天真爛漫

好きな食べ物:カツカレー、タン塩、キッシュ

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マガジン

  • 2024年春に本を出す

    2024年の春に本を出す!

  • やさしさ解剖実験_やさしさって何?

    日常的に感じたことを紹介しながら、やさしさを解剖するという試み。やさしさの奥深いところまでたどり着きたい。

  • 雑記

  • 「赤信号を渡れ!」

  • 書評とは到底呼べない〜本との対話〜

    読んだ本や観た映画の感想を書いていこうと思います。 本の内容ではなく、なるべくなら、その本を読み連想されたことや、その時に感じたことを書いていきたい。

最近の記事

心地のいい疲れ/2024年春に本を出す(第15話)

本格的にエンジンをかけ始めた1ヶ月前に比べると、進みはゆっくりである。ここ最近は午前中に起き、昼前に事務所へ行き、19時くらいまで原稿整理をやっている。ぶっ続けでやるのは、やはり7時間が限界であるようだ。来週の目標であった執筆も順調に済ませ、残すところ「あとがき」のみとなる。それも明日(今日)には取り掛かる予定である。原稿もレイアウトを考えながら、もう一周くらいはした方がいいだろう。加筆するところも何箇所かある。それは来週あたりになるだろうか。 あとは参考文献のチェックだ。巻

    • 終わらない原稿整理/2024年春に本を出す(第14話)

      紙の原稿になって5日。以前よりも進みはゆっくりだ。紙であらためて見ると、直したいところがたくさん出てくる。大直しである。今週中に2周くらいはしておきたい。来週には「はじめに」「あとがき」にくわえ、もうひとつの項を完成させなくてはならない。今週は原稿整理。来週は執筆となる予定だ。 最近も朝7時に事務所へ行き、14時くらいまで原稿をやっている。それ以上は集中力が続かない。それでも7時間はやっているのか。帰って昼寝をして、また夜からやりたいものだが、どうしてもそのまま朝まで寝てしま

      • 安心したのかも/2024年春に本を出す(第13話)

        デザイナーさんのおかげで、いったん紙のWord原稿を印刷できたことで、どこか安心しているのかもしれない。まだゲラにはなっていないが、ある程度まとまってきている。この段階で初めてホッとひと息つけたのだろう。昨夜、食べたそば屋のカツ丼とうどんが、その安心をより一層助けてくれた気もする。 いままでの3時に起きて、20時に寝る生活がガラリと変わる。これまでは追い込みの時期だったのだろう。いま夜の12時を過ぎているが、まだ寝ていない。今朝は何時間か原稿を通しで見て、いらない写真や許諾の

        • 紙の原稿/2024年春に本を出す(第12話)

          きょう(正確にはきのう)は、デザイナーさんとの打ち合わせだった。急遽、会いに行った理由は、わが家にプリンターがないからだ。せっかくWordの原稿を3周もしたのに印刷ができない。コンビニでと考えたが、計算してみると5,020円とバカ高い。というわけで相談してみると、快く了解してくれたのだ。 また、ちょうど本文フォーマットを作成してもらうタイミングでもあった。ここまでのWordの原稿(テキスト)を送り、本チャンの印刷物のようにデザインして組んでもらう。同時に、カバーまわり(本の装

        心地のいい疲れ/2024年春に本を出す(第15話)

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          ぎっくり腰/2024年春に本を出す(第11話)

          今朝は少し寝坊して、7時でなく8時にドトール事務所へ。いつも通りアイスティーのLサイズ、360円。きょうは珍しくお腹もすいていたので、モーニングBセットも注文。 13時くらいまで原稿をやっていたが、あまり集中力がなく──最寄駅の近くにあることは知っていたが──初めて入るモスバーガーでチーズたっぷりのハンバーガーにポテトのMサイズとドリンクのセットをテイクアウトして帰ることに。家の近くには気に入っている公園が3つあり、それぞれ第1、第2、第3と名づけていいる。第3公園でベンチに

          ぎっくり腰/2024年春に本を出す(第11話)

          原稿整理/2024年春に本を出す(第10話)

          Wordでの原稿整理も、いよいよ大詰め。2月中旬にはゲラになる予定である。ゲラになる前に、Wordで原稿をいじくり回している。 むかし勤めた版元の先輩編集たちは、ゲラになってから赤字をたくさん入れていたような気がする。だけど、やっぱりゲラになると固定される感じがするので、その前段階であるWordでの原稿整理が最後にちゃんといじくれるタイミングだろう。そういう意味では、ここで完璧を求めてやらないと、いいゲラ、そしていい本にはならない。サボってはならない。 久しぶりの編集作業は楽

          原稿整理/2024年春に本を出す(第10話)

          値がつく/2024年春に本を出す(第9話)

          きょうは特別に喜ばしいことがあった。 ある書店から、2024年春に出す本の発売記念イベントをやらないか、という打診があったのだ。おまけに謝礼まで提示される。連絡をもらったときに感じた喜びは、生まれてはじめてのものだった。 個人的に活動していることが、社会に認められるという感覚。自分の活動に値がつくという感動。働くということが、今回はじめてわかったような気がした。その書店さんには、ありがたい経験をさせてもらった。感謝してもし切れない思いである。ただいまは編集作業の真っ只中でほか

          値がつく/2024年春に本を出す(第9話)

          ちょっとだけ進む/2024年春に本を出す(第8話)

          Word原稿をひと通り最後まで読んで確認してみると、こころも少しだけ落ち着いてきたように感じる。 現在、73,000字。これに残りの連載一回をたすと、76,000。「8,000字のあとがき」も控えているので、トータルで84,000字。なぜだか、Wordでは15行×36字で組むと、255ページ。 思ったより、分量が多い。校正者には70,000字くらいと伝えていたが、仕方がない。原稿は膨れ上がったのだ。 あとは、本文フォーマットをつくるデザイナーの腕にかかっている。いまの予定では

          ちょっとだけ進む/2024年春に本を出す(第8話)

          一周する/2024年春に本を出す(第7話)

          なんとか、Word原稿を一周させることに成功した。いまはカラオケ屋にいる。5時までなので、そろそろ出て家で仮眠をとる予定だ。何時まで寝るのかも決まっていない。丸一日寝てしまうかもしれない。 とりあえず一周はしたが、まだまだ書き直さなくてはならない。ルビはどうしよう。数字やアルファベットの統一、表記のゆれ、どうしよう。どうしよう。ずっと追い込まれていて、気が気でない。 ゲラになれば、少しは落ち着いて原稿も見られるのかもしれない。それでも担当の編集が「困っていることがあれば何でも

          一周する/2024年春に本を出す(第7話)

          Word原稿/2024年春に本を出す(第6話)

          いよいよ、原稿整理。パソコンはMacBook Proを使っているので、MicrosoftのOfficeが入っていない。いまからWordのソフトを購入するのはコストがかかりすぎるため、Microsoft 365の月額プランに登録する。1ヶ月目はお試しで無料のようだ。 これが悪夢の始まりだった。とはいえ、Wordで原稿整理しなくてはならないので、遅かれ早かれであった。よくよく数えてみると、Wordに触れるのは7年ぶり。 いじってはみるものの、全然わからない。縦書きにするのでさえ何

          Word原稿/2024年春に本を出す(第6話)

          もう進められない/2024年春に本を出す(第5話)

          Web連載も残すところ、あと2回。しかし、その2回が重くのしかかる。前回も書いたが、まったく進められない。納得のいく文章が書けない。この本のラストを締めくくる大事な回であるというのに。むしろ、だから、だろう。サンタクロースというアイデアが出たと思えば、フィンランドというワードが出て、いまでは枕元の靴下という表現に落ち着いている。この投稿が制作の逃げ場(出口)となっているのは、救いである。 だれと話してもイライラしてしまう。もう何もしたくない。何日か寝込む気だ。ひとりで書いて、

          もう進められない/2024年春に本を出す(第5話)

          今日も書けませんでした/2024年春に本を出す(第4話)

          「今日も書けませんでした」 Webでの不定期連載。これを元に本にするつもりだが、のこり2本がなかなか書けない。ラストに意味を持ってきすぎているのか。これまでダラダラと日常を書いてきたからか、どうにも締めるのが難しい。わざわざ無理に終わりに向かうように書かなくてもいいのかもしれないが、今作と次作はこの本にとって大事な回になる。 前作を書いたのが、5日前のことだ。もうすでに脱稿してもいい時期なのに、まだ原稿整理にも移れないでいる。はたして、3月8日の印刷所への入稿に間に合うのだろ

          今日も書けませんでした/2024年春に本を出す(第4話)

          デザイナーとの打ち合わせ/2024年春に本を出す(第3話)

          打ち合わせも、六年半ぶりくらいだろうか。装丁デザイナーとは初対面であった。昨年12月某日。刊行時期や予価、本の内容やサイズなどが書かれた企画書に、あとがきもつけて持っていく。適正なギャラもわからなかったが、だいたいの予算を伝えてみる。今回は装丁と本文フォーマットを頼む。 受けてくれるようだった。ギャラに関しては交渉が入り、提示した額から多少のアップとなった。なによりデザイナーが満足してくれるのであれば、うれしい。いいものをつくってくれるだろう。本の装丁のデザイン経験はそんなに

          デザイナーとの打ち合わせ/2024年春に本を出す(第3話)

          原稿/2024年春に本を出す(第2話)

          2022年4月からゆっくりと書いてきた、原稿。ノロマではあったが、もう少しでゴールに辿り着きそうだ。すでに70,000字ほど書いている。残すところ、5,000字くらいだろうか。あとがきは8,000字ほど書く予定である。 昨夜、書き終えたところが、いままででいちばんしんどかった。要素をパズルのように組み合わせ、一本の原稿にするのは大変だ。執筆後、もう原稿を見たくない。吐きそう、体調がわるい。60日くらい寝込みたい。そう思った。ハイになっていたのか、すぐには眠りにつけず、朝5時ま

          原稿/2024年春に本を出す(第2話)

          バタバタ/2024年春に本を出す(第1話)

          2024年春に本を出す。久しぶりに、本をつくっている。ちゃんと本を編集するのは、2017年7月以来。 だからか、バタバタしている。デザイナーや校正者、印刷所とのやりとり。入稿日の確認や台割の作成。そんなことが必要であることさえ記憶から抜け落ちている。 そのくらい編集から遠ざかっていたんだなと思うと、いま本をつくることができるのは幸せなことである。少しずつではあるが、感覚を取り戻しつつあって、安心しているところでもある。 本をつくるのは楽しいことだが、同時にとても大変であること

          バタバタ/2024年春に本を出す(第1話)

          他人用と自分用

          「物語」に作用されるのが悪いのではなく、それをどう使うかが問題で、物語自体には意味などない。すべては「因果的に起こったわけでもなく、予め決定されていたことでもない。共時的で多義的な現象がたまたまそのように見えている」(福岡伸一)だけである。よくも悪くも、自分で決めて使えばいい。仮に悪いものだとしても、それが自分に合うのなら、迷わず選び取るべきだ。トリカブト自体が悪いのではなく、人間との相性がよくないだけなのである。 一貫していなくてもその都度、自分が好きなものを選んでいいで

          他人用と自分用