公開の短編小説です。(気が向いたら公開するかも)


……そして8作目が、この長編小説となります。

さすがに今まで7作品も作ってきたんだから、前回よりはきっと楽だし、経験を生かすことはそう難しくはないはず!
私はそう思ってプロットの作成に取り掛かりました。


待ち受けていた現実は、そうじゃなかった。

その1「プロットの作り方がわからない」

ここにきてさっそく私の未熟さが露呈しました。
これまでの7作でたくさん作ったんじゃないの?
そう思われた方、いると思います。

ですが、聞いてください。
1,2,3作目は一纏めで処女作です。まともなプロットを書いているはずがありません。
2,3作目となるにつれて改善はしましたが、それでも伏線一つに至るまで管理することはできませんでした。

そして、短編小説(4,5,6,7作目)に至ってはプロットを書いていません!

実際に「2人が出会う」
そのフレーズで一章としているプロットもあります。
それでも4000字書けるのは謎ですが。

そんなことを書いて書き上げたものがプロットとは到底言えません。
もちろんその小説の仕上がりもよくはありません。処女作なので(言い訳)

なので、今書いているものが初めて真面目に書くプロットというわけです。

これが一番最初に直面した苦労でした。

その2「過去の自分を超えられない」

その後すぐに気が付いたのがこれです。

私は1,2,3作目と処女作にしては異常な規模のものを書いていたため、この規模感とストーリー性を超えることができないと気がつきました。

1作目で出会い
2,3作目で大人になった彼らを2つの世界で描く

そういう構成をとっていた処女作は、もう超えられません。
どう考えても処女作でシリーズものかつ、66万字はやりすぎです。

ちんたら書き連ねる中で急激に成長した自分についていけないのに加えて
プロットを書くということを疎かにした自分も相まって、現在進行形で苦しんでいます。

とんでもない熱量と、登場人物への愛着があったあの小説は、きっといつまでたっても越えられない壁になると思います。

あれが最初で最後の処女作で、最後の最高傑作になるかもしれません。

その3「初めて作るタイプ」

これは完全に自分のできる範疇を超えていると思います。
自分の技量を見誤りました。

私が今まで書いてきたのは基本的に恋愛小説と青春小説、あるいはその組み合わせです。
ほかのカテゴリは触れていないどころか、読もうともしませんでした。

初めて作るタイプの小説。つまり初めて作るタイプのプロットというわけです。

ある意味挑戦的な作品ではありますけど!

絶対に同じようなストーリを書きたくない、二番煎じにしたくない。
その思いが私をここまで引っ張ってきましたが、そのタイプの小説をどうやって組み立てればいいのかに頭を悩ませる日々です。

「どんなタイプで今まで作ってきたものとはどう違うのか」
というのは詳しくは公開できませんが、時期が来たら必ず説明します。

その4「経験を生かせない」

今までで学んだ量が多すぎる。

これに尽きます。

今まで私が小説を書く中でしてきた経験は数多くあります。

登場人物の口調を考えたり
心情・情景描写を考えたり
登場人物の服装を考えたり
(登場人物に恋をしたり)
などなど

数え始めたらきりのない経験を、この9ヶ月で学びました。

それを生かせればよかったのですが
経験を基にした具体的な改善策は思い浮かばず……

たくさんの経験を得れたことは非常にうれしく、それに伴う自分の成長も感じることはできましたが、それを全部この作品につぎ込むことはできなさそうです……残念。

それでも私は、責任を取りたい

プロットの作り方がわからなくても

過去の自分を超えられなくても

初めて作るタイプでも

経験を生かせなくても

私は、この小説を完成させます。

大事なフォロワーさんに
大事なスキをしてくれる人に
時間を割いてこの記事を見てくれた人に
私は誓います。

何があっても小説を完成させる。

世界を作ったなら、責任を取って彼らを最後まで導く。

これは1作目からずっと変わりません。
作者としての責務だと私は思っています。

肝心のプロット完成度

プロットの完成度としては5割を超えたところです(2週間かけて)
最初の設定をひねり出す段階に時間を食べられすぎました。

登場人物や大まかな流れ、舞台設定が出来上がっているので、後は煮詰めるだけです。
プロットの完成度は前作とは比較できないほど高くなる予定なので自分も期待しています。


と!いうわけで。

プロットを書き始めたがいろいろ躓いたというお話でした!
共感してくれる字書きさんがいればめっちゃ嬉しい!

それでは次回の進捗報告まで気長にお待ちください。

ponponでした!

(書き始めれば何とかなるでしょ)


2023年9月30日追記
プロットが書きあがりました。

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