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結末は最初から決まっていると思うようにする

Aの道とBの道
どちらが幸せになれるか

そういう選択肢や分岐点は
生きていたらわりとよくある事だと思う。


悩んで苦しんで
やっと決意して選んで進んで
でも幸せじゃなかった時


やってらんねぇ。まじで。
ってなるのは当たり前だ。


選択肢のどちらかに
幸せがあると考えているからだ。

どちらかが必ず幸せになれる道で
もう片方は不幸な道

無意識にそう思っているから


  • あの時あれを選んでおけば

  • あの時別の言い方をしていれば

  • あの時こうしていたら


そんな後悔も生まれるんだと思う。
 
だが、本当にそうなのだろうか?
本当に、選ぶ道によって
結末は変わるのだろうか?


こればっかりは証明しようもない事だ。
どこぞのネコ型ロボットでもいない限り
永遠にわかる事はない。


ならば
どちらの道を選んでも
迎える結末は必ず同じになる


そう考えてみるのはどうだろう?

例えばの話をする。



結末を、天涯孤独としよう。

【選択肢A】
紹介された相手と結婚をする

【選択肢B】
紹介された相手と結婚をしない


これだけ見れば
確実に【選択肢B】が不幸の道だと思うだろう

でも、人生は予測不可能なのである。



【選択肢A】結婚をした。
子どもには恵まれなかったが
夫婦仲良く還暦を迎えた。
旅行にもたくさん出掛けた。
が、ある時旦那に先立たれる。
お互いに一人っ子であったため
兄弟もおらず、天涯孤独に。


【選択肢B】結婚をしなかった。
定年まで会社に所属していた。
退職後も昔の仕事仲間と会食をしたり
気ままに一人で海外旅行にも行った。
自身は一人っ子で兄弟もおらず天涯孤独。



どうだろう。
別にどちらの人生が良いとか悪いとか
そういう話ではない。


どちらの人生の方が
自分にとって幸せに感じるか。
気持ちが楽でいられるか。

そこが肝心なのである。



いつか一人になるとしても
大切な人と過ごし、思い出を作っていく。
家族を作って幸せになる。

それもいいと思う。

いずれ一人になるなら
大切な人などは作らずに
自分が見たい物、したい事を追及する。


それでもいいと思う。



どちらの選択肢でも結末は変わらない。

それを念頭に置いておけば
自ずと心が楽な方を
選べるのではないだろうか。


後悔しそうになった時も
まぁ、あの時別の道を選んでいたとしても
この結末は変わらないんだしな
と納得する事も出来るだろう。




結末が同じなら
過程は楽しく過ごすに越したことはない。
楽に過ごすに越したことはない。


その為には
どちらの道も結末は変わらない
 そう思って過ごした方が
気楽なのではないだろうか。

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