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大阪人から見た男女平等パンチ

先日の『逆襲の男らしさ3.0』記事において、「強くて守ってくれるけど決して偉そうな態度はとらない男」という女性にとって理想的な男らしさ2.0を持つ男性の時代から、「平時は強くて優しくて守ってくれるけど、裏切った時は法の範囲内で徹底的に報復する」という男らしさ3.0を身に着けた男性の時代が到来するのではないか?と書いた。

しかし現実はさらに先に進んでいた。退化していたと言っても良いかもしれない。既に化石として失われたはずの「女は殴ってわからせる」という原始の男らしさ0.0リバイバルがツイッターで爆発していたのだ。新成人が未来へ向けて歩み出す成人式の日でもツイッターは平常運転だ。

事の発端は『男女平等パンチ』と呼ばれる動画である。調子に乗ってヤカラっぽい男に殴りかかった女が男のパンチ一撃で綺麗に失神するその動画は、粋がった女が気持ちよく倒されることからスカッとミソジニー動画として、ツイッターでチー牛や非モテと揶揄され女から迫害されてきた男性陣を中心に多くの称賛を集めバズった。

その結果、筆者のタイムラインは様々な男女平等パンチが溢れるカオスな状況になり思わず笑ってしまった。もちろん先に手を出した女が悪いといえば悪いのだが、女にガチパンチする男もあまりに大人気ない。

しかし一昔前に世間で共有されていた「男が女をどんな理由が会っても殴るのは良くない」という規範からあまりに逸脱したスカッとミソジニー意見がこれだけ多数を占め、女の子が可哀そう、男が最低、といった従来多数派だったはずの意見が押され気味であることに驚かされた。ツイッターならではの面も大いにあるだろうが、明らかな時代の変化を感じざるを得ない。これほどまでに男らしさ2.0を押し付けられ、尚且つ異性関係で冷や飯を食わされてきた一部男性陣に鬱憤が溜まっていたということなのか。 

男女論を絡めた男女平等パンチのことな今日既に白饅頭先生が詳しく解説されていたので、今回は大阪生まれ大阪育ち、悪い奴は大体友達の筆者が大阪人から見た男女平等パンチについて詳しく書いていこうと思う。

まず筆者の男女平等パンチ動画に関する感想は『男も女もアホやな笑』というものだ。

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