PONO

アメリカの大学院PhDの学生です。 リーダーシップ学を勉強しています。

PONO

アメリカの大学院PhDの学生です。 リーダーシップ学を勉強しています。

最近の記事

  • 固定された記事

リーダーシップ学的に観る日本代表

#新しい景色を2022 日本代表を通して学んだこと (リーダーシップ学的に観る日本代表) 自分が学んだリーダーシップ学を適用して日本代表を考察して見ました。 森保監督は現代的なリーダーシップでチームをベスト16まで導いた。彼のリーダーシップは、インキュベイティングリーダーシップだと思われる。 リーダーが選手たちの自主性の力を引き出して、選手たちを育てながら、チームの勝ちへと導く。実に、森保監督が選んだ26人のうちに19人がワールドカップ初体験の選手たちなのである。そし

    • 変わらない組織を変える方法〜女性自衛官に見るリーダーシップ〜

      本来、組織のルールを守ることは重要なことである。しかし、時に、組織のルールを守ることは倫理的に大きく間違っていることがある。なぜ、そのようなことが起こるのだろうか。 Rhode(2006)は、「組織のルールを守ることが必ずしも適切な行動につながらないこと、ルール自体が不適切である可能性がある」(p.221)と言っています。 例えば、「社内で知り得た秘密や情報を漏らしてはいけない」という条項によって、企業が不正を働いている際に、内部告発を妨げているケースがある。告発は社内規

      • 新しい景色へW杯日本優勝に向けて〜リーダーシップ学からの視点〜

        日本代表がワールドカップで優勝するために、選手だけがどれだけ頑張っても限界がある。もちろん、日本の選手たちは頑張っている。しかし、ワールドカップの新しい景色は選手だけではない。また、監督を変えれば良いのではない。あと少し、ベスト16の壁を破り、優勝するためには、日本サッカー協会のリーダー自身がワールドカップ優勝に相応しい存在になる必要があるのだ。 つまり、まずリーダーが向かうべく道を示す必要があります。Jリーダーが始まった際に、川渕三郎氏がチェアマンを勤めた。Jリーグを導い

        • 負けフラグか勝利のフラグか?!〜米エンロンから学ぶ企業倫理〜

          #企業のnote Tichy and McGill (2003)は、良いビジネスリーダーを育てるためには、『勝つということの意味について、私たち自身の考えを変えることから始める』(p.3-4)ことを述べている。どんな形でも勝てば良いのではありません。あるいは、本当の意味での勝ちとは何なのかを問うことから始まります。 ですから、綺麗な勝ち方、相応しい勝ち方、正々堂々とした勝ち方かどうか重要です。さらに、ズルい汚い勝ち方であるなら、それが表面化した際には、フォロワーや組織だけ

        • 固定された記事

        リーダーシップ学的に観る日本代表

        • 変わらない組織を変える方法〜女性自衛官に見るリーダーシップ〜

        • 新しい景色へW杯日本優勝に向けて〜リーダーシップ学からの視点〜

        • 負けフラグか勝利のフラグか?!〜米エンロンから学ぶ企業倫理〜

          組織における社会貢献の意味〜イオンに学ぶ社会貢献の価値〜

          #SDGsへの向き合い方 日本の大手スーパーであるイオンは、独自のブランドだけではなく、モールを形成する戦略により売上を伸ばしている。また、特定の年齢層には根強い人気を持ち、休日には一日過ごすことができるようなイベントをする店舗もある。主に郊外に作られる大型モールの出現によって地域社会の小さな商店は大打撃を受けています。 そのため、一定のユーザーを獲得する一方、地域社会における小規模店舗や商店街をイオンが出店することにより、地域の店を破壊すると反対する自営業者たちは少なく

          組織における社会貢献の意味〜イオンに学ぶ社会貢献の価値〜