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サッカー日本代表の立ち位置

はじめに

12/6 AM2:40頃、日本はクロアチアにPK戦に敗れて今回も決勝トーナメントベスト16で敗退となった
そして地上波の報道もひと段落した所で「日本代表の現状」を考えてみた

日本のサッカーは1歩ずつ成長を果たしているとも肌に感じれた
その証拠に、「3連敗で敗退」と世間では言われててた中で、コスタリカには敗れたものほドイツとスペインに逆転勝ちを収めて見事首位突破を果たした

舞台は決勝トーナメントに代わり相手はクロアチア。1-1で120分で勝負つかずPK戦の末敗戦でカタールの地から去ることになった
残念だった。惜敗であろう。 

スペインもPK戦まで縺れて敗戦し、グループEが唯一ラウンド16で全滅。他のグループ同士の試合でPKまで縺れなかった以上、「本当の意味で死の組」だったのかもしれない

あくまでもの話ではあるが、他のグループは決勝トーナメントを見据えてながら戦ってた中、グループEの4カ国はグループステージに全力をかけすぎて、連戦連戦の環境下も相まって決勝トーナメントまでの力が余ってなかったのかもしれない

着実に「進歩」している日本代表

だがポジティブな面もある。それは、確実に「進歩」していることだ

前回大会のベルギー相手の「ロストフの14秒」や、世代別とはいえ東京五輪でのスペイン戦の時と比較して、ベルギーは他のグループとはいえGS敗退。スペインはGSで見事勝利

こう聞くと日本のサッカーは確実に「進歩」しているという見方も出来るのではないだろうか?
少なくとも自分は過去の日本代表から「決別」できたものだと思う

※ロストフの14秒はベルギー戦の4:00から

他にもある「進歩」の所以

まず日本代表が2大会連続決勝トーナメントにに進出したのは「アジアで初めて」成し遂げた
また、グループステージ首位突破も「アジア初」の快挙だそうだ

他にも多数あり、そのような観点でも「歴史に名を刻んだ」のかもしれない
詳細は下の記事を読んでもらいたい

さらに進歩するのに必要なエッセンス

一般庶民がサッカーに熱中するのは4年に1度の「ワールドカップだけ」である
これは間違いないと思われる

だが、サッカー日本代表の公式戦は行われている。
だが熱狂の渦を巻き起こっては居ない。原因は「AFCの管轄下の大会で本気になれる大会数が違いすぎる」という事だと思う

勿論選手は本気でやっていると思う。
だが、侍ジャパンのように「勝って当たり前」と見てしまうのだ

これは日本のみならず韓国やオーストラリアなどにも該当すると思う。全員尽くラウンド16で道が閉ざされた以上は、森保さんが〜の次元ではないと思う
つまりアジアカップや親善試合をこなすのみでは次のステップには行けないのだ

4年後の北中米大会に向けJFAもただ指をくわえているだけでは勿論ない。
国内での注目度はワールドカップに比べたら注目度はかなり違う。だが「本気になれる大会」に参加をしようとしてる。それがUEFAネーションズリーグに特別枠で参加しようとしてる

そしてカタール大会の敗因である「PK」
これもワールドカップ前の記事であるが、ネーションズリーグで強化しようとしているのかもしれない。
やはり親善試合やアジアカップなどでは90分で試合を決してしまい、延長・PKを行う機会が中々無いのでいい機会なのかもしれない

更には「コロナ」というものがあり例年の大会と比べて大変な4年間であったことには間違いないだろう

我々が必要な事

それは簡単である。「Jリーグ」をしっかり見ることに尽きると思う
プレミア・ブンデス・リーガ・リーグ・アン・セリエAの5大リーグでもダメだ

母国のJリーグにしっかりと向き合うことである
海外厨が言う「やれスピードが遅いだのプレスが甘いだの」知らんがな。の一言で片付くと思うし、その癖して代表戦になると擦り寄って来て「モリヤスガー」になるという
オマケに元を辿れば、ほぼ全員「Jリーグを経験している」のだ

強豪国の奴等って「オラが街のクラブ」の精神で毎週末スタジアムへ脚を運んでる
では日本はそうだろうか?と言われれば否であろう。先程の海外厨が沢山居れば居るほどその事実から乖離してくるからだ

勿論Jだけを見ろ。とは言うつもりは無いし海外を見たかったら見ればいいと思うが「Jと一緒に毎週末見ろ」と思う
でも自国のリーグに向き合い、今誰が伸びてきて海外行きそうなのかを目を付けながら見ることが大事だと思う

要は4年後の青田買いの精神で見てみな。って話である
因みにであるが今回選出メンバーで4年前Jリーガーだったのは以下の選手達である
【FW】
前田(松本) 町野(横浜FM)
【MF】
久保(東京) 伊東(柏) 遠藤(浦和) 守田、田中碧(川崎)
【DF】
山根(湘南) 伊藤(磐田) 板倉(仙台)
【GK】
権田(清水) シュミット(仙台)
※絢世と相馬と三笘はまだ大学生

さいごに

日本はどうしても野球の国である。
それは20年前の日韓大会の頃から「サッカーは野球を上回る」と言われ続けても上回ってない以上は向こう10年は変わらないと思ってる

でも上回ることは不可能の訳では無いと思う。人々の関心がサッカーに向いてる今こそ「鉄は熱いうちに打て」ではないが各クラブが何かしら手を打つことが大事だと思う

駄文をここまで読んで下さりありがとうございました

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