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読書日記「これからのDX(デジタルトランスフォーメーション)」(内山悟志 著)

5月付けで、PMOというプロジェクト支援組織に異動となった。DXやアジャイルについて全社の窓口組織でもあり、DXってよく知らんねんけどなみたいな感じだと追い出されると思い、この本を読むことにした。習得できたことは、以下のような感じ。

1.DXはIT化と違う

DXは、次世代のIT化のこと?AIやIoTを推進していくこと?なんて思ったが、DX=「企業がデジタル技術を活用して製品・サービス・ビジネスモデルを変革する」こととのこと。

2.DXの実践(2つのイノベーション)~「両利きの経営」

・漸進型イノベーション(進化)→既存事業の改良

・不連続型イノベーション(探索)→新しい事業や市場を開拓する

3.日本型企業でのDX推進するには?

日本企業はトップダウンで進めるより、ボトムアップが得意。全員で進めていこう!「リーンスタートアップ」(小さな取組)から始めよう。

4.DX推進体制

タスクフォースで実現可能か?DX専用組織が必要か?事業部にDX推進組織を置くか?といった体制が考えられ、全社的な推進が必要。

 5.DX推進の投資判定と進め方

構想化→PoC(コンセプト検証)→PoB(ビジネス検証)→本番といったフェーズでチェックポイントを設け実施・続行の可否を判断とのこと。

6.最後に(感想)

わずか150ページ程度で、DXの導入についての概要を知ることができ大変有益な本でした。DXの事例を色々収集してどんなことができるか、考えていきたいです。

又、折に触れて読み返したいと思います。

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