女でいること


女でいることを忘れたから
女であることを忘れられたのかもしれない

と、先ほど気づいた

女でいることを忘れた

女でいること
それは外的なこと
内的なこと
それぞれ

今日
お昼ご飯の時に
主婦の人が3人、

みんな、旦那さんの前でオナラはしないという
したことはあるけれど
最近になってからだという
中学生以上の子供がいるのに、だ
トイレや相手がいない場所でするらしい

私はオナラを彼の前でしてしまう
もちろん謝る

相手もオナラをする

オナラをしないことは女であることなのか

1人は、
お風呂上がりの裸の姿を見せたことがないらしい
毛を剃っているところを見せたことがないらしい
つい最近見せたら、
「なにやってんの?」と驚かれたそうだ

着替えは見ないところで隠れてするそうだ

女でいること

私は
オナラもするし
毛も剃るし
お風呂上がりにバスタオルのままでいる
着替えも見せる
鼻毛が出ていることを教えてもらう
冬は足の毛を剃ることが少なくなった

女でいること

私は、
女であることを忘れられてしまったと思い込んでいた

かわいいと言ってくれない
情緒的なせっくすをしてくれない
お風呂に入らずにデートに向かわれる
歯磨きをしてくれない
スキンシップが少ない

少しろんてん、が違うかもしれないけれど

なんの理由もなく、
女であることを忘れられてしまったと思っていた

でも、もしくは、
女でいることを忘れたから
女であることを忘れられたのかもしれない

それを、
もっと求めてよ、とも思う

それを、
もっと求めればよかったのかもしれない、とも思う

もう遅い

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