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干からびたミミズの思い出

毎日、暑いですね。最近は、梅雨で雨が降るせいもあるのか、歩道や道路に干からびたミミズがコロンコロン転がっています。雨で上に出てきちゃって、晴れたら日に当たって干からびちゃうんでしょうね。暑さで私も干からびて、気分はあんな感じです。

いつも干からびたミミズを見るたびに思い出すことがあります。
以前、海や山でつましく自然とともに生きる、心豊かな生活について、みんなで自然と遊びながら考える会に参加しました。夏の暑い日に皆で歩いていると、ミミズが暑いコンクリートの上に出ていました。その中の一人が、両手でミミズを救って土に戻してあげました。参加者は皆さん「わーお優しい〜」と。
私は、そんな皆さんこそお優しいと思ったけど。
すると、その人は、
「だって、かわいそうじゃない?人間のせいでこんなにも土が減って、気温も上がったせいでこんなことになってしまって。私は、いつもこうやって戻してあげるの。」と言いました。皆さんは、とても感激してうんうん頷いていました。

そんな中、私は、「なんか違う」と思ってしまった。後ろで黙ってたけど。
もちろん、私たち人間は、壊してしまった自然環境をもっと大切にする行動をして行く必要があります。でも、なんだろうか、このやり取りには、違和感を感じてしまったのです。

たまたま、虫がいて、踏まれそうだからと横に避けたこともあるし、ミミズを土に戻したいとひらめいたら、その時は戻してもいいと思う。反射的に体が動いたら、それはそれで素直に行動すればいい。でも、なんだか「毎回、土に戻すようにしてあげています。」という言い方に白々しさを感じてしまった。

私は子どもの頃から、良い先生と慕われる人や世間で良い人と分類される人と、自分でもがっかりするほどに馬が合わないことが多いから、ひねくれている私の問題かもしれないけど。笑

自分自身が自然体で平和でいることが、健全な行動につながるんじゃないかなと、私は信じています。そのためにもまずは、自分に目を向けることが必要じゃないかな。私はいま、どんな状態かなって。
自分に目をむけて大切にすると、身の周りを綺麗にしたくなったり、自分の住む環境を大事にしたりしたくなるから。
その方が、持続可能な自然保護ができるんじゃないかな。

まずは、今ある環境を健康に生きることから。
暑いので🔥ご自愛ください〜


朝から太陽ビカビカ〜🌞