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【読了】成功するコミュニティの作り方

昨今、各企業や団体が特定の目的で活動しているコミュニティ。Youtuberのような個人レベルでメンバーシップやオンラインサロンといった形でのコミュニティなど、世の中には様々なコミュニティ活動があります。私自身も社内のIT/デジタル促進に関わる勉強会も目的としたコミュニティ活動に携わっています。
今回、そのようなコミュニティ活動にヒントになりそうな書籍を見つけたので、紹介させていただきます。

成功するコミュニティの作り方

本書の著者は、コミュニティ活動を「日々の行きつか手を確保しながら自分自身の居場所を見出すことで、社会になにかしらの生きた証を残していく活動」と考えています。
この文章見たとき、大げさな表現だなと思ったものの、活動者の思いの違い・熱量の大小はあれど、確かに当てはまっているなと感じました。

また、本書で説明されているコミュニティのスコープは以下の2つとなっています。
企業内コミュニティ:企業がデジタル技術を活用し、DXを推進するための自社内のデジタル・スキルを醸成していくもの。
・ユーザーコミュニティ:ITベンダーが自社製品・サービスのファンを醸成し、ビジネス拡大へ寄与していくもの

本書では、上記の2パターンを踏まえつつ、コミュニティ運営側視点や参加者側で、現状や考察が述べられています。
<例>
・日本のコミュニティに対する考え方の歴史
・実際のコミュニティ事例
・コミュニティの目的と価値とコスト
・コミュニティ運営のプラクティス
・自分に合ったコミュニティを見つけるには?
など

また、コミュニティを新しく立ち上げたいけど、何からすればよいかわからない人向けのヒントが、「立ち上げ期」→「運営期」→「成熟期」と段階に合わせて解説が載っており、おすすめです。

個人的には、コミュニティ運営に関する有益な情報(生々しい知恵)って書籍やネットでは見つけにくく、実際に運営されている方にお話聞いたり、運営側の立場にならないと体感できないと思っていますが、この書籍はそれらをサポートしてくれる印象を受けました。

私も得られた知見を現場で活用してみたいと思います。
本日もご覧いただきありがとうございました!

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