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How To Start English Conversation②Useful Phrases

【Preface】

Hello, Japan from Australia!
ケアンズからお送りしています、ゆずぽんのPonglishレッスン!

今回の記事では、前回のマインドセットを踏まえて、「じゃあ実際ゆずぽんはどうやって会話を進めているのか?」をお見せしようと思います。

①自分のレベルに合わせてもらうための準備表現
②会話の始め方、広げ方

こんな内容をお話ししていきます。まさに出血大サービス手の内大公開。我ながら気前良すぎて引く。
でも相変わらず脱線&エピソード多めなので、表現だけサクッと知りたい方はニーズに応じて目次から【Expression of Precaution】か【How To Start Conversation】へ飛んでください。

【Illusion of "Perfect Native Speaker"】

下の記事でもお話しした通り、私も一応(?)日本人だし、ネイティブみたいに話してるように見えても、”見えてる”だけで別にネイティブではないです

「なんでお前はときどき唐突にアカデミックな語彙をつっこむんだ」なんてAussieの上司に揶揄されることもしばしば。だからと言って語学学校で学んだイディオムを嬉々として使ってみても、「なんでそんなイディオムばっか使うん」とAussieの同僚に突っ込まれる始末。ならばと思って別のAussieから学んだ表現を別の友人に使えば、「それは使わない方がいいよ😅」と言われるし……

そこまで細やかに使いこなせるわけないやろ!!こちとら後天的に学習して身に付けたんじゃ!でもネイティブ感覚で指摘してくれてありがとう!!!

とキレながら感謝して即メモ帳に書き込む日々です。

世代とか地域でも語彙って違うもんなぁ、私が過敏になっちゃってるだけなのもあるんだろうなーとむしろおおらかになるきっかけを貰ってる気分にもなります。

万人に問題なく意志の疎通ができる「完璧な英語」なんてものは存在しない。

こんなの母語に置き換えたって同じなのにね、どうして私はこと英語になると自分に厳しくなってしまうんでしょうね。日本語でだって、「あーこの人"ニホンゴ"通じないわ」と思う時あるのに。

英語でなら”誰とでも””滞りなく”コミュケーションがとれると思ってしまう。

これは私の中に植え付けられた英語信仰とでも呼ぶべきものが、悪さをしているのでしょう。心理学で言うところのirrational belief(非合理的な信念、平たく言うなら「間違った思い込み」)てやつですね。ワーホリ生活は、こいつとの果てなき戦いだったりします。いやはやどうして、万年反抗期はどこまでいっても戦闘狂なのです。

【Why I "look like" a fluent speaker of English】

話が逸れましたね。失敬。
内心キレ散らかしているにしても、周りの人からもらう言葉や反応から察するに、私の”英語”が日本人に限らず”こなれて見える”のは確かみたいです。決して金髪だからではない……いや見た目の印象もあるのかもしれないけど……きっとそれだけじゃないはず……!もしそうならこの記事は

英会話が上達したいなら⇨ド金髪にしよう!

この1文で終わってしまう。金髪にした効能も、まあ実を言えばあるんですが、これは英語に限った話ではないので、それはまた別の機会で。
流石にこの記事をこんな結論で終わらせるわけにはいかないので、真面目に他の人との違いを言語化して見ます。

「この先の会話をスムーズに進めるための準備表現」とか、
「日本人としての心理ハードルを下げるための前置き」
「よくやる会話の流れ」

なんかを多用してるというのが理由の1つだとは思います。うまく出来ないからって尻込みして立ち止まりたくはないので、「じゃあどうしたらいいか」を「出来ない自分」前提で考えていくんです。

これで多少は会話をコントロールできますよ。ざっくりしたイメージとしては、先に「ごめんまだ英語勉強中なんだーわかりにくいとこあったらごめん!」って白旗あげちゃっとく感じです。外国の人からそう言われて会話が始まったら、ちょっとゆっくりしゃべってあげたくなるでしょ?同じことを自分がやるだけです。自分の英語がへなちょこだと認めちゃってください。絶対会話が楽になるので。
プライドが邪魔しちゃって抵抗がありますか?でも、変なプライドで「喋れる感」を出しておいて後々全然ダメってなるよりも、知らないことを認められる人の方がはるかにカッコイイと、個人的には思います。

戦場カメラマンの渡部陽一さんも言ってましたよ。

現地の人に受け入れてもらうには、彼らの言葉を0から学ぶのが一番。赤子のようにそこに住む人たちの言葉を習うことで、”敵ではありません”と言う何よりの意思表示になる

とか、そんなようなことを。原文ままではありませんけど。私は別段日々文字通りの”戦場”に赴いているわけではありませんが、教えを乞うことの効果は日々痛感しています。

言わなくても見れば日本人だってわかるじゃん、はナシ。アジア人な見た目の英語ネイティブなんていくらでもいるし、西洋人=英語ネイティブでもありませんのでね。

日本からの観光客の多いお店でバイトしていて、何度他のアジアの人を日本人と勘違いして「いらっしゃいませ〜!」と声をかけてしまったことか…🤦‍♀️逆に明らかに欧米人の見た目だけど、日本語が超絶流暢な人もいるし。

見た目で特定の言語の流暢さは測れません。ここ、テストに出ます👩‍🏫 嘘です。日常英会話にテストもクソもありません。会話が楽しめたらそれでOK。相手もその会話を楽しんでたらもう最高。拙い英語で楽しませた私最強。
このくらい図々しいメンタルでいいんじゃないでしょうか。


【Expression of Precaution】

いいかげん本題の表現を教えろこの金髪!と言う怒号が聞こえてきそうなので、ぼちぼち予防線表現をご紹介していこうと思います。

対戦系のゲームでは「手の内を明かす」ってそりゃあご法度ですが、コミュニケーションというのは対立ではなく協力によって楽しむもの。あなたがピッチャーになるとして、相手はバッターではなくキャッチャーなんです。相手(キャッチャー)のレベルがわからなかったら、どの程度の速さの球を投げればいいかもわからないですよね。だから、まず自分から「私に投げられる球種は少ないよ!」と教えてあげちゃってください。ストレートとカーブしか投げられないのに、キャッチャーからスライダー要求されたら困るでしょ。これは、相手への優しさでもあると思います。

【Let's show your cards!】

手の内明かそうぜ!というわけで、私が実際めちゃくちゃ多用している表現たちです。太字は短いしおすすめな表現です。

  • I’m still learning English so go easy on me! 
    まだ英語勉強中だからお手柔らかに!っ
    ⇨て感じ。前半だけでも十分です。

  • I’m sorry I’ve just started working here.
    ごめんなさい、ここで働き始めたばかりなんです。
    ⇨ワーホリならこれとか、下の2つの表現のどれか1つを覚えておけばバッチリです。started working hereをarrived hereとかにすると、「来たばっかり(訪問)」にもなるので、色々教えてもらいやすいです。

  • Now I’m a trainee. / I'm still in training.
    まだ研修中なんです。
    ⇨めっっっちゃ使ってた。大体の人がちょっと寛容になってくれるので。これでちょっと嫌な顔する人は急いでるか機嫌が悪いので、さっさとベテランに投げる。
    Can you take over the customer? Apparently he is in a hurry.
    (あのお客さん変わってもらえます?急いでるみたいで。)
    とかって言って。自分も含めて、みんなハッピーな選択をしましょう。

  • Actually, this is my 3rd time [to work here/ to take order]. 
    実は、[ここで働くの / オーダーとるの]3回目なんです。
    ⇨こんな感じで先に「ごめんまだ慣れてないの!」って言っちゃう。

  • Could you speak more slowly?
    ゆっくり話してもらえますか?
    ⇨もはや定番だとは思いますが、一応乗せておきます。

  • I'd really appreciate if you spoke more slowly.
    ゆっくり話してもらえると助かります。
    ⇨定番だけじゃつまらないので、だいぶ丁寧な表現も。内容は英語学習者なんですけど、これ使えるとちょっと英語できる人っぽいです。

    ただ、ケアンズではこの「ゆっくり喋って系」はあんまり役に立たなかったです……。ゆっくり言われても訛ってるから結局わからん。そんな時は、諦めてさっさと他の人に助けを求めるか、スマホに打ち込んでもらいましょう。手書きもお勧めしません。筆跡の癖強くて結果読めん。

前置き系ではなく、私がつい使っちゃうのがこの辺り。

  • Sorry to bother you.
    煩わせてごめんね。

  • Sorry for my poor English / listening / pronunciation.
    リスニング(発音)が悪くてごめん。

  • Sorry for interrupting you. 
    邪魔してごめんなさい。

  • Sorry for your inconvenience. (inconvenience:不便)

  • Sorry could you say that again please? 
    もう一度行ってもらえますか?
    ⇨シンプルにpardon?とかSorry?でもいいんですが、こっちがさらっと言えた方が丁寧なので、相手も気持ちよくもう一回言ってくれる…気がします。あくまでも体感ですが。

覚えられない!って思ったら Sorry for my English.で大丈夫です。I'mをつけた方がちょっと丁寧っぽいですが、I amって離しちゃうと「申し訳ない…」って重めになっちゃうので、そこまでしなくていいと思います。

Sorryばっかやん!!!
って思いました?おっしゃる通り、実際日本人はsorryって謝りすぎるんです。だから、できれば後半3つの「相手への感謝」を伝えるようにしてください。相手も気持ち良くなるから、個人的にはこっちをおすすめします。

  • Thank you for your patience. (patience:我慢強さ)

  • Thank you for your understanding.

  • Thank you for waiting.

感謝にもレパートリーをつけたくなったら、Thanks a lot.とか、Thanks.とか、I appreciate it.あたりを組み合わせてみましょう。
オーストラリア英語では、軽い感謝の表現として、CheersとTa.なんかがあります。この辺は繰り返しを避ける意味合いもあるようです。ただ、砕けた表現ではあるようです。

【Relieve your stress!】

出身地とか、値段とか、いきなり聞くのになんか抵抗があることってないですか?心の中にいる日本人としての私が、「そんなこと初対面の人に聞くの…?」ってちょっと怪訝な顔してる、みたいな。ないかな。

うるせぇ!!!!

って、我が最愛のLINEスタンプ「うさぎ帝国」のていこくみん(公式名です)よろしくぶった斬れたら楽なのですが、それができたら苦労しないわけで。

てな訳で、そんな「日本人自意識過剰ちゃん(失礼)」への最高なフレーズがあります。

Can I ask ~ ?
〜聞いてもいいですか?

お仕事してて一番使うのはCan I ask your name?ですね。Can I get your name?もOK。
What's your name?より丁寧です。
訳して例えるなら、「名前教えてくれる?」と、「名前は?」って感じ。
ちなみにWho are you?はアウト。「誰?」みたいな感じになります。

Can I askに、聞きたい質問を続ける場合はwh-の後を疑問文の形にしなくていいから、質問したいことがちょっと踏み込んでるかな、と思うような話題だったり、文自体が長くなりそうな時に重宝します。(文法の勉強が好きな人のためにご紹介しておくと、「間接疑問文」というやつです。いないか)

とりあえず「聞いてもいいかな、」って言い始めることができるから沈黙を防げるし、いちいちdo youかare youかとか考えなくていいので、ちょっと脳みそに優しいんです。
聞きたいことがyes/noで答えられる質問の場合は、askの後にifをつけて、そのまま聞きたいことを言ってください。ifが「〜かどうか」という意味になってくれます。

  • Can I ask where you are from?

  • Can I ask how much it is?

  • Can I ask how long you have been in Cairns?

  • Can I ask if you have a boyfriend/girlfriend?

文法を教えていた人間が言うことではないかもですが、口馴染んでる疑問文をうっかりCan I ask where are you from?って言っちゃっても別に通じるので大丈夫です。でも、それすら間違えたくない、でも丁寧に言いたい!って人には、

if I can ask?(聞いてもよければ)

この付け足しを覚えておけると精神的抵抗を減らせます。普段の疑問文の後ろに付け足すだけ。なんの変更も必要なし!
そしてこれをいうと、大抵の場合は”Of course you can!”とかって話し始めてくれるので、「私の質問しづらさは日本人特有なんだな」と実感するきっかけにもなります。

【How To Start Conversation】

ここからは実際に私が使っている表現とそれらのメリット、なんかをセットでご紹介していきます。

【Greeting to Small Talk】

まずは、挨拶からの会話の広げ方を。

オーストラリア、というかケアンズでは、こんな挨拶が一般的です。
Hi mate, how are you?
Hello, how's your day going?
Hi guys, how are you doing?

Yeah good./ Not too bad./ Fine thanks.など、返しはさまざまですが、特徴的だなと思うのは、一番よく聞く返しが

Good yourself?

なんです。And you?ではなく、Yourself? なのは面白いなと。

And you?だろうがYourself?だろうが、How are you?だろうが、相手が聞き返してくれた時は絶好のチャンス!

Yeah amazing because it’s such a beautiful day!
すごくいいよ!だってこんなにいい天気だからね!

こんな感じで、ひとまず I'm fine, thank you. 以上のことを言いましょう。

話題としてお天気はおすすめです。なぜなら絶対になくならない話題だから。「雨だけど元気!」でも、「朝から雨だからイマイチ」でも、「晴れてるからいい気分!」でも、「元気だけど外にいるには暑すぎ」でも、続けやすいんです。

これらを私が英語で言うならこんな感じになるかな。

So good though it's raining.
Honestly not good as it's rainy in the morning.
Fantastic because it's a beautiful day!
Fine but it's too hot to stay outside.

お気づきかもしれませんが、日常会話ではそこまで毎度毎度 I am とかYou areとかつけてません。あくまでも砕けた表現なのでね。

例の如くうろ覚えですが、有吉さんもどっかで言ってましたね。
「人間お天気の話ができれば生きていける」とかなんとか。

【Visitor or Local】

私が次によく使うのがこの表現。

How was your day so far?
今のところ今日どんな感じ?

直訳するとなんかぎこちないのですが、英語では会話を広げるのに最適です。さらには相手が地元の人か否かもわかる場合があるので、そこからの会話の方向性を掴みやすいんです。

もしシンプルな回答しか返ってこなくても、Are you here for vacation? とか、Do you live in Cairns? と聞けば、その人がそのエリアの人なのか、それとも何処かから来た人なのかはわかります。

【Questions For Visitors】

ここまでで相手がこの辺りの人なのか、それとも訪問者なのかわかったら、もう少し突っ込んで話を聞いていきましょう。
まずは訪問者だった場合。どこでの会話か、にもよりますが、観光地であればそこでうろうろしてる人は大抵観光客なので、こちらからご紹介していきます。

  • How’s your holiday so far?
    休暇はどんな感じですか?

  • How do you enjoy your vacation here?
    ここでのバケーションをどんな風に楽しんでますか?

  • Is this your first visit to Cairns?
    ケアンズに来るのは初めてですか?

  • Where did you go today?
    今日はどこに行ってきたんですか?

  • What’s your plan for tomorrow?
    明日は何をする予定ですか?

  • How long are you staying here?
    ここにはどのくらい滞在する予定ですか?

  • Where are you from?  
    どこから来たんですか?
    ⇨ Wow, I’ve never been there. Can I get any suggestions for me to visit? 
      うわぁ、行ったことないや。どこか行くとこのおすすめってあります?
    ⇨Oh, I’ve been there! I went to ~. 
     え、いったことあります!〜に行ったんですよ。
    ⇨Wow, that must be a long trip! How long did your flight take?
     わぁ、長旅だったでしょう!フライトはどのくらいかかったんですか?

【Questions For Locals】

地元の人だった場合は、ある意味チャンス!「ローカルならでは」の、客寄せのためではない情報が手に入ることがあります。

  • Can I ask which area you live in? 
    どのあたりに住んでるか聞いてもいいですか?
    ⇨自分の住んでるエリアの話したり、相手のエリアについて聞いたり。この辺は観光客の時と同じ。

  • Do you have any suggestions about restaurants in Cairns?
    ケアンズのレストランでおすすめってありますか?
    ⇨これも相手が観光客の時とあまり変わりません。ただざっくりした観光地より、「よく行くお店」とか、地元民ならではの情報を聞くと楽しいです。

  • Do you have any favourite place for dinner?
    上の亜種ですが、こちらの方が個人の好みを聞いているだけなので、相手もプレッシャーなく答えやすいかもしれません。お気に入りのお酒の銘柄を聞いたり、休日の過ごし方を聞いたり、バリエーションは様々です。

  • Have you ever visited Sydney? 
    シドニーには行ったことありますか?
    ⇨同じ国内の、自分が行ってみたい地域について聞いてみると言うのもアリです。日本人とは違う印象を持っていることが多いので、意外な情報が聞けたりします。

【Questions For Everyone】

ここからは、相手が何者であろうと(?)使える質問をご紹介していきます。ざっくり分けると、話題はこの2つです。会話の切り口は、例として1つずつご紹介します。

①日本について
②身につけているものについて

①日本について

  • Have you ever been to Japan? 
    ⇨Yes⇨その時の話 
     Where did you visit? How was it?
     もう少し突っ込むなら、What made you surprised the most?とか。相手から見た日本の”変わってるところ”が見えて面白いです。
    ⇨no
     この場合も大体の人が、But I would love to go there someday!とかなんか続けてくれるので、そこから広げればそんなにしんどくはないのですが、こちらから会話を続けるなら、Have you ever tried Japanese food then?なんかがいいかもしれません。sushiはほとんどの人が知ってるので。Do you like Japanese food?とかも言いやすいですね。
    あとは、Are you interested in travelling Japan?とか、未来のことを聞くのもアリです。

②身につけているものについて

  • I like your hair colour/ earrings/ shirts /tattoo by the way. 
    It looks so nice on you./ It suits you. 
    会話続けなくても普通に伝えるだけでOKなので、ハードル低いかも。 
    続けたければ、 Can I ask where you got it?なんて聞いてみるのもいいですね。お世辞は言いません。本当にいいなと思った時だけ使う。特に女性のアクセサリーとか髪色、髪型は褒めやすい。あとはタトゥーも褒めたり意味を聞いたりするかな。
    見た目に関しては、たとえ日本ではそれが褒め言葉であったとしても初対面では控えましょう。特に体型や肌の色はタブーです。小顔も別に褒め言葉にはなりません。「相手の選んだもののセンスを褒める」というイメージを持っておくと良いと思います。

2つ目の「身につけているものについて褒める」は、ケアンズに来て私自身何度も経験したことです。カフェで喋ってる時にお店のお姉さんからI like your blonde! It really suits you!とか言ってもらったり、Your earrings caught my eyes! Where can I get it?なんてバイト中にお客さんから話しかけられたり。この国では、他人に声をかけることが普通なんですよね。

一番びっくりしたのは、スーパーで後ろから私の前に回り込んで声をかけてきたお姉さん。その時はまだイヤホンで音楽を聴きながら買い物をしていたので、しばらく気づきませんでした。何か落としたかな、なんて思いながら慌てて片耳からイヤホンを外してSorry?と聞き返すと、
I just want to tell you I love your hair!!!と。

I love your kind heart😭✨!!!!

って感じでした。そのお姉さん自体もオシャレ度マシマシの魔女宅に出てくる絵描きのお姉さん(ウルスラというらしいですね)みたいで、すごく素敵でした。その時はWow, thank you so much! You made my day! I thought I dropped something. なんて言いましたが、上の返しもすればよかったなぁ。まあまたなんか出し抜けに褒めてもらえた時にはこれを使うことにします。失敗と後悔と反省と再挑戦の繰り返しですから。私も。

【Reactions】

ここでは、質問で始めた会話をさらに円滑にする相槌をご紹介します。ただ、日本人は英語圏に比べると合いの手を入れすぎるきらいがあるので、相手が話し終わったとか、自分のターンっぽくなったら入れるくらいでも十分です。

  • うんうん:Yeah / Yep / Okay / Uh-huh

  • 〜そう!: Sounds nice / amazing / great / wonderful / easy / difficult / fun

  • いいね!: Wow / Cool / Good on you / Happy for you.

  • わかるよ:Make sense / Fair enough / understandable / true

  • うわあ:Too bad./ Sorry for you./ What a waste(無駄)/ a shame(やらかした)/ a bother(めんどくさ)

  • まじか:Are you sure? / Seriously? / For sure? / Really? / Kidding me? / Are you kidding? 

それぞれの細かいニュアンスの違いには突っ込みません。終わらなくなるので。私の思うざっくりした感覚は、そのうち音声で録って貼っておきます。聞いた方がわかりやすいと思うので。(この手の追加作業は、コメントとかいいねがもらえると、すぐ調子に乗る柑橘がすぐやります笑。ちょろいです)

相槌に関しては、英語の練習がしたければ、Do you?/ Did you?/ Are you?/ Is it?なんかも挑戦するといいです。相手の英語の最初をよく聞いてないと正しく返せないので、かなりいい訓練にはなります。ただまあ、別に文法的に正しくなくてもyouかitだけ使い分けとけば全然会話は盛り上がるよ。

英検の面接対策なんかでも口を酸っぱくして言っていることですが、

わかんなかったんなら聞き返せ!
文法的に間違ってても話そうとしてる意思を示すんだ!
間違えたくないとか緊張とか、色々気持ちはわかるけどダンマリが一番の悪手だ!!!

前提はこっちです。松岡修造みたいな口調になってますが、普段はこんな言い方あんまりしません。

【Generally Speaking About Conversation】

もはやここからは”英"会話に限らず、日常的なお喋りの時に私が使っている話題と、意識していることをまとめておきました。

【Topics for small talk】

情報提供:日本食、日本観光、
自己開示:自分の出身地、今の生活、日本での生活、今いる国について
生活情報収集:相手の出身地、母国での暮らし、観光地、旅行の話、身につけているもの、髪型、子供、ペット

この辺りから適当に質問したり自分の話をしたりする練習を繰り返していくことで、「日常(英)会話」が上達していきます。

【What I keep in my mind】

  • 原則ポジティブな話を。
    ネガティブなことは、相手と共感が産めそうな時だけにするようにします。私が使うのはケアンズの暑さくらいかな笑

  • 自分の話を軽くしてから相手に投げると答えてもらいやすい
    返報性の原理というやつです。英語も自分のこと伝えてからHow about you?とシンプルに済むことが多いです。簡単。

  • 自分に興味を持ってもらえていると感じると人は話をしてくれる
    私は、「基本的にみんな話しかけられたいし褒めてもらいたいと思ってる」と思って生きてるので、人に話しかけることができて人を褒められる人になれたらある程度最強になれると思って生きてるし、今のとこあんまり間違ってると思ってないです。

  • 相手が大事にしてるもの(地元、家族、子供、ペット、アクセサリー)なんかの話を聞いたり褒めたりされて気分が悪くなる人はあんまりいない。ほぼいない。英語もシンプルで済む。これぞsmall talk。

  • 自分の話を聞いて"もらう”より相手の話を引き出して"あげる”方が実は相手を気持ちよくさせられる
    どっちが「してあげてるか」は字面から明らかですね。みんな話したいんです。だから聞ける側になれたら最強。

抽象的なポイントはこの辺。元も子もないこと言うけど、どの話をすればいいとか特に決まりもルールもないと思うんで、色々試す中で自分の得意な流れを構築していってください。私の行動原理は「先手必勝」「迎撃上等」「打て、待つな。」「攻撃は最大の防御」この辺りですね。これを邪魔してくる不安とか恐怖は、上に書いた予防線系のフレーズで緩和してあげましょう!

【Postscript】

これを全部使いこなせとか、暗記しろとか、そういうことが言いたくて作ったわけではありません。「せっかく話しかけてもらったのにいつものThank youとかしか返せなかった〜!」っていう悔しい思いを、どこか1回でも「今日はこうやって返せた!」とか、「私がこう言ったら相手が笑ってくれた!」とか、成長、成功体験をしてもらいたくて作りました。

全体的に日本人は、減点方式、完璧主義、理想主義、正解主義が強いから、それで自分の首をしめてると思ってます。私ももれなくその一人でした。正しく喋れないなら恥ずかしいから喋らない、とか、うまくできないならカッコ悪いからやらない、とかそんな感じの価値観を持ってた。でも、それやってる限り何も成長しないんですよね。千と千尋の坊みたいに、安心安全なクッションの中に埋もれて、ぬくぬくぶくぶく太っているだけ。坊のとこには千尋と銭婆が現れて、「おんも怖くなかったよ」ってわからせてくれたけど、みんなはそもそも英語しゃべりたい!なんて、「めちゃくちゃおんも」まで出てきてる勇者なわけですよ。(坊と比べんなよって話だけど)せっかく「英語の世界」を冒険してるんだから、少しでもそれを楽しんでほしいし、でもいきなり大きいことは怖すぎるのもわかるから、ちょっとずつ、「できた!」を重ねていってほしい。そしたらいつの間にか、案外高いとこまで登れてたりするから。

そんな感じの思いでこれ書いたので、ちょっとでも伝わってると嬉しいです。思い込めすぎて重い気もするけど届かないよりマシだと思ってこのまま投稿します。ここまで読んでくれて本当にありがとうございました。読んでくださった方の英語に対するイメージカラーがほんのちょびっと、カラーコード1つ分だとしても明るくなってると嬉しいです。

③では、発音と表現が未熟だって、自分の英語で相手を笑かすことはできるよ!ということで、英語力よりユーモアに振ってお話していきますので、お楽しみに!

Thank you for reading.
Hope to see you soon!

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