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貯金がたまらない理由は100円の使い道にあった

大した趣味はなく、何かにお金をかけることなく生活をしていたのですが、全然お金が貯まらなくて不思議に思っていました。絶対に私の生活が原因ではなく、夜な夜なお金を持っていく妖精さんの存在を疑っていました。

ざっくり貯金について考えてみても、給料の安さからカツカツな生活を送っているのでさほど貯金もできないと生活していました。
節約本に載ってる固定費の削減などの節約術はだいたいやってるし、節約本には急な出費が留意されていないので、事例なんか参考にならないと高を括っていました。

そう、高を括っていました。
ざっくりとした見積でお金を使うことの恐ろしさに気が付いていませんでした。

貯金も消費も小さな積み重ねで大きくなる

これにつきます。

頭ではわかっていたことですが、先日私がした経験で大きな衝撃を受け、この事実に気が付けたのでご報告します。

いらなくなった不用品を買取ショップへ持っていった話

最近おこなっている片付けの中で、いらないけどまだ使えそうな物がいろいろと出てきました。

買ったけどあまり着ていない服、クレーンゲームでとったぬいぐるみ、ダブルクリックで2個買ってしまったカメラ三脚、キャンプには行かないけど買ったキャンプ用のイス。

いつもは粗大ごみや布系ごみに捨てていたのですが、クレーンゲームで撮ったぬいぐるみたちが袋に詰められながらも目を輝かせていたので、捨てるのではなく、誰かに使ってもらおうと考え、リサイクルショップへ持ち込みました。

買取見積では、ぬいぐるみをどんなものでも1袋50円、最大手人気キャラクターは多少値段がプラスされるとのこと。
ぬいぐるみはあまりお金になりませんでしたが、三脚とキャンプイスは合計1500円の値がつき、今までお金を払って捨てていたものが、捨てるのにお金が入ってくるという衝撃を受け感激しました。
どちらも低価格ブランドであったものにもかかわらず、販売価格の30パーセント程度で売ることができ大満足でした。

気を良くした私は、1500円を手に握りしめ隣接していた本屋で飲み物を購入して暇つぶしのクレーンゲームをやりました。

不用品を売って手にしたお金は無くなっていました。

いつも、お金が貯まらなくて不思議に思っていたことが目の前で真実が明らかになりました。
お金がないのは妖精さんのせいではなく、自分自身の行動のせいだったのです!

ってなわけで、100円を躊躇なく使う人は、下り坂を転がるようにあっという間にお金がなくなる、ということです。

食費の中のムダ遣い

20代の頃はカップラーメンに白米、といった食事が多く、これではいけないと思い立ち、私は食事にはお金をケチらずに健康を保とうと決めて、バランスよい食材や外食を心掛けていました。

はい、まず「外食」です。
心の中の夏井先生が「外食」に赤ペンで大きなバツ印をつけました。
外食すれば800円、自炊すれば500円くらい。
差額300円。自炊上手はもっと節約しています。

では、自炊のために食材を買いに行きます。
お菓子はアルコール類は嗜好品なので、健康には好ましくないし高いのでほとんど買いません。腸内環境を整えるためにも、野菜や果物、ヨーグルトやチーズなど乳製品も買います。

はい、嗜好品をほとんど買わない、というところもバツ印です。「ほとんど」ということはたまに買っては消費しています。
ヨーグルト、チーズも高いです。何か別のものに変える必要があります。

ちなみに、先生にはバレていないのですが、果物は良くても、単価の安いバナナを買うのではなく、高いキウイやぶどうなどをよく買ってしまいます。反省です。

といったように、私の消費行動は必要なものと言い訳をしながら、不用品や高価なものを買っていました。

冒頭に述べた片付けで見つけた不用品、
買ったけどあまり着ていない服、クレーンゲームでとったぬいぐるみ、ダブルクリックで2個買ってしまったカメラ三脚、キャンプには行かないけど買ったキャンプ用のイス

よく見れば、すべてお金の無駄遣いでした。

消費を抑えるためには外出しない

おうちにはいても立っても居られない性分の私は外出しがちです。

外出=出費です。
いままで自然と、毎週お金の無駄遣いをしていました。
カフェや外食、ウィンドウショッピング、いつも多めの出費を重ねていました。
我慢してストレスを抱えるくらいなら少しの出費はOKと、500円くらいなら、1000円くらいなら、と、気が付けば必要以上の散財をしていました。

これからの休日はおとなしく家の中で積ん読の本を一冊ずつ読み漁っていこうと思います。


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