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Be foolish! |先ずは男女共学寮から?

クラスによってはblue bookといって、月一程度の小テストを経て、フィナルテストを終えて冬休みに突入とあっという間に前期が過ぎ去っていきました。

その頃に愕然と気が付くことがありました。

半年近く経っているものの寮生同士の会話に入れない、ついていけない、笑えない〜😂

「聞き取れる」と「理解出来る」は全く別!

僕の時代は後方の白いビルが図書館。
前方にドーム型図書館ができていました。

机にしがみついてばかりいて話す機会が絶対的に不足。同年代の話題(流行、音楽やTV番組など)知らずには話題に入れないのは当然といえば当然でした。

何しに来たのだろう?

あと半年で日本に戻る。

机にかじりついた勉強なら日本でも出来る。

1年間の交換留学という短期。

もっとアメリカ人と交流し友達を増やし、彼等の考え方も理解して会話出来る事の方が大事ではないのか?

寮は冬休みは閉鎖になるので、寮生は休暇中に実家に戻る大移動が始まります。

留学生で日本に帰る訳には行かず、その間は旅に出るしかありませんが、2週間旅を続ける軍資金はないのでルームメイトや寮生などホームステイ先を探し始めました。

一方、過ごした男子寮は殆どが17〜18歳の1年生でワイルドというか子供。後半は違った環境に身を置こうと考え、唯一の男女共学寮(Zura Hall)を調べると、「ペントハウス」という単語が目に飛び込んで来ました(ニンマリ😁)。

月刊Penthouse

当時、男性誌の二大巨頭が「プレイボーイ」と「ペントハウス」。流石カリフォルニア〜夜な夜な何か凄い事でもあるのかと思い辞書で調べると、ペントハウスはコンドミニアムなどの最上階の高級フロアが意味ですね。男性雑誌から妄想した自分が恥ずかしくなりました。

SUUMOのサイトから

さて8階建てZura Hallのペントハウスは、最上階7〜8階の2フロアで、入寮規定は21歳以上(=お酒は飲める年齢。3年生以上がほとんど。)

ダメもとで冬休みに入る前にZura Hallペントハウスに申請書を出して冬休みに突入し、冬休みの放浪の旅がスタートしました。

追記:2016年12月に20数年ぶりにSDSU訪問。Zura Hallも建て代わりとても綺麗になっていました。冬休み中で誰もおらず、懐かしそうに玄関で見上げていたら、一人の男性が戻って来て「どうした?」と話かけられ留学時代にこの寮に住んでいたことを話しました。すると自分は舎監だけど、よかったら中に入って見ていくかい?と優しく声かけてくれ、お言葉に甘えて当然ペントハウスの最上階まで。彼は実は教授で、全米で初めて舎監に教授を置く試みをSDSUでは始めて、それがとてもいい運営で評価されているとのことでした。

Zura Hall @ SDSU, December 2016

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