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世間で言うミニマリストって完璧すぎない?

最近、積極的に本を読む習慣をつけている。

ただ、難しいものだと続かないので、まずは文字を読むことから。そこで、よく読んでいるのが『ミニマリスト思考』について書かれているもの。

今回は、本を読むにつれて考えてみたことについて書いていこうと思う。

私はミニマリストになりたいのか

今の家は収納がたくさんあるし、引越し代もバカにならないのでコンパクトな家に住もうとも考えていない。

でもなぜが、Instagramや本で情報を得る時、『ミニマリスト』についての題材に目が入ってしまう。

みんながよく想像する、部屋の中にベッドと机と椅子しかない殺風景な部屋。私はそういう部屋に憧れているのではない。そこで、心の中の断捨離を望んでいるのだなと気がついた。

その人は本当に自分に必要な存在なのか

私が読んでいた本の筆者は、辛い職場や人間関係を全て捨て、田舎で夫婦のんびりと暮らしているそう。

私は、専門学校を卒業した後、大阪を出て、名古屋、東京と転々としてきた。
その為、必然的に疎遠になってしまった友人がたくさんいる。

疎遠になった友人の中でも、SNSでは繋がりを持っていたり、連絡先は知っているという人は山ほどいる。

ただ、今後もおそらく会うことなんてないであろう人々の投稿を見て、一喜一憂したり、劣等感を覚えることも少なくない。

私の場合は、そこで少しでも感情を動かされてしまうのであれば、本当にこれからも大事にしたい人の情報だけで充分だと感じた。

今までは"フッ軽といえば"ぐらいの位置にいた私。遊ぶ友人や会を選ぶことによって、節約にもなるし、遊んだ後の満足度が高いことに今更気がついた。

パーフェクトを目指さなくていい

メディアに取り上げられてるミニマリストって、本当に全てを徹底している気がする。

例えば、服は一度全部捨ててお気に入りのものだけ変え揃える。とか。

個人的にはお金がないとそんなことできないよな。って思ってしまう。
ある程度の流行物は欲しいと思ってしまうミーハー女子だし、今お気に入りを揃えても、数年後も同じ趣味でいられるだろうか。

それなら、限度はあれど完璧にミニマリストにならなくたって、ある程度の断捨離ができれば、スッキリ感は味わえるのではないだろうか。

家具だって、数万円するものが多い中で、捨ててしまってやっぱり必要ってなった時には、ただただお金の無駄じゃないか。

貧乏性の私は、そんなことばかり考えてしまう。だから、完璧は目指さなくていいと思う。

本当のミニマリストとは

何が正解かはわからないけど、ものがなければいいっていうことではないと思う。

自分の中での"無駄"が無くなれば、それは一つのミニマリストと言えるのではないだろうか。

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