見出し画像

2人の二代目アトツギに接して感じた事

こんにちは、ポンコツ経理マンです。

すっかり秋らしくなって来ましたね。今年は栗を使ったスイーツを良く見かけるような。流行ってるのかな。

さて、今日は二代目アトツギに接して感じた事を書いて行こうと思います。

僕は、経理マンとして仕事をして行くなかで、2人の二代目アトツギとビジネスパートナーとして接した経験があります。

アトツギがいなくて廃業となる会社も多いなかでアトツギがいるというのはとても貴重な事であり、日本社会にとってもメリットがある事です。

しかし、そのアトツギがアトツギとしての素質があるのかという話は別の話になります。僕が2人の二代目アトツギと接して感じたのは、アトツギはアトツギの器になるための教育と経験が必要だと感じました。

規模の大きな会社やそれなりのビジョンを持っている創業者の会社なら、外部から社長を招聘するというような事も出来ると思いますが、ほとんどの会社はそうは行かないのが現実で、息子が会社入っているのであればある程度の年齢になれば社長交代という流れが一般的ではないかと思われます。

その流れで社長になった場合、社長としての器が出来ているかというのが問題となります。

私が2人の二代目アトツギと接して感じたのは、2人の共通する部分として、基本的プライドが高くて保守的という部分です。

プライドが高い2人ですが、この2人にまた共通する部分として、あとを継ぐ会社以外で働いた事がない。これが、プライドの高さを維持させてしまっているのではないかと感じました。なんだかんだ親の会社だと守られることが多くプライドをバキバキに木っ端微塵にされるという経験はあまりないと想像出来ます。

自分の息子をアトツギにしたいのであれば、可愛いのは分かりますが、胆力をもって思い切って外に出して荒波に放り出す必要があると思います。

また、外に出ることで客観的で広い視野も身につくと思います。そういった視点を持つことで、会社の良いところ悪いところの分別がついて自分なりのビジョンを描くことが出来るようになるのではないかと思います。

保守的という部分は、二代目としてのプレッシャーも感じているのでしょうが、失敗したくないという思考が行動や言動に出ています。

この保守的な部分が、部下との軋轢を読んだり、経営へ影響を与えているように感じます。

部下や他の役員に対して、気を使えない発言をしてムッとさせたり、売上か利益どちらかに極端にこだわってバランスを欠いたり。

何かチグハグな行動が目立つように感じました。

もちろん、アトツギというのはとてもプレッシャーのかかる役割と思うの大変だと思います。ですが社長という立場になった以上はプラッシャーを跳ね除けて壁を乗り越えてほしいものです。

追伸

日本のアトツギの皆さんインフレや不況の到来で大変だと思いますが頑張って下さい!アトツギの皆さんが今後に日本を支えて行くのだと思います。

私はアトツギ社長を支える立場なので、感じているプレッシャーは良く分かります。プレッシャーを感じたときはボーッとしてみるのもいいかもですよ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?