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Public Transportation in Cairns ~田舎ですが何か〜

【Preface /まえがき】

こんにちは、ケアンズのカズレーザーことゆずぽんです。ゆず要素どこにもないと思われるかもしれませんが、赤と黄色混ぜたら柑橘っぽい色になるじゃん?などと苦し紛れに叫んでおきますね。

以前ケアンズでのレンタカーの利用方法を解説する記事を書きまして、そこにケアンズの公共交通機関の情報なんかも前情報として載せたのですが、図らずも記事が大変な長さになってしまったので、このネタだけわけました。そしてちょっと追記しました。


【What can I get on?】

ケアンズって公共交通機関どんな感じなのかをご紹介しておきます。

【Buses/バス】

まず、ケアンズ周辺を公共交通機関を使って移動しようと思ったら、バスしかありません。
このバスがまた日本人からすると信じられないような質なんですよね。

  • バス停で待ってても手を上げないと素通りされる

  • 運転が荒い
    日本で車酔いと無縁だった人すら酔ったとよく聞きます。

  • 次の乗車場のアナウンスは無し
    ⇨自分でマップアプリ見とくか外に目を凝らしてないと降りるところがわからない

  • そもそも運転手が足りなくて来ないことがある

  • 日本よりキャッシュレス進んでるのにバスだけはいまだに現金のみ(しかも大きい額のお札は断られる。$20すらたまにダメって言われる)

こんな感じ。すごいでしょ。ストライキでバスがキャンセルになることもあります。ただ、ケアンズ郊外のエリアにとっては1時間に1本のこのバスが唯一の移動手段の人も多いので、予定通り運行はするけどお客さんから運賃を取らない、なんていうトンデモスタイルのストライキがあります。乗客である私たちからしたらこのfree busはありがたいですが、運行状況の不安定さはさすがの海外と言わざるを得ません。

観光地として人気の高いキュランダやアサートン高原、ケアンズのビーチ群の端っこパームコーブなんかまでバスは走ってはいますが、基本的にシティから30分以上かかるようなエリアへの運航は基本1時間に1本です。それが来なかったら……割と悲惨ですね。

ただ、一応バスの運行状況や現在地なんかは、こちらのアプリから確認できます。

【Trains/電車】

trainと言う概念で表される物体は存在していますが、人間が移動するのに使えるものは、キュランダへの観光列車のみ。他は全部貨物です。ケアンズで暮らし始めて一年が経ちましたが、電車が走っているのを見た回数は片手で足ります。

ケアンズからブリスベンまでロードトリップした時は、あまりに何もなさすぎて、主要道路に並走する線路に電車が来るだけでも大はしゃぎしていました。5歳児かな。でもそれも1日に貨物1本、寝台列車1本とかです。

【Do we need to hire a car?/本当に車要る?】

ケアンズは自然系のアクティビティが売りの観光都市ではあるので、送迎付きのツアーなんかも充実はしています。

ツアーではなく自分達で移動するなら、残るは車。ケアンズにもタクシーやUber driverはたくさんいますし、丁寧な人だっていますが、バス同様サービスのクオリティや時間の正確さはかなり運転手によってばらつきがあるのが正直な印象です。

  • 自分達で気兼ねなくケアンズを観光したい!

  • ロードトリップを楽しみたい!

  • 外国で自分で運転してみたい!

なんて場合は、やっぱりレンタカーが気兼ねなくていいと思います。
ケアンズは大都市ではないので、道もそんなに複雑じゃないし。迷子になる方が難しいです。

オーストラリアでの運転のハードルが低い一番の理由は、オーストラリアは右ハンドル左車線。日本と同じなんです。
私は左ハンドル右車線の国で運転したことがないのではっきりしたことは言えませんが、すーぐ脳みそがお留守になる私が混乱することは想像に難くないですね。

【Do You Wanna Hire a Car?/レンタカーする?】

ケアンズ観光なら車もいいな……と思い始めたそこのあなたのために、ケアンズでのレンタカーの借り方を解説している記事がこちらです。そう、私のバイト先。
そもそも私借りられる?お宅の車で私がいきたいとこ行ける?ってところから、返却まで網羅しました。

このお店の強みは「ケアンズ観光を満喫するための全てが提供されること」です。ぜひこちらの記事も読んでみてくださいね。飲食店に例えるなら、「地元のおじちゃんとおばちゃんがやってる小さい定食屋」です。

【Postscript/あとがき】

私にしてはかなり短い記事になりました。サクッとケアンズでの足がどんな具合なのか知っていただけたら幸いです。

あとがきらしくつらつら柑橘のフレッシュな脳内を垂れ流していきます。

ケアンズってワーホリ勢に今めちゃくちゃ人気なんですが、同時にみんな長居しないんですよね。まあそもそもワーホリ勢は旅好きな人が多いだけかもしれませんが。コロナの影響でファームジョブをしなくてもワーホリのおかわりができるようになって早二年?ほど経ちます。この条件というのが、地方の観光業の復興に貢献することなので、ケアンズでのウェイトレスの仕事なんかでもセカンドビザが取得できるんです。ただしこれはあくまでも一時的な特例措置なので、いつ終わるかわかりません。

そんなわけで、”ビザのために”ワーホリ勢に人気なのがケアンズなんです。もちろん、ダイビングなんかを楽しむ人たちもいるにはいます。でも、大半の子たちがこぞって口にするのが「ケアンズにはそんなに楽しいことがない」

で、そんなケアンズに一年以上留まってる柑橘はいつもちょっと悲しい気持ちになって、あっかんべーしながら言いたくなるわけです。

だってお前ら車ないからな!!!
自分で楽しくしようとしたんか!?

車はまあ、ケアンズを楽しむ最も簡単な方法の一つだと個人的には思うのですが、それを抜きにしても、娯楽産業から供給される、わかりやすい刺激や娯楽に振り回されることでしか楽しみを感じられないのかよ、と思わずにはいられない世話焼きズンバばばあの心の叫びでした。

今自分がいるところがつまんないと思っているなら、それはあなたが「つまらない」つもりでその環境を眺めているからです。"つまんない色"の眼鏡かけてたら、そりゃあ全部つまんないでしょうよ。

とはいえ昨今は次から次へと新しい、そして受動的なままで楽しめる娯楽に溢れてるのでね、マトリックスみたいになんかもう本体は寝たきりみたいになってただ栄養が流し込まれてくるのをアホみたいに口開けて待ってるっていうんならそれはまあその人の勝手なんですけども。

好きなものがつまんないと言われたら悲しいよね。そんなことないと思うけどな、って思うし。

てな訳で、セカンドビザのためだけだったとしても、楽しみ方はいろいろあると思うよ、ケアンズ。ズンバとか。ウーバーとか。

とちょっといじけて体育座りで食い下がったところで、今日はお暇しようと思います。

Thank you for reading.
If you don't enjoy the environment you are in now, MAKE YOURSELF ENJOY.
I hope to see you soon!


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