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何に不安なのか分からない…不安の見つけ方3つの方法

家庭や、仕事、人間関係お金や将来の人生設計など
私たちの人生に不安はつきもの。。。

そんな現代では正しいと思われる情報や、
色んな意見がスマホ1つで検索できる時代です。

抱える不安が多いのにも関わらず
膨大な情報や意見を見ているうちに、何が正しいのか、
何に不安になっているのか見つめ直す機会が失われがち。

現代の一日で受け取っている情報量は
江戸時代の人が受け取る情報量の約1年分だと言われています。

そんな現代の状況で
不安を正しく認識し、不安を本当の意味で取り除く為に
自分の本当の不安を見つける方法を3つご紹介します。


不安を見つける3つの方法


1.  【言語化する】

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家族や仲のいい友達に悩みを話すと、

『スッキリした!』
『モヤモヤしてた考えがまとまった!』

なんて経験をした方は多いと思います。


自分の頭の中だけで考えていると物事は上手く整理されずに
ただ思考がグルグルしているだけで
答えに辿りつけない事もしばしば…

これはワーキングメモリーと呼ばれる
頭の中の作業机みたいな機能が
考え事や情報がいっぱい過ぎて
机の上が教科書で埋め尽くされている状態

英語の授業なのに
国語や社会、科学の教科書が山積みになっていたら
探すのも、ノートに書くのも一苦労ですよね……

ですが
言葉にして、今思っている考えていることを表に出すと
脳の作業机の上を一旦整理する事ができます。

その結果、頭も整理され、しかもストレスを和らげて、
脳と心にゆとりが生まれ、
不安そのものが何なのかを見つけるキッカケになります。


でも、
『よく分かっていないのに喋りたくない。』
『恥ずかしい!』など
喋りたくない場合は
紙に書き出す事でも同じ効果が見込めます。

まずは単語の羅列でもいいので、
紙に書き出してみましょう。

お金・仕事・健康 など
最初は不安に思っている事でなくても、
今考えている事や、感じている感情を
ただひたすらに書き殴ってください。

書いているうちに頭が整理されて
本当の不安に辿りつきやすくなります。

この方法は筆記開示といって、
研究でも様々な効果が立証されています。
詳しく知りたい方はこちら⬇


2.  【不安になった時に細かく記録をとる】

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人は意外と細かい記憶はすぐ忘れてしまうものです。

不安に感じたその瞬間に自分が

何処にいたか
誰といたか
なにをやっていたか
何時だったか
どうゆう感情で不安になったか
そして直前はどんな気持ち、状況だったか

などを細かく記録しましょう。


どんな時、どんな状況で不安になるのかを
記録して、見直し、
なにが、その時のどんな感情が
自分を不安にさせているのかを客観的にみて
不安の発生する原因を見つけ出しましょう。

不安になるキッカケがわかれば
それをヒントにして不安の正体に近付く事が出来ます。

▶︎例えば
不安になった!
⬇︎ 誰といた?
一人でいた
⬇︎ 何について考えてた?
老後について考えていた
⬇︎ つまり
一人でいる時に、老後のことを考えると不安になってるな、、、
⬇︎

ここまでくれば、
お金が心配なのか、健康なのか、はたまたパートナーの事なのか?
と、真相に迫れるキッカケが生まれます。


3.  【ゴールを見据えて、曖昧さを減らす】

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不安な状態は、未来と現在を正しく理解していなく、
行動が起こせないためになっている場合もあります。

▶︎例えば

『このままでいて将来が不安。。。』

この状態では、

結局今どうゆう状態でいて、
将来の何に不安なのかがはっきりしていません。


はっきりしていないから何から手をつけていいのかも分からず
行動に移せないまま不安になり続けてしまいます。

こんな時は
なにが?なにを?なんで?や
〇〇の部分?など自分に質問をして
曖昧な部分をはっきりさせていきましょう。

▶︎この例でいくと

『将来のなにが不安なの?』
『お金?』
『結婚?』
『仕事が続けられるか?』
『仕事が見つかるか?』
『老後のお金?親の健康や介護?』

など、色んな可能性を見つめ直して見てください。

人それぞれで将来の理想のビジョンは違うと思うので
最初は上手く出てこないこともあると思います。

ですが、
この機会にゆっくり時間をとって
今と未来をしっかり見つめ、
不安の正体(曖昧さ)をあぶり出して見ましょう。


まずは自分の理想をハッキリさせます。

あなたの人生の理想のビジョンは何でしょうか?

そして、今の状況もハッキリさせます。

その理想に今の状況と比べて何が足りないですか?
近付くためには何をする事が大切ですか?

このギャップを見つめて、
ではこれから何をしていくのが良いのかを
ゆっくり考えていきましょう。

何が必要か。
どれくらい必要か。
など
今と未来の漠然とした感覚を
ハッキリと形にしてしまいましょう。

これも紙に書き出すのがポイントです。


▶︎サッカーで例えるなら
人生という試合が始まっているのに、
ゴールもボールも見当たらない状態では不安ですよね……

・自分が思っている理想像をはっきりさせ、
【ゴールをちゃんと見つめて】
・今の自分の現状をしっかり把握して、
【ボールの位置を確認して】
・どうしていけばいいのかを考えましょう。
【どうドリブルしていくのか】


【まとめ】

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紙に書き出して頭と心を整理しよう!
日常を観察し、不安の発生源を見つけよう!
未来と現在を明確にして、よく分からない不安を無くそう!

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