最近観た「裏切り者が出てくる映画」2作
昔会社の先輩が
「わたしは休日のために仕事してる」
と言っていた。これは、サラリーマンの経験がある人ならば誰しも持ったことのある感覚かもしれない。
仕事が(嫌な仕事が)あるからオフの日の嬉しさが何倍にも膨らむという話。
それは映画においての“裏切り者”の存在と何だか似ている。悪いヤツがいるから話が面白くなるんだよなー。
最近観た「裏切り者が出てくる映画」1作目は
「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」(2019)
わたし観る順番を完全に間違えてしまっていて。トム・ホランドのスパイダーマンになってから数えると①③②の順番になってしまいましたが、別次元からやってきた“ミステリオ”が登場する本作、シリーズの中で一番好きでした。
ミステリオは、スパイダーマンシリーズの代表的なヴィランだそうですね。
ずるいし、ムカつくヤツなんだけどなんだか笑っちゃう。ミステリオってなんだか嫌いになれなかった。
最近観た裏切り者が出てくる映画2作目は
妹から借りたDVD群の中にぺらっと入っていた一枚「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」(2011)
全く期待せず再生しましたが全体的に可愛く楽しく作ってあって子どもと観れるhappyな映画。
謎の女ミレディを演じたミラ・ジョヴォヴィッチにアクションのイメージがついたのは個人的には「バイオハザード」(2002)。
たとえドレスを着ていたとしても、バイオハザードのアリス感がついて回っている気がする本作ミレディでした。
裏切り者が必ずしも鬼や悪魔かというとそうではない。今回の2作品の裏切り者は、両者なんだか憎めない人たちなんだ。
人生も同じく、色々あるからハッピーエンドが引き立つわけで。
わたしたちの中にもひょっとすると、人生に裏切り者をあえて登場させるような、Mっ気がどこかにあるのかもしれないなぁ。
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