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【アラサー女子】友人と占いに行った時の話。婚活の行方。

昨今、世間では占いブーム。テレビや雑誌でも芸能人や一般人を占う番組をよく見かける。そりゃ勿論、今を生きるアラサー女子が占いを好きじゃない訳がない。

占いたい、占ってもらいたい、と思うのは、どんな時だろうか。気になっている人がいてその人との相性をみたい、転職するタイミングはどうか、結婚はいつでどんな人か、、、
理由はそれぞれだが、見えない未来を知って安心したいからではないだろうか。


随分前の話になるが、友人のA子と占いに行こうという話になり、地元で当たると有名な占い師がいたため、連絡を取り占ってもらった。
占いの動機はA子の恋愛問題である。A子は今の彼との恋愛で悩んでいた。アラサーの私たちの周りでは第二次結婚ブームが巻き起こり、家族からも結婚の言葉がよく出るようになった。特にA子は実家の家業を継ぐか継がないか問題の渦中にいて、嫌でも意識しなければならなかった。

A子の悩みは「彼は結婚どころか、そもそも私を本当に好きか分からない」だ。

え!?そもそも!?
私としては、そんな気持ちが分からない人と付き合ってられないわ!という意見ではあるが、A子には彼が好きだからできるだけ一緒にいたい、という想いがある。女心だ。

「別れた方がいいとは思う。でも、彼との未来があるのなら、、、」
そんな不確かな気持ちを確信にしたくて、占いに行くことになった。誰かに背中を押してもらいたい気持ちはよく分かる。


占いにも色々な種類がある。例えば朝の情報番組の星座占いや(牡羊座12位多くない!?)、誕生日占い、霊能力で透視する占いなど。
地元の占い師に占ってもらったのは、算命学と言い生年月日と名前から統計的に占ってもらう方法だった。A子は自分と彼の情報を渡した。

占い師「う〜ん、お互いのテンションが同じで相性は悪くないね。ただこれは言いにくいけど、彼は生まれ持って悪い星。一緒にいない方がいい」

A子・私「え!!!」

A子「別れた方がいいんですか、、、?」

占い師「あなたの人生を表すグラフでは、大きな別れが表示されている。きっと今の彼とは別れることになる」

A子「……」

「(やっぱり別れた方がいいんだ…)」

占い師「poneriさんは、お付き合いしている人はいないんですよね。あなたは来年か再来年に結婚と出てます。」

「え!本当ですか!?じゃあそろそろ出会いがあるんですね!?」

占い師「あなたが行動すれば出会います。」

そうして私は婚活に励むのであった。

ちなみにA子は彼と続いたまま。
占いは後押しや道標にもなるが、結果によっては受け入れたり受け入れなかったり。結局は自分が決めた道を歩むんだよな、そう思った。

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