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ポンデベッキオnote:人生

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人生や社会、世代や地域に関する記事のまとめです。
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2023年1月の記事一覧

元気ハツラツ団塊世代

日本の中心にいるのは誰か?それは未来を担う子供達でも社会で戦う現役世代でもない。そう高齢者となった団塊世代である。 団塊の世代は70代を迎えた今でも元気ハツラツ、毎年のように雪山に特攻し安全志向に凝り固まるZ世代に”挑戦することの大切さ”を教えてくれている。山岳救助隊の皆様本当にお疲れ様です。 仕事の世界においても定年後も嘱託や会長、アドバイザーなどのポジションにつき、口では”俺の出番は終わったよ”と笑いながら、子飼いだった手下社長を毎週のようにzoom会議やteam会議

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大和魂スイッチと一億総火の玉ジャパン

日本人には古来より大和魂スイッチがある。これは令和の現代においても変わっていない。そのスイッチは滅多なことではオンになることはないが、一度大和魂スイッチが押されると、日本人は一億総火の玉となり一つの目的に向かって走り出す。 大和魂スイッチがオンになるときは国家が大ピンチになった時である。幸いなことにロスジェネ世代の筆者が過ごした平成は、国民全体が大きなピンチに巻き込まれることはなかった。阪神大震災や東日本大震災は多くの国民を失う国家的大惨事であったが、日本全土の国民が被害者

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”あきらめること”の大切さ

あきらめることは新しいことを始めるのと同じぐらい大切だ。しかしあきらめるという行為にはどうしてもネガティブな印象が付きまとってしまう。 夢を諦めないで努力し続けることは尊いことであるが、人生でどうしてもできないことは沢山ある。やりたいこと全てをこなすなんていくら睡眠時間を削っても不可能だ。新しくやりたいことがあるなら、今やっていることをスパっとあきらめることが必要になる。それによって得られた時間やモチベーションが新しいことへ挑戦するためのエネルギーになる。 新しいことを始

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なぜ人は東京に引き寄せられるのか?

年収1000万がいかに凄いかのnoteを書こうとするも、自身が年収1000万に遠く及ばないために中々筆が進まずに悪戦苦闘している時、マシュマロにこのようなメッセージが届いた。 以前に無尽蔵に成長し続ける東京と、東京に流れる人を少しでも引き留めようと悪戦苦闘する大阪に関するnoteを書いたが、筆者の友人たちの中にも就職を機に大阪から東京へ旅立った者も多かった。彼らは年々大阪へ戻る機会が減り、子供が産まれて以降は年末年始ぐらいしか帰阪することがなくなっている。 昭和の時代は遠

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社会の建前と本音

社会や人々は建前ばかりで本音をなかなか言いたがらない。 お金持ちは庶民に「お金が全てじゃないよ」、既婚者は単身者に「結婚は人生の墓場。独身貴族が一番気楽だよ」、子持ちは子無しに「子育てって本当に大変。無理に作らなない方が人生幸せかもよ」と言う。 これら持てる者たちの自虐はほとんどの場合が建前である。世の中で一番恐ろしいのは妬み嫉みである。なので上手くいってる人ほど大変大変ああ大変、と自虐して不幸アピールする。幸せ自慢をして持たざる者に怒りを感じさせてはマイナスである。社交

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一枚岩になれないロスジェネ氷河期世代

ロスジェネ世代がついにアラフィフに突入し始めたことにより、50代の”チャイルドレス”、生涯小無し率が3割に到達したことに関して書いた前回の記事に非常に多くの反響を頂いている。 圧倒的な”数”の力でこれまで日本の政治や経済の中枢に居座った団塊の世代が令和になり高齢者となった。十数年後に彼らが退場した後、その席に座るのがロスジェネ氷河期世代となる。 バブル崩壊により就職で躓き、その後に訪れた終わりの見えない失われた30年……バブル期の後始末を背負わされ、”ロストジェネレーショ

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長すぎる人生のエンドロール

バブル崩壊後の負の遺産を背負った巨大な祟り神であるロスジェネ世代がアラフィフに突入し始めている。有効求人倍率が50%~70%という恐ろしい時代に新卒一括採用の現場に放り出された氷河期世代は、金の卵と言われ持て囃されたバブル世代とは比べ物にならない過酷な就職戦線にさらされ、多くのものがレールの上からはじき出されてしまった。 男性の年収は既婚率に強い相関性がある。金がない男は結婚できないのだ。女性の社会進出がこれだけ進んだ令和においても、数字は正直なもので依然として男には家計を

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大阪人から見た男女平等パンチ

先日の『逆襲の男らしさ3.0』記事において、「強くて守ってくれるけど決して偉そうな態度はとらない男」という女性にとって理想的な男らしさ2.0を持つ男性の時代から、「平時は強くて優しくて守ってくれるけど、裏切った時は法の範囲内で徹底的に報復する」という男らしさ3.0を身に着けた男性の時代が到来するのではないか?と書いた。 しかし現実はさらに先に進んでいた。退化していたと言っても良いかもしれない。既に化石として失われたはずの「女は殴ってわからせる」という原始の男らしさ0.0リバ

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失敗を積み上げよう

アラフォーまで生きてきて確信していることである。若いうちにたくさんの失敗を成し遂げた人ほど人生は豊かになる。 若者の失敗は社会もある程度は許容してくれるし、笑い話で済ませてくれる。さらに失敗談を話せば先輩たちが様々なアドバイスを無償で提供してくれる。まさに10代20代は失敗経験を積むには絶好の期間なのだ。 賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶという言葉があるが、ほとんどの人間は賢者ではないので経験してみないと学べないのが現実である。ネットで二次情報を集めていても実際にやってみ

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村勇者の転落と不戦敗の時代

インターネットが大衆化する以前の時代、彼らはまだ世の中に存在していた。そう村勇者である。 彼らは特定の分野で秀でた才能を持ち、地元で尊敬されるものたちだ。学校、部活、学習塾、学生社会人サークル、職場、習い事教室、道場、ジム、ゲームセンター、カラオケ店、ビリヤード場。様々な場所にそこの勇者がいてまわりから尊敬を集めていた。 今からは想像もできないだろうが、ネットが発達する以前の時代の情報源といえば雑誌や新聞、テレビなどしかなく、今の100分の1程度の二次情報しか手に入れるこ

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ツーブロックゴリラはなぜホモソーシャルの勝者なのか?

陰キャの集会所ツイッターで天敵として日々恐れられている存在がある。そうツーブロックゴリラである。 ツーブロックゴリラはラグビー部やアメフト部などバッチバチの体育会系で活躍し、社会人になって以降もジム通い日サロ通いを欠かさず、持ち前の体力と筋力とコミュ力で、学生時代から社会人に至るまで常にホモソーシャルの中で先頭集団で走り続ける強者男性たちのことである。髪型はもちろん強者の象徴ツーブロックだ。 学生時代のコンプレックスからかモテばかりが重視されるツイッターでは女を殴ってそう

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