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キャッチボールと思い込み

運動は苦手である。

中学の時に軟式テニス部に所属はしていたけれど、後半はずっと更衣室でおしゃべりばかりしていたし、高校はなぜか、なんとなくの流れでマネージャー業なんかやってしまったが、ついぞ最後までルールもあまりわからないまま、ぼんやりとした部活生活を過ごしてしまった。。。

運動部の友人たちには、Pちゃんは運動が苦手とずっと言われ続けてきたから、まあ事実苦手だし、やろうとも思わないまま、大人になった。

しかし、こどもがうまれて、公園で家族で遊んだりする時間が増えてきたとき、オモムロに夫が突然、キャッチボールをしようと、グローブを買ってきた。

野球も全く見ない自分にとっては、キャッチボールだって、人生でやったことがあるかどうか、記憶にないレベルである。なのだが。

やってみたら、結構うまかった。これには夫も驚いていた。

当然だが、自分も驚いた。結構投げられるし、結構キャッチできる。

とはいっても、やっぱり体力はないし、基本、ゲームが絡む球技は絶対苦手だし、やろうとも思わない。しかし、大人になったいま、キャッチボールは得意であることを知り、そういえば、卓球だけはなぜか得意だったなと思い出す。

絶対苦手。人生で一切関わらないでおこう、と思うことだって、大丈夫なことも実はあったりする。死ぬまでに、やっぱり、いろんなことはちょっとずつ、かじってみてもいいんじゃないか、と思った次第です。

#日記 #エッセイ #運動オンチ #チャレンジ

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